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ルイジアナ州立大学、学内の違法ファイル共有ユーザに50ドルの罰金

以下の文章は、P2P Blogの「University starts to fine students for file sharing」という記事を翻訳したものである。

原典:P2P Blog
原題:University starts to fine students for file sharing
著者:Janko Roettgers
日付:July, 2009
ライセンス:CC by-nc-sa

確かにRIAAはファイル共有ユーザに対する訴訟を中止したのかもしれない。しかしそれは、あなたのメディア消費習慣からお金を奪い取ろうとする 人がもういなくなったということではない。ルイジアナ州立大学の学内紙Daily Reveilleによると、同大学は8月1日より、学内ネットワークにてファイルを共有している学生に対して、50ドルの罰金を科すのだという。記事より。

「ITプランニング・コミュニケーション担当職員のSheri Thompsonは、RIAAからの警告状を受け取った学生は、一般的には4,000ドル程度支払わされるのだと言います。(…)『50ドルは4,000ドルに比べれば安いですし、そこまでの痛手ではありません。50ドルと4,000ドルとでは学生達の生活に与える影響も異なったものになるでしょう。』とThompsonは言います。」

もちろん、RIAAが大量訴訟戦略を断念した半年後に、この大学は罰金を科し始めようというのだから皮肉なものだ。

この記事によるとルイジアナ州立大学は2008年に200通のDMCA通知を受け取ったとある。つまり、この大学がファイル共有ユーザを追い込むことで10,000ドルの利益を上げるかもしれないということだ。必ずしも危機的な予算の問題を解決するものではないだろうが、これは確かにちょっとしたボーナスに成るだろう。

まぁおそらく、この大学がファイル共有に関するリソースを得るために、SlyckやZeropaidにリンクを張る必要はもうなくなるんだろうね :)。

というか、実際のところどうやって取り締まるつもりなんだろう?元の記事によれば、「違法に」ファイルを共有していた場合に罰金を科すことになっている。まぁ、脅しのつもりなんだろうけど…、このやり方に何か問題をはらんでいそうな気もする。というか…

Thompson said the RIAA monitors ports to see if they have left any music files that belong to the RIAA open to the public.

“When you transfer files, they’re called packets, and these packets can be identified as to what they are,” Thompson said. “Usually it’s through things like BitTorrent, or through LimeWire, or any other things that are shareware, where people put up stuff illegally or make it available illegally.”

Daily Reveille - Illegal downloads fine begins August 1

んー、RIAA(というかMediaSentry)がやっていたのは、特定のコンテンツに接続しているユーザのIPアドレスの記録であって、通信の内容じゃない。LSUもMediaSentryを雇ってRIAA同様の監視をするというのだろうか。それとも通信の内容を見るとでもいうのだろうか。さらにいえば、権利者でもないのに、その行為が違法であるかどうかをどう判断するのだろう。

また、P2P Blogの記事では年間200通のDMCA通知とあるが、元記事によれば2008年以降減少しているようで、今は「大体100くらい」なのだとか。でも大学はこの数を非常に多いと考えていて、学生にとって過剰に負担にならない程度だが、ファイル共有を思いとどまるであろう額として50ドルを設定したとのこと。Thompsonは、著作権侵害が起こる度に大学側にコストがかかっており、それが重荷になっているという。集められた罰金の使途については明かされていないが、その補填にでも当てるのかしら。

ちなみに、たとえ大学側に罰金を支払ったとしても、その著作権侵害をRIAAからとがめられた場合、特に大学側が身代わりになってくれる、助けてくれるというわけでもなさそうだ。元記事では、過去の著作権侵害をRIAAからDMCA通知を送付されたケースについて書かれているのだが、それは将来の著作権侵害なら別、というわけでもないだろう。

まぁ、RIAAが訴訟戦略を止めたおかげで、できることなのかもしれないけど。

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米国:キャンパスネットワーク内での海賊行為の抑制にかかるコストは?

以下の文章は、TorrentFreakの「Tackling College Piracy: At What Cost?」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Tackling College Piracy: At What Cost?
著者:Ben Jones
日付:October 22, 2008
ライセンス:CC by-sa

高等教育機会法2008(Higher Education Opportunity (HEO) Act of 2008)は、米国の単科大学、総合大学に対し、回族行為を抑制するための措置を執り、著作物をファイル享有ネットワークで共有する学生を追跡することを求めている。最近の調査によると、こうした海賊行為対策に費やされるコストは、大学ごとに年間35,000ドルから500,000ドルにまでなることが明らかとなった。

大学がキャンパスネットワーク上で海賊行為を抑制するための手法に関しては、我々の『Tackling College Piracy』シリーズにて解説を加えてきた。そしてこれら手法のほとんどが、技術的に効果は薄く、心理的なレベルでのみ効果があり得るというものであった。「技術的アプローチ」の主な問題は、許可されたネットワークトラフィックと、許可されていないネットワークトラフィックの区別が不可能であるという点にある。にもかかわらず、これらのアンチパイラシーへの取り組みは非常に金がかかる。

Campus Community Projectの調査によれば、まず第一に、違反の申し立てに対応するために膨大な時間が費やされるということがある。IT担当者一人がこうした作業にかける時間は、年間で平均すると私立大学の場合620時間、公立大学では750時間となる。私立大学でより短い時間となっているのは、一般的にはそのサイズに由来するのだろう。サイズが小さいということは、検索する人数も少なく、従って通知の頻度も低いのであろう。

全体的には、多くの人が予想する以上に、大学が必要とするコストは大きい。こうした著作権侵害通知に対する対処のために-直接的、間接的に-費やされるコストは、大学ごとに毎年350,000ドルから500,000ドルにも上るという。そのコストとは裏腹に、米国の教育の質は既に疑問視されている(最近では、3rd Presidential Debateにて大統領候補者のBarack Obamaが言及している)。こうした点において、著作権侵害に対処するために要されるコストは無意味である。

同調査によれば、公立大学の25%がCopySenseのような技術的フィルタリング方式を採用しているという。以前に述べたように、そうした手法はかなり不正確で、ほとんど機能することはない。ミズーリ理工大学が行なっているようなP2Pアクセスに関連した教育的手法は、ほとんど一般的ではない。むしろ、大半の大学は、単に海賊行為を行なった学生をネットワークから排除し、復帰させて欲しければ二度とそうしたことは行なわないと約束するよう求めるのみである。一部では罰金などが科せられることもあるが、これはまだ一般的なものではない。今後も我々はこうした話題を取り扱っていく。

ミズーリ理工大学が行なっている心理的な抑制手法に関しては以下のエントリを参考に。

クイズ:違法ファイル共有を激減させたユニークな方法とは? - P2Pとかその辺のお話@はてな

実際には、心理的な抑制だけではなく技術的抑制も伴っているということに注意が必要だが。このレポート自体はさっと目を通した程度なので、上記の内容に関してはそれぞれに確認していただきたいのだが、流し読みした感じではなかなか興味深い内容だと思えた。機会があれば読んでおこう。

NEW: The Campus Costs of P2P Compliance (Oct. 2008) | The Campus Computing Project

カリフォルニア大学サンタクルーズ校、RIAAに反撃

以下の文章は、TorrentFreakの「Santa Cruz University Fights Back at RIAA」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Santa Cruz University Fights Back at RIAA
著者:Ben Jones
日付:October 09, 2008
ライセンス:CC by-sa

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米国:コンテンツ産業にますますうんざりする大学

以下の文章は、P2P Blogの「Universities start to figth back against RIAA P2P lawsuits」という記事を翻訳したものである。

原典:P2P Blog
原題:Universities start to figth back against RIAA P2P lawsuits
著者:Janko Roettgers
日付:August 25, 2008
ライセンス:cc by-nc-sa

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RIAA、前訴訟和解戦略の第7ラウンドを開始

MP3 Police前のエントリは、RIAAが行っている前訴訟和解戦略によって、(おそらくは)無実でありながらも法的脅威に晒されている学生のお話を紹介したけれども、それでもRIAAはこの戦略をやめるつもりは無いようだ。先日、この前訴訟和解警告状の第7ラウンドが開始されたよ、というお話。

原典:ZeroPaid
原題:RIAA Begins Round 7 of its Fight Against Campus Piracy
著者:soulxtc
日付:August 21, 2007
URL:http://www.zeropaid.com/news/8965/

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