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世界初となる大規模BitTorrentライブストリーミングコンサート実験が実施される

以下の文章は、TorrentFreakの「World’s First BitTorrent Powered Live Streamed Concert」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:World’s First BitTorrent Powered Live Streamed Concert
著者:Ernesto
日付:October 24, 2009
ライセンス:CC by-sa

本日、あるユニークなイベントが、ノルウェー北部の映画館で開催される。EUが資金提供するP2P-Nextプロジェクトの開発したSwarmplayerソフトウェアを使用した初のライブコンサートが、BitTorrentテクノロジーを利用してインターネット上でブロードキャストされる。

Northern Research Institute (Norut)によって開設されたFar North Living Labは、デジタル・クリエイティビティのためのプラットフォームの構築を目指している。このプロジェクトは、今年初め、大きなスクリーンに解像度2K(2048×1080)の映画をストリーミングするため、BitTorrentクライアントTriblerを用いるという素晴らしい実験から始まった

このストリーミング実験でブロードキャストされたのは、あらかじめ選択された一部のグループに限られ、インターネット全体で利用できるというものではなかった。しかし今日、プロジェクトの研究者たちは、より大きなスケールでBitTorrentストリーミングの第2実験を行うことになった。今回は、音楽のライブ・パフォーマンスをライブストリーミングで、世界中の全ての人々が視聴できるようブロードキャストされる。

「映画館でのセットアップは実にシンプルです。ごく一般的なコンピュータをオーディオ/ビデオミキサーに接続し、それをP2Pネットワークにフィードするというだけですから。」と同プロジェクトに携わる上級研究者Njål Borch博士はTorrentFreakに語った。

ライブ・パフォーマンスをストリーミングするため、彼らはEUが資金提供を行なっているP2P-Nextプロジェクトが開発したソフトウェアを使用する。また、複数のパートナーが、実験をスムースに行えるよう帯域を提供することになっている。

パフォーマンスはトロムスの映画館オーロラ・キノで開催されるInsomniaエレクトロニック・ミュージック・フェスティバルの一部として行なわれる。さらに刺激的なことに、同プロジェクトはInsomniaと同時並行して開催される北京のNotchフェスティバル、さらにノルウェー北部にあるシェルヴォイの会場にもライブフィードされる。

しかし、今回のブロードキャストはパブリックなものであり、インターネット接続を有していれば誰でも視聴できる。このストリーミング配信を視聴するために唯一必要なのは、Swarmplayerソフトウェアまたはブラウザ・プラグイン(Windowsのみ)だけである。いずれも、プロジェクトのウェブサイトからリンクされている。

Borchは、このBitTorrentストリーミング実験は、単なるコンセプトの証明に留まらず、最終的にはインターネットにおける未来のライブストリーミングにとって重要な役割を果たすだろうと言う。

「ライブストリーミング時のスケーラビリティが高いのであれば、これは膨大な帯域コストを要せず、相当数の視聴者を増やすことが出来るでしょう。私が可能性を感じているもう1つの効果として、帯域の増強が非常に容易になるということもあります。シードボックスを設置して、当該のTorrentにつなぐだけでよいのです。管理者権限が必要になるというものでもありません。」と彼はTorrentFreakに語った。

このワールド・プレミアに参加したいという方は誰でも、ブロードキャストが開始される中央ヨーロッパ標準時午後5時より受信できる。問題が生じない限り、プドフキンの1926年の映画『Mother』の新たなサウンドトラックからのライブパフォーマンスを視聴できるだろう。

Update: ブロードキャストは終了した。しばらくの間、人々がこのストリーミング技術をテストできるよう、現在は5分間のコンサートのクリップがストリーミングされている。実験は世界中のユーザからの訪問を受け、大成功に終わった。

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Tribler v 5.1リリース、P2P検索機能を強化

以下の文章は、P2P Blogの「Tribler speeds up torrent search」という記事を翻訳したものである。

原典:P2P Blog
原題:Tribler speeds up torrent search
著者:Janko Roettgers
日付:June 15, 2009
ライセンス:CC by-nc-sa

先日、Triblerチームは、検索機能を向上させたバージョン5.1をリリースした。デルフト工科大学の20名をこえる科学者たちによって開発が進められているこのTriblerは、P2Pベースの検索を特徴としており、ウェブベースのBitTorrentインデックスサイト、Torrent検索エンジンを過去のものとする。

P2Pベースの検索は、ダウンする恐れがないという明確な利点があるが、Triblerはさらに別の領域でも競争を挑んでいる。彼らが目指すところは、他のどんなウェブベースインデックスよりも高速な検索を提供する、ということ。

Triblerの主要研究者Johan Pouwelseは、同クライアントが現在、1.5秒以内に全クエリの99%に応答する、と話してくれた。こうした反応時間は同クライアントのアーキテクチャによって実現されている。Triblerは即座に検索リクエストの応答するためにセマンティック・クラスタリングを用いている。

今日、私もこの新たなクライアントをちょっと試してみたのだが、検索結果がほとんどすぐに表示されることを確認できた。しかし、検索結果に表示される全数は非常に少ない。これは恐らく、Triblerを利用する人が多くはないというところに起因するものだろう。実際、2度3度、検索結果が全く表示されないということもあった。おそらく、Triblerがそのオーバーレイネットワークに接続していなかったためだろう。

Triblerは数年にわたって、デルフト工科大学の研究プロジェクトとして開発が続けられている。同クライアントの開発に携わるチームは、BitTorrentファイル共有を前進させるために多くのことを成し遂げている。以前のバージョンのクライアントでは、P2Pベースの、Last.fmライクなレコメンドシステムを実装し、ユーザ自身のダウンロード履歴を元にした新たなコンテンツの発見を可能にした。

しかし、Pouwelseら開発チームは、この機能に重点を置くのを止め、検索機能の向上に注力することにしたのだという。一部のソーシャルな機能は、ユーザの検索結果の最適化のために見えないところで用いられているのだが、Pouwelseは、これらの機能が将来的にはより可視的なものになると話してくれた。1つの例として、彼が「P2P RSS」と呼ぶコンテンツベースのチャンネルがあるのだという。

それでも、Pouwelseが目指すところはすべてをシンプルにすることにある。「BitTorrentはビデオ(配信)にとって理想的ではあるのですが、概しておばあちゃんにも使える親しみやすさが欠落しています。」と彼は話す。「使いやすさの中心にあるのは、高速な[…]検索ですよ。」

Tribler:クライアントに分散検索機能を導入、Torrentサイトが不要に?

以下の文章は、TorrentFreakの「Tribler Set to Make BitTorrent Sites Obsolete」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Tribler Set to Make BitTorrent Sites Obsolete
著者:Ernesto
日付:October 28, 2008
ライセンス:CC by-sa

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