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イタリア:大手トレントサイトBTjunkie、全ISPからブロッキングされることに

以下の文章は、TorrentFreakの「Italian Court Orders All ISPs to Block BTjunkie」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Italian Court Orders All ISPs to Block BTjunkie
著者:Ernesto
日付:April 21, 2011
ライセンス:CC BY

本日、イタリア法定はすべてのISPに対し大手BitTorrentサイトBTjunkieへのアクセスをブロックするよう命じた。以前にも、The Pirate Bayに対し、同様の措置がとられている。検察官は、BTjunkieを最大規模のパイレート・ヘイブンの1つだとして、同サイトがイタリアのペイパービュー型テレビ局Dahlia TVの終了の一因となったと非難した。Dahlia TVは先月、経営破綻している。

BTjunkieはサルディニア島カリアリの検察官(public prosecutor)の命令により、イタリアで「検閲」されることになった。もうじき、イタリアのISPから同サイトのIPアドレスおよびドメインへのアクセスはできなくなり、ユーザのアクセスはブロッキングされる。

地元当局は、BTjunkieが同国で最も訪問されているBitTorrentサイトの1つで、イタリアから1日に50万のユーザがアクセスしているという。当局によると、同サイトは音楽や映画(のトレント)のダウンロードに加え、イタリアのトップサッカーリーグ-セリエA-の試合をストリーミングしていたという。

この裁判所命令は、Guardia di Finanza (GdF:財務警察)の調査に続いて決定され、オペレーション「Poisonous Dahlia(毒ダリア)」の管理下に入った。このオペレーション名は、3月の財政破綻により閉鎖したペイパービュー型テレビネットワークDahlia TVに由来する。とりわけ、Dahlia TVは、セリエAの試合を生中継していた。

検察官は、BTjunkieがDahlia TVの中継をライブストリーミングで提供しており、それが破綻の一因となったという。しかし、これは誤解のようである。BTjunkieは通常のトレントインデックスサイトで、ストリーミング配信などは行っていない。

TorrentFreakは、BTjunkieオーナーにコンタクトをとり、話を伺った。彼はどのように反応すべきか、ブロッキングを回避する方法はあるのかについて考えているという。しかし、今回の命令について上訴するつもりはない、と話す。

「イタリアの司法制度に失望しました。私たちは、イタリア人の通信の権利のためにベストを尽くします。現時点では、他の人気トレントサイトを利用しつつ、イタリアからBTjunkieにアクセスする方法についてTorrentFreakが記事にするのを待ってて欲しい、としか言えませんが。」

イタリアでアクセスが遮断されたのは、BTjunkieが初めてというわけではない。2008年夏、The Pirate Bayに対する同様の裁判所命令により、初の『検閲』が行われ、数百万のイタリア人が世界最大のトレントサイトへのアクセスを遮断された。

その際、The Pirate Bayは、判決を不服として控訴し、控訴審では勝訴した。ベルガモ法廷は、国外のウェブサイトを著作権侵害の疑いにより検閲することはできないと判断し、ブロッキングは解除された。しかし、それもつかの間、当局はさらに控訴。

最高裁はこのケースをレビューし、ISPに、BitTorrentサイトがイタリア国外でホストされ、イタリア人が運営していなかったとしても、当該BitTorrentサイトのブロッキングを強制しうるとの判断を示した。最高裁判決によると、著作物にリンクするトレントファイルを提供するサイトは、犯罪活動に関与しているのだという。

このような前例は、BTjunkieオーナーが検閲と戦うことを選んだとしても、その道のりは、全く望みがないわけではないにしても、極めて困難であることを意味する。The Pirate Bayのブロッキングを受けて、一部の有志がThe Pirate Bayにアクセスできるプロキシサイトを作ったものの、結局、このサイトも当局によりシャットダウンさせられた

「public prosecutor」を「検察官」と訳したのだけれども、別の適切な訳語がありそう。

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イタリア、スペイン:慈善基金を巻き込んだ音楽著作権問題

以下の文章は、TorrentFreakの「Music Piracy Controversy Surrounds Charity Fund Raising」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Music Piracy Controversy Surrounds Charity Fund Raising
著者:Ernesto
日付:May 10, 2009
ライセンス:CC by-sa

イタリアでは、アーティストやミュージシャンたちが、最近発生した地震の被災者のためにチャリティソングを制作し、スペインでは、アーティストたちが深刻な病気を患った少年のための基金を設立するためにパフォーマンスを行った。いずれのイベントも、音楽産業のロビーグループのおかげで、著作権論争に巻き込まれることとなった。

今年4月、イタリアのラクイラを襲った地震は、数百名もの犠牲者をだし、数万の人々が家を失った。被災した人々を援助するため、様々な、そしてたくさんの募金イベントが開催されている。その中に、56名のアーティストやミュージシャンが共同し、『Domani 21/4.09″( Tomorrow 21/4.09)』と題された楽曲を制作するというものがあった。レコーディングから3日の間は、その6分間の楽曲の収益が、地震の被災者を助けるものとなるだろうと思われていた。

こうした取り組みが被災した人々を助けるためであることを考えれば、その楽曲をできるだけ早く店舗に並べ、それによってその基金が最も必要としている人の手に渡ることが望ましいということは疑いないだろう。しかし、イタリア音楽産業は、P2Pを叩くことができるとなれば、その機会を逃す手はないと考えてしまうようだ。

Domani 21/4.09は、その他(全て)の楽曲同様に、既にP2Pネットワーク上に流れている。イタリアからRIAAへの回答は、早急にこれを活用せよ、ということなのだろう。イタリアの2,500の音楽製作・流通企業を代表するFIMI(Federazione Industria Musicale Italiana)は、そのリークを即座に批判し、ファイル共有ユーザがこの楽曲をダウンロードすることは、本質的にチャリティにお金を出すことを避けようとすることであると主張した。私にはにわかには信じがたい主張なのだが。

チャリティにお金を出そう、その運動をサポートしようという人は、そうするだろうし、それを望まない人はそうしないというだけなのだが、ある種の人々にとってはこれは格好のプロパガンダの材料になるのだろう。我々はこれまで「1曲ダウンロードされれば、1曲分の損失を生む(ワンダウンロード・イコール・ワンロストセールス)」という信じがたい主張を聞かされてきたが、「1曲ダウンロードされれば、チャリティへの募金が1回分失われる」という主張を聞かされるのは、初めてことになるだろう。

「現在、たくさんの楽曲やビデオのコピーがP2Pネットワーク上で利用可能であり、その数十倍もの違法ダウンロードが行われてます。」とFederation Against Music Piracyの事務局長Luca Vespignaniは言う。更に、Vespignaniはこの問題を更に拡大させるため、現在の状況をイタリアのGuardia di Finanzaに説明しているのだという。「今回のケースでの損害は、単なる音楽著作権の侵害を越えて、チャリティに対して損害を与えているのです。」

一方、イタリアから西に移ってスペインでは、アグレッシブな著作権団体Spanish General Society of Authors and Editorsが時代遅れの小細工を画策している。『チャリティへの損害』どころではない奴をね。昨年12月、SGAEが著作権使用料を支払わずに結婚式がおこなわれているという証拠を集めるために、その結婚式に違法に潜入した、と我々は報じた。このトラブルにより、SGAEは82,000ドルの罰金を支払わされることとなったが、同団体は更にどうしようもないことをしている。

Juanma López Fenoyはアレキサンダー・シンドロームと呼ばれる変性脳疾患に苦しむ若者である。Juanmaが渡米し治療を受ける資金を集めるため、チャリティコンサートが催された。出演したアーティストたちは手弁当で出演した。コンサートは4月25日に開催され、チケットセールスは56,000ユーロ(75,000ドル)にも上った。

もちろん、SGAEは著作権料を支払えと、きっちり彼らの分け前10%を要求した。SGAEに対する批判が起こると、同団体は彼らの行為は、誰であっても支払いなく勝手に著作物を利用することを認めない著作権法に乗っ取ったものであるという声明を発している。しかし、そうしたSGAEのスタンスが一般に知られるところとなり、SGAEの非情さに対する反発は同団体が無視するにはあまりに大きいものとなった。

SGAEはこうした批判を受けて、同団体は収益の10%を徴収するが、それと同額を自発的に同基金に寄付するという声明を出し、うまく相殺することを図った。

遅くてもしないよりはまし(Better late than never)とは言うが、SGAEが慈善的な寄付を行うのであれば、批判を浴びるより先に、進んでそうする方がもっと好意的に見てもらえただろうに。我々TorrentFreakは、人々がP2Pダウンロードをしていようがしていまいが、地震被災者基金への寄付を行っていると信頼しているし、そうした人々が悪魔化され、こうした著作権団体によって圧力をかけられる筋合いはないと信じている。

寄付に関する詳細はこちらから。

イタリア、フランスの『スリーストライク』モデルに従う方針

以下の文章は、TorrentFreakの「Italy to Follow French 3 Strikes Model for P2P」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Italy to Follow French 3 Strikes Model for P2P
著者:Ernesto
日付:January 21, 2009
ライセンス:CC by-sa

2008年の海賊行為状況におけるハイレベルな議論を終え、イタリア政府はその問題に関して、フランスと協力関係を持つという協定にサインすることをアナウンスした。オンラインでファイルを共有するユーザが懸念を抱くであろうこの決定に関して、文化相Sandro Bondiはイタリアは「フランスモデル」に続くことになるだろうと述べている。

2003年、Silvop Berlusconi政府は、欧州でもっともアグレッシブな著作権法をいくつか通している。しかし、結局のところ、当局はエンターテイメント産業からの要望をサポートする形ではそれを受け入れることはなかった。さらに2007年1月、ローマ最高刑事裁判所は、インターネットから映画、音楽、ソフトウェアをダウンロードすることは、それが営利を目的としていない場合には、犯罪とみなすことはできないとした。これはIFPIやMPAAといった団体のとりうる選択肢を狭めるものであった。

そして、2009年の今日、この状況は急速に変化している。世界の多くの国々と同様に、エンターテイメント産業は個々のファイル共有ユーザを追跡することをほぼ放棄したが、新たにISPにフォーカスを当て、エンターテイメント産業のために海賊たちを取り締まるよう圧力をかけようとしている。

2008 年10月、音楽産業、映画産業、ISPとの協力関係を促進するためのテクニカル・ラウンドテーブルがイタリアにて開催された。その基本的議題の1つに、 P2Pネットワーク上の海賊行為に対処するための『3ストライク』または『段階的レスポンス』の実装についての議論が含まれていた。

欧州では、フランスはこの『問題』に対する最も強硬なアプローチをとっており、もしこれが実装されることになれば、多くのイタリア市民が、自らの国がサルコジの著作権エンフォースメント・ビジョンにリードされるかもしれないという懸念を持つことだろう。

THRの報道によれば、昨日、イタリアの文化相は、フランス当局とパイラシー問題における提携についての協定を結んだという。さらに、イタリアでの将来的な法制化の可能性について、文化相のSandro Bondiは、イタリアでの法律は「フランスモデル邦訳)に従い」、著作物に対する厳格な保護、コントロールが規定されることになるだろうとしている。

我々が以前に報じたように、「3ストライク」レジームのプランは、既にイタリアにて映画産業によって喧伝されている。ベニスで開催された会議で、MPAA会長Robert Risanoは「おそらく、最初は電子メールによる警告が、次は当該アカウントの減速、そしてそれでも止めないとなれば、そのアカウントは停止されることになるでしょう。」と述べている。

『フランスモデル』に続くという今回のアナウンスや、そして、以前にもSandro Bondiが、海賊行為への戦いが政府にとってプライオリティの高い問題であると公式に言及していることを考えても、エンターテイメント産業はその目的の達成に近づきつつあるようだ。もちろん、その目的とはイタリアだけの話ではなく、欧州諸国邦訳)、さらには世界中の国々(邦訳)をターゲットとしている。

イタリア:The Pirate Bayへのアクセスブロックは違法、ブロック解除へ

以下の文章は、TorrentFreakの「Pirate Bay Wins Court Case, Italian Block Lifted」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Pirate Bay Wins Court Case, Italian Block Lifted
著者:Ernesto
日付:September 25, 2008
ライセンス:CC by-sa

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The Pirate Bay、イタリアからのアクセスブロックに対して法的措置に出る

以下の文章は、The Pirate Bayの「The Pirate Bay Appeals Italian Blockade」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:The Pirate Bay Appeals Italian Blockade
著者:Ernesto
日付:August 20, 2008
ライセンス:CC by-sa

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