P2Pとかその辺のお話的ニュース(12/31)

2007年12月31日

P2Pとかその辺のお話的12/31のニュースです。といっても、今日はニュース自体少ないので、ここ数日の気になる記事といったところ。では、皆さん良いお年を。

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コンテンツは砕けないッ!

2007年12月31日

コンテンツの終焉という記事を読んだ。非常に興味深い話なのだけれども、いささか引っかかるところもある。

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P2Pコンテンツデリバリー:なぜユーザは帯域を提供してくれるのか

2007年12月31日

2007年は、P2Pを利用したコンテンツデリバリーがますます現実味を帯びてきた年でもある。もちろん、コンテンツデリバリーのメインストリームになったわけでもないし、むしろショーケースの域を出ていない実験段階にあるといえる。ただ、P2PダウンロードやP2Pストリーミングなど今後の展開を期待させるような状況は整いつつある。しかし、P2Pには基本的な命題が存在する。「いかにしてユーザに帯域を提供してもらうか」である。もちろん、無料であったり、低価格であることはユーザのインセンティブとなる。しかし、BitTorrentサイトなどを見るにつけ、果たしてユーザのインセンティブは無料であることだけなのだろうか、という疑問を呈しているよというお話。

原典:NewTeeVee
原題:Rant: P2P Is More than Cheap Bandwidth
著者:Janko Roettgers
日付:December 28, 2007
URL:http://newteevee.com/2007/12/28/rant-p2p-is-more-than
-cheap-bandwidth/

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今年最も人気があったBitTorrentサイト トップ10

2007年12月31日

TorrentFreakが今年最も人気のあったパブリックBitTorrentサイトトップ10を発表したよというお話。主にAlexaのトラフィックランキングを参考にしているのだけれども、相対的、継時的な変化を見るには有効な指標だろう。今年何度かお伝えしているようにやはり最も人気のあるBitTorrentサイトはMininova、そしてIsohunt、The Pirate Bayと続く。個人的にはIsohuntも、同様にMPAAとの法的な問題を抱えているTorrentSpyのようにトラフィックが減少していると思っていたが、依然として高い人気を誇っていることに驚きだ。ただ、そのすぐ後にThe Pirate Bayが控えており、この両者は大差はないと考えてよいかもしれない。

原典:TorrentFreak
原題:Top 10 Most Popular Torrent Sites of 2007
著者:Ernesto
日付:December 29, 2007
URL:http://torrentfreak.com/10-most-popular-torrent-
sites-of-2007-071229/

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P2Pとかその辺のお話的ニュース(12/28〜30)

2007年12月30日

P2Pとかその辺のお話的12/28〜30のニュースです。
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ファイル共有ドキュメンタリーのSteal This Film 2、ついにリリース

2007年12月29日

11月にリリース予定であったファイル共有、パイラシードキュメンタリーのSteal This Film part 2がようやくリリースされたよ、というお話。先月にはOil Of The 21st Centuryの試写の際にとられたカムバージョンがBitTorrent上に流出したりと、リリース前から面白いことになっていたのだけれども、これによってようやく全ての人が楽しめるようになったというところ。私は待っていた派なので、非常に嬉しい限りだ。

原典:TorrentFreak
原題:Steal This Film 2 Goes Live
著者:Ernesto
日付:December 28, 2007
URL:http://torrentfreak.com/steal-this-film-2-live-071228/

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『世界の1/3のPCにLimeWireがインストールされている』は間違い

2007年12月29日

LimeWire 前回のエントリでも予告したけれども、Digital Music Newsの報じた『世界中のPCの3分の1にLimeWireがインストールされている』というのは誤りだよ、というお話。実際にLimeWireが占める割合は18%弱であり、3割を超えているとされるのはP2Pアプリケーション全体に占める割合であるようだ。実際、レポートもとのDigital Music NewsはTorrentFreakに対して、その誤りを認め、訂正を行うと応えているものの、依然として修正は行われていない模様。

原典:TorrentFreak
原題:LimeWire Not as Popular as Recent Reports Suggest
著者:Ernesto
日付:December 28, 2007
URL:http://torrentfreak.com/limewire-not-as-popular-071228/

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uTorrentの人気が増大、Azureusを抜く

2007年12月28日

uTorrent今年春ごろに発表された調査によると、世界中のPCにインストールされているBitTorrentクライアントのシェアはAzureusは3.2%、uTorrentが2.7%、BitTorrentメインラインが2.6%であった。しかし先ごろ発表された調査によると、Azureusはシェアを落とし第三位に、uTorrentが最も人気のBitTorrentクライアントとなったことがわかった(メインラインは第二位につけた)よというお話。ただし、これは実際のユーザのインストール率を反映しているか、というと若干の問題があるようだ。また、同調査において、LimeWireが世界中のPCの3分の1にインストールされているとプレスリリースでは言われているのだけれども、それは実際にはP2PアプリケーションがインストールされたPCにおけるシェアであり、PC全体での割合ではないようだ。これはひどいね。

原典:TorrentFreak
原題:uTorrent Gains Popularity, Azureus Loses Ground
著者:Ernesto
日付:December 16, 2007
URL:http://torrentfreak.com/utorrent-gains-popularity-azureus-
loses-ground-071216/

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P2Pとかその辺のお話的ニュース(12/25〜27)

2007年12月27日

P2Pとかその辺のお話的ニュース、12/25〜27分です。

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豪州:Webに強力な「年齢認証システム」を導入、効果に疑問の声も

2007年12月27日

オーストラリアでは来年の1月20日より、成人向けコンテンツの閲覧のための認証が厳格になるようだよというお話。年齢認証に際しては、フルネームと個人を認証するもの(クレジットカードまたはデジタル署名)の提示を求められ、またそのデータはコンテンツプロバイダに2年間保存しておくことを求められる。ただ、この施策の問題点としては、オーストラリア国内で提供されるサービスに関してのみであり、他国のサービスに対しては効力を持たないということ。英語圏にあるオーストラリアは現時点でも海外のサービスへの依存度が高く、また国内サービスプロバイダが海内で運営を開始するだけではないか、と施策を疑問視する声もある。

原典:Ars Technica
原題:Australia to enforce a "ratings system" on web, track users
著者:Ken Fisher
日付:December 23, 2007
URL:http://arstechnica.com/news.ars/post/20071223-australia-
to-enforce-a-ratings-system-on-web-track-users.html

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RIAJの違法着うたサイト利用実態調査はちょっとずるいと思う

2007年12月26日

RIAJの違法着うた配信サイトからのダウンロードに関する調査が発表された。

この調査については、眺めているといくつか疑問に思うところがある。その辺のことと、着うた/着うたフルの違法サイトからのダウンロードの状況について考えてみたい。

まずはじめ疑問に思ったところから。このモバイアンケートのサンプルが真に携帯ユーザを代表しているか、ということ。もし、このアンケートが携帯向けリサーチ会社が行ったアンケートだとしたら、母集団とする人たちとサンプルとのケータイリテラシー、利用頻度、環境(パケット定額サービス加入の有無)の違いってのは出ると思う(重み付けも本調査前のスクリーニング用調査によって行われているし)。私なんかはケータイでインターネットなんてするタイプじゃないので、こういったアンケートに参加することはまずない。そもそもパケット定額サービスにでも入っていないとこういったアンケートサービスを携帯で利用しようとは思わないだろう。もし、そういったリサーチ会社をはさんでいるのだとしたら、このサンプルは、かなり携帯電話でインターネットを使いこなしていて、かつ多くの人がパケット定額サービスを利用しているサンプルだといえる。果たして一般化できるのか、と。調査の結果から、利用率にはほぼ変化は見られなかったが、母数が増大しているために、違法サイトからのダウンロード数の推定値が激増しているようにも見える。

以下、それぞれのページについて考えながら読み進んでみる。ちなみに今回は前半。

原典:RIAJプレスリリース
原題:違法な携帯電話向け音楽配信に関するユーザー利用実態調査【2007年版】
著者:社団法人 日本レコード協会
日付:2007年12月25日
URL:http://www.riaj.or.jp/release/2007/pr071225.html (PDF)
参考:違法な携帯電話向け音楽配信に関するユーザー利用実態調査 【2006年版】

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情報漏洩対策を講じるLimeWire

2007年12月26日

LimeWire10月、下院監督・政府改革委員会において、「LimeWireによる情報漏洩は国家安全保障上の脅威だ」と非難されるほどに情報漏洩対策を迫られていたLimeWire。先日のエントリに関連してLimeWireのサイトを久々に見ていたら、随分と様変わりしていたのでビックリした。もちろん、オサレになりやがって、というわけではなく、トップページに「P2Pを安全に使うために大切な情報」という項目がフィーチャーされているというところ。FTC(米連邦取引委員会)の勧告(?)を受けてのものと思われる。これは先の委員会にてLimeWire側の問題とされた部分に応えるという形で綴られており、「著作権侵害」「スパイソフト」「共用フォルダ」「ウィルス」「成人向けコンテンツ」「クローズ時動作初期設定」「コンテンツフィルタ」「スタートアップ時動作初期設定」の8つの項目からなる(原文では「共用」となっているものの、おそらくは「共有」だと思われるので、以下では適宜置き換えることにする)。特に変化があったのは、以前にも指摘したダウンロード先に指定したフォルダがデフォルトではそのまま共有フォルダとなる、という部分のようだ。とりあえず、LimeWireの回答として述べられたこの8項目を概観し、その後、実際にLimeWire 4.15.2ベータを使用して確かめてみる。

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Shareaza、公式サイトを乗っ取られマルウェアを配布される

2007年12月25日

マルチネットワークに対応したP2Pファイル共有アプリケーションのShareazaが公式ホームページを詐欺師達に則られた模様。そんなわけで、現在、本家Shareaza.comにて配布されているクライアントには、マルウェアが仕込れている模様。「ShareazaV4.exe」というインストーラを配布しているのだけれども、本物のShareazaは「shareaza_2.3.0.0.exe」というファイル名で配布されている(ただし、マルウェアのファイル名がオリジナルのものに変えられる可能性があるので、ファイル名だけでの判別は危険かも)。なぜ、ドメインの乗っ取りが可能になったかというと、どうもドメインの所有者が詐欺師達にshareaza.comのドメインを売り払ってしまったから、という可能性が高いらしい。TorrentFreakによると本人は、肯定も否定もしていない模様。

原典:TorrentFreak
原題:Shareaza.com Hijacked and Turned Into a Scam Site
著者:enigmax
日付:December 24, 2007
URL:http://torrentfreak.com/shareazacom-hijacked-and-turned-
into-a-scam-site-071224/

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メリークリスマス:P2Pとかその辺のお話的ニュース(12/21〜24)

2007年12月25日

IT戦士が本当は今頃ヨロシクやっていることを心から祈りつつ、12/21〜24のP2Pとかその辺のお話的ニュースのご紹介。ちなみに私の今晩の夕飯は、たこ焼きソースで味を濃くした焼きそばです。

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WTO:アンティグアは米国の著作権を無視してよい(ただし2,100万ドルまで)

2007年12月25日

WTO(世界貿易機構)は、依然として国外オンラインカジノの規制を解こうとしない米国に対するアンティグアの訴えを認め、米国の知的財産権を無視することを許可し、それによって損害を補償することを認めた。と聞くと、Allofmp3のような音楽配信サイトを作って大儲けできるじゃん!と思うかもしれないが、その補償は1年間に2,100万ドルと制限されているために、それほど大きなことはできないというのが現状。

原典:The New York Times
原題:In Trade Ruling, Antigua Wins a Right to Piracy
著者:JAMES KANTER and GARY RIVLIN
日付:December 22, 2007

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日本で最も人気のP2Pファイル共有ネットワークはWinnyじゃない

2007年12月24日

まぁ、答えから言うとGnutellaなのよね。これまでの調査でも気になっていたんだけど、何故かACCS/RIAJ/JIMCAの調査結果では、BitTorrentはプロトコルで纏めているのに、Gnutellaに関してはLimeWireとCabosというようにクライアントで分けている。LimeWireもCabosもどちらもGnutellaサーバントなわけで(確かにLimeWireがBitTorrentに対応してはいるけれど、実際に利用している人はほとんどいないわけで)、分ける必要があるのかと思ったりもするけど。

原典:ACCS ニュースリリース
原題:ファイル交換ソフトの利用に関する調査
著者:社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会/ 社団法人 日本レコード協会 / 日本国際映画著作権協会
日付:2007/12/21
URL:http://www2.accsjp.or.jp/news/pdf/p2psurvey2007a.pdf

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BitTorrent.com、広告モデルによる無料コンテンツストリーミングをローンチ

2007年12月23日

BitTorrnet Inc BitTorrent Inc.の運営するBitTorrent Entertainment Networksにて、以前から開始が予想されていた広告モデルによるオンデマンドビデオストリーミングサービスがローンチしたよというお話。現在のところ、米国外においては利用できない状態ではあるが、今後はワールドワイドな展開を模索しているようで、米国外での利用も可能となる見通しだ。とりあえず、このBitTorrent DNAを利用したBitTorrentストリーミングのデモがあるので、実際に試してみることにする。

原典:TorrentFreak
原題:BitTorrent Launches Ad Supported Streaming
著者:Ernesto
日付:December 18, 2007
URL:http://torrentfreak.com/bittorrent-launches-ad-supported-
streaming-071218/

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韓国:インターネットユーザの半数が違法に映画をダウンロード

2007年12月23日

韓国の映画ダウンロード状況に関する調査が公表されたとのこと。要約すると、韓国ネットユーザの約半数がファイル共有サイトから映画をダウンロードしており、その理由として価格の問題とタイムシフトを挙げている。また、取締りが厳しくなればダウンローダーの半数は合法的な手段に移行すると回答している。一方、非ダウンローダーがダウンロードしない理由としては、ダウンロードの難しさ、ウィルスの問題などが半数を占めた。

原典:The Korea Times
原題:Nearly Half of South Koreans Pirate Movies
著者:The Korea Times
日付:December 18, 2007
URL:http://www.koreatimes.co.kr/