2008年05月03日

ファイル共有の広告効果を叫ぶ人たちは確かに存在する。しかし、そうした効果は一般化できるほどに肯定できるものではないし、かといって全くないと否定できるものでもない。それを判断するためには、そのものがどのような形態であるのか、そのための目的はどの程度達成することができるのか、という部分を考慮せずして語ることはできない、つまり、そうした効果は領域限定的なものであり、過度に一般化することも、過度に否定することもナンセンスだと思っている。
そんな前置きはともかくとして、O’ReillyのHead Startという書籍のシリーズの著者たちが、自身の書籍がThe Pirate BayをはじめとするBitTorrentサイトを介して共有されている、という現状をみずからの書籍のプロモーションになる、と考えているよ、というお話。
原典:TorrentFreak
原題:Book Authors See BitTorrent As a Promotional Tool
著者:Ernesto
日付:April 28, 2008


The Pirate Bayに関連する訴訟の中で、IFPIはアーティストが被った損害として
先日、4枚組みのアルバム『Ghosts』を

RIAAに代表されるメジャーレーベルたちは、これまでP2P企業に対し、アーティストを守るためだとして訴訟を起こし、勝利を収めてきた。その過程で彼らは莫大な和解金を獲得しているのだけれども、どうやらそれがアーティストたちの手元には届いていないようだよ、というお話。確かにこれまで和解金の著作権侵害の補償として受け取ったというアーティストの話は聞いたことがない。もちろん、一部には支払いがなされたアーティストが存在するのかもしれないが、現在一部アーティストのマネージャーたちは、一銭たりとも支払われてはいないと不満の声を上げているという。そして、すぐにでも支払いがなされなければ、訴訟も検討しているという。
Flashbulb、別名Benn Jordanというミュージシャンは、Appleに対して怒りをあらわにしている。彼は、自身の最新アルバムが無断でiTunes似て販売され、そして彼の手元には1セントすら入ってきていないという。彼はその怒りをBitTorrentで彼の最新のアルバムをリリースするという方法で発散させることにしたようだ。しかし、彼はこれを無料の配布と考えているわけではなく、あくまでも、気に入ったら購入して欲しい、というプロモーションなのだという。これをきっかけに、彼は既存の音楽ビジネスのあり方、アーティストとしてのあり方、彼自身のBitTorrentサイトの利用、海賊行為について、彼の考えを述べているよというお話。


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