2008年03月30日
イタリアのP2Pforum.itで行われているGemini Projectが、自分が契約しているISPがBitTorrentトラフィックに対し、帯域制御を行っているかどうかを検出してくれるLive CDを提供しているよ、というお話。
原典:P2P Blog
原題:Does your ISP block Bittorrent? Find out with the Project Gemini Live CD
著者:Janko Roettgers
日付:March 24, 2008


BitTorrentプロトコルに対する過剰な帯域制御を行っていたとして批判の的になっていたComcastが、BitTorrent Inc.と共にリッチメディアコンテンツ、ネットワークキャパシティ管理の課題に対処していく、というアナウンスを行っているよというお話。これまでの構図では敵対関係にある2社が協同してP2Pトラフィックへの対処を行っていく、というのはなかなか望ましいことでもある。ただ、Comcastとしては、これ以上FCCに介入されたくない、というところもあり、必ずしも完全に前向きな握手というわけではなさそうでもある。それでもP4PWGの実証実験がうまくいったこともあり、この取り組みも一定の成果を上げてくれるといいなぁと期待している。
かつては
政治色を強め、Change Congressという草の根運動を展開しようとしているLawrence Lessig、そんな彼に対して海賊党についてどう思うか、という質問が投げかけられた。それに対し、Lessigはその有効性を懐疑的に見ているとし、海賊党をの名乗ることはスウェーデンなどの国では有効であったが、米国ではなじまないものだ、と答えた。米国海賊党はそれに反論し、Lessigは本の見た目で中身を判断するのか!と批判しているよというお話。
カナダ公共放送局(CBC)がBitTorrentを利用してある番組を無料配信しているよ、というお話。「Canada's Next Great Prime Minister」という番組なのだけれども、これはプライムタイムに放送される番組である。CBCは同時間帯のテレビ番組として、BitTorrentを介してコピーフリー、高解像度版を提供するという試みは、北米では初のことだとしている。
大手BitTorrentサイトMininovaが、BitTorrentを利用したP2Pビデオストリーミングのテストを開始したよというお話。この機能は、Mininovaが現在提供するコンテンツ配信プラットフォーム上で利用できるとのこと。このビデオストリーミングはTriblerチームが開発しているSwarmPlayerを利用している。
Joostのベータバージョンがローンチしたときには、未来を見せてくれるサービスであったが、しかし現在に至ってはJoostの存在に驚く人はそれほどいない。私にしても以前ほどJoostに興味を持てなくなってしまったのも事実。その原因が何であるか、ということを考えると、答えは非常に明確だろう。1つはJoostがいつまでたってもそのままであること、そしてもう1つにはもはやインターネット上でプロフェッショナルなコンテンツを視聴するのはJoostの専売特許ではなくなってしまったことにあるだろう。無料でも有料でもネット上でコンテンツを視聴するためのプラットフォームはますます増加を続けているし、新たに登場したプレイヤーはより快適なユーザエクスペリエンスを提供しようとしのぎを削っている。『初の』という言葉は非常に強力であったことは疑いない。それによってメディアの注目も、潤沢な資金も集めることができた。Joostは好調なスタートを切ったかに見えた。しかし、残念なことにJoostにとって好調だったのはスタートだけであった。そんなJoostが再び輝くための5つの方法をP2P BlogのJankoが提案しているよというお話。 
これまでドイツにおいて問題視されてきたファイル共有ユーザへの追及手法が、ドイツ連邦憲法裁判所によっても否定されたよ、というお話。ドイツでは被告の身元が不詳のまま民事訴訟を起こすことはできなかったため、著作権団体はファイル共有ユーザを著作権侵害の容疑で訴え、刑事訴訟手続きの中で得られる個人情報を元に民事訴訟に踏み切るという戦略を用いてきた。しかし、その数が膨大なものとなったことで、非常に多くの問題を生み出してしまった。それが今回の判決に繋がっているのだろう。
昨年夏ごろ、Lime Wire LLCよりアナウンスされたLimeWire Music Storeのベータバージョンがついにローンチされたよというお話。Lime WireといえばGnutellaプロトコルを利用したP2Pファイル共有クライアントLimeWireを開発していることで有名ではあるが、今回はそれとは別にWebベースの音楽ストアを開始したという感じ。音楽ストアとしては、0.99ドルでのアラカルト方式での販売と、サブスクリプション(プリペイド)方式でのダウンロードクレジット(最も高額な19.99ドルのプランでは75曲分のクレジット、1曲あたり0.27ドル)販売での楽曲提供がなされる。今のところは、P2PクライアントとしてのLimeWireとは別のプロジェクトではあるが、将来的にはこのサービスを統合する予定であるようだ。
先日、4枚組みのアルバム『Ghosts』を
P4Pの実証実験により、P2Pトラフィックのインテリジェントなルーティングによって、ネットワーク負荷の大幅な減少、ユーザのダウンロード速度の向上という結果が得られたよ、というお話。
新しいオーナーGuy Handsのもとで徹底的なコスト削減をおこなっている英国EMI Recordsは、今年はじめ、IFPIへの資金提供額を下げることができないのであれば、IFPIを脱退することも検討しているとし、最終期限を2008年3月31日と設定してIFPIに回答を迫っていた。IFPIとEMI、そしてその他参加レーベルとの交渉の結果、IFPIおよび参加レーベルは、IFPI予算の縮小、資金提供額の削減という合意に至ったみたいだよ、というお話。
現在、スウェーデンにおいて訴訟を目前に控えているThe Pirate Bayの管理人が、ビデオインタビューに応じているよ、というお話。とりあえず、これまでの主張とはたがうことがほとんどのないので、全てが目新しいもの、というわけではないが、それでもなかなか興味深い発言をしている。タイトルにもあるように、The Pirate Bayから音楽産業、映画産業へのアドバイスとして、彼ら自身がTorrentサイトを運営して、広告から利益を上げればいい、そしたら僕ら海賊サイトはお手上げだよ、などと挑発している。ま、確かにそうなんだけどね。