2007年06月30日
The Pirate Bayの管理人であるBrokepが、フィルタリングデータベースサービスを開始したTorrentSpy管理人のJustinを批判しているよ、というお話。TorrentSpy管理人のJustinは、ライツホルダーが削除したいと望む全てのファイルをTorrent検索サイト上での検索結果から排除するためのデータベースを提供するFileRights.comというサービスを開始しており、そのデータベースは、ライツホルダーが入力した全てが自動的に反映される。
BrokepはそうしたTorrentSpyの回避策を、実際には実効性のないものと批判し、また、ユーザのログを取ってライツホルダーに売り渡す気だろ?と非難している。実際のところはわからないけれど、同業者としては、今まで敵対していた側に寝返ったって感覚なのかもしれない。
原典:Copy me happy
原題:PrivacySpy
著者:Brokep
日付:June 26, 2007
URL:http://blog.brokep.com/2007/06/26/privacyspy/



W32/Impard-Aというワームが、BitTorrentを利用する初のワームとして確認されたよ、というお話。基本的には、IMソフトを経由して拡大していくらしいのだけれども、一度感染すると、そのPC内のマルウェア類を根こそぎ収集、削除して、それをBitTorrentを介してSeedしていくらしい。作者自身が、多くのマルウェアを回収しようとしているらしいのだけれども、一斉に送られたのでは回線がパンクしてしまう、というのでBitTorrentを利用しているのかな?なんにしても、注意したいもの。

かつてFrontcodeが運営し、そしてGrokster判決によって息の根を止められたかと思われていたWinMXは有志たちの手によってキャッシュサーバーが立てられ、それまで同様に多くのユーザを抱えてきた。しかし、本日そのキャッシュサーバをホストしていた
MPAAが違法アップロードされた動画へのリンクを掲載しているサイトを著作権侵害の助長行為で訴えたよというお話。これまでは、著作権団体 vs. ビデオ共有サイトという構図で裁判や駆け引きが行われているけれども、新たにリンクサイトもそれに加わる模様。これらのビデオリンクサイトは、ビデオ共有サイトに違法にアップロードされたコンテンツへのリンクをカテゴライズし、より容易にそれらコンテンツにアクセスできるようにしている。彼らの主張としては、著作権侵害を行っているのは、自分たちではない(つまり、ビデオ共有サイトやアップロードしたユーザが著作権侵害を行っている)のであり、自分たちはリンクを張っているだけだ、という感じ。まぁ、わからないでもないけれど、無視できないほどに派手にやってきたのだから、後は戦ってその主張を貫くしかないんじゃないの?と思ったりもする。で、これ、日本でも結構問題になっていて、その辺がどうなりそうかな、というのも考えてみる。
先日、
EFFが、TorrentSpyへのログ保存命令に対して、このようなログの保存を強制できるのであれば、デジタル電話の全ての会話記録を保存することを求めること可能であり、そのようなことを求める前例となりかねない、と主張する法廷助言書を提出したよというお話。

総務省の「通信・放送の総合的な法体系に関する研究会」が発表した、通信、放送に関する規制の見直しと競争の促進を主眼とする中間報告書が論議を呼んでいるよというお話。一部ではネット規制だ!という声も上がっているけれども、それほどきつい規制を敷くって感じでもない気もする。ただ、それも今後の議論の展開次第なのだろうし、規制って言葉にはなんだか自由を奪われる感もある。。個人的には、表現の自由を差異が威厳考慮しつつ、最小限の規制を、という趣旨には賛同したい。まぁ、ゾーニング程度の緩い規制を敷く、という受け手の制限のみに留め、送り手の制限など決してしないことを願いたいもので。ということをつらつらと思ってみた。


急速な成長を遂げているソーシャルメディアネットワークのimeemは、米国P2P企業SNOCAPのデジタルレジストリを採用することで、広告モデルによる無料音楽サービスの開始を発表したよというお話。これは音楽ダウンロードサービスではなく、webサイト上のプレーヤーでのストリーミングのみの提供になっているようだ。
フランスで、2005年からDRMフリーの有料デジタル音楽配信を行ってきた