2008年04月24日
BitTorrentクライアントAzureusは、ISPによるBitTorrentトラフィックの抑制の実態を調査するために、Good ISPとBad ISPを判別し、そのデータをAzureusに送信するプラグインをユーザに提供していた。その最初の結果が、TorrentFreakによって紹介されているよ、というお話。当然、Comcast以外にもTCPリセットによってユーザのBitTorrentコネクションを遮断するというISPが数多く存在することが示されているのだけれども、もっと興味深かったのは、最もその頻度が高かったのがComcastだということだろうか。まぁ、そりゃ信用されないよなぁ。
原典:TorrentFreak
原題:BitTorrent Throttling ISPs Exposed by Azureus
著者:Ernesto
日付:April 21, 2008




ComcastとBitTorrent Inc.との合意に関しては、前向きに捉える人、疑問視する人、とさまざまいる。もちろん、これはCocmastがこれまでに行ってきたことに由来するのだが、Comcastの帯域制御問題をネット中立性の議論にまで押し出したその発端となった人物、つまり、Comcastが帯域制御を行っているという尻尾を最初に公表した人物は、依然としてComcastの言うことなど信用に値しないと、この合意を批判しているよ、というお話。
ComcastのBitTorrentプロトコルに対する帯域制御問題は、TorrentFreakがその過剰な制御(ともすれば、遮断)に対する批判を行った当初、予想できないくらいに大事になってしまった。このようなテック系ブログなどで盛んに取りざたされていることや、ユーザが大きな声で批判を続けたことで、大手メディアもそれを問題視し、ついにはFCC(連邦通信委員会)においてその是非を議論されることになった。今回は、それに関連して行われたFCCの公聴会のお話。
米国第二位のケーブルプロバイダ、Time Warner Cableのスポークスマンがアナウンスしたところでは、同社は高速インターネットアクセスの価格設定の見直しのための実験を行うみたいだよ、というお話。その価格設定の見直しとは、顧客がダウンロードした総量に応じて課金するというもの。つまりは、従量課金制をインターネットに復活させるということ。といっても、現在でもこのような従量課金制はモバイルなどで行われており、家庭などでのインターネットの利用がそうなると考えれば理解は早いだろう。利用者は転送量(ダウンロード)に応じたプランを選択することになり、現在のところ5GB、10GB、20GB、40GB/月のプランが提供される予定(サービス価格は未定)。もちろん、日本のようにFTTHが一般的となりつつある状況とは異なるのだけれども、それでもこのような時代に逆行するやり方は、長期的に見て成功しそうも無いのだけれど。


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