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LimeWire、イラン政府によるネット検閲の回避を支援

以下の文章は、P2P Blogの「Limewire helps to circumvent Irianian Internet censorship」という記事を翻訳したものである。

原典:P2P Blog
原題:Limewire helps to circumvent Irianian Internet censorship
著者:Janko Roettgers
日付:June 28, 2009
ライセンス:CC by-nc-sa

Limewireは、同クライアントユーザに対し、イラン大統領選に対する抗議の模様を収めたビデオをダウンロードし、共有することを推奨している。

先週末より、同社のP2PクライアントLimewireを起動すると、イランで行われている抗議の模様を収めたビデオをユーザの共有フォルダにダウンロードするよう求めるスプラッシュスクリーンが表示されている。曰く

「イランはこうした素材を配布するサイトを遮断することで、同国市民そして、世界からの選挙後の混乱に関する情報へのアクセスを制限しています。LimeWireのようなピア・ツー・ピア・ソフトウェアは、イラン政府が効果的に遮断することのできない方法で、批判的な情報や現在起こっている出来事を伝える情報を提供します。」

ユーザがスプラッシュスクリーンをクリックすると、イランからのビデオがアーカイブされた110MBのZIPファイルのダウンロードが開始される。ZIPファイルはLimeWireのサーバから直接ダウンロードされ、ユーザはダウンロード後にそのZIPファイルを解凍し、共有することを推奨される。これらのビデオの一部は非常に生々しく、その多くが携帯カメラや小型カメラで撮影された映像である。もちろん、あなたはこれらの映像の大半をYouTubeで視聴することができるだろう。ただし、あなたがイラン以外の国にいるのであれば。現在、イランではYouTubeへのアクセスは遮断されている。

私は以前、P2Pネットワークとファイル共有サイトが、イランの抗議運動に関する情報の配信において、ますます重要になってくるという記事を書いた。現在、デモの様子や抗議者に対する暴力的な取り締まりなどを収めたビデオは、BitTorrentを利用して広まっているし、The Pirate Bayチームはイランの反対派を支援するウェブフォーラムをローンチした。

LimeWireの今回の行動もそれらと大きく違わないが、ただ、同社は抗議者に関する情報を葬り去ろうとするイランの現体制に対して、明確な姿勢を示している。

「イラン政府は、大統領選の結果として生じた出来事に関する情報の自由な流通を制限しています。Lime Wire社は、選挙そのものに対しては中立な姿勢を持っていますが、インターネットおよび情報の自由を強く信ずるものです。」

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マイケル・ジャクソン、BitTorrentサイトをも埋め尽くす

以下の文章は、TorrentFreakの「Michael Jackson’s Death Causes Surge On BitTorrent」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Michael Jackson’s Death Causes Surge On BitTorrent
著者:Ernesto
日付:June 26, 2009
ライセンス:CC by-sa

『キング・オブ・ポップ』は死んでしまったのかもしれない。しかし、彼の残した音楽は生き続ける。少なくとも、ファイル共有ネットワークでは、これまでよりも更に強烈に。Michael Jacksonが他界してから24時間と経たずして、数十万人ものファイル共有ユーザがBitTorrent上で、彼のアルバムを1枚、もしくはそれ以上ダウンロードしている。

木曜午後、Michael Jacksonの心臓は停止した。デメロール(鎮痛剤)の過剰投与が最終的にに至らしめたのだと見られている。

Michael Jacksonの音楽を聞いて育った様々な世代のミュージシャン、そして数百万の人々がいることは疑いない。したがって、彼の死亡が確認されて数時間と経たずして、数十万もの人々が彼の音楽を探しはじめることは当然のことであっただろう。

この記事を書いている時点で、世界最大手のTorrentインデックサイト Mininovaの音楽セクションで最もアクティブな3つのTorrentは、すべて「キング・オブ・ポップ」のコンピレーション、ディスコグラフィーである。最も人気を集めているTorrentは、Michael Jackson、The Jackson 5、The Jacksonsの30ものアルバムを網羅する、合計1.94GBのものであった。

ソーシャルメディアサイト同様、「Michael Jackson」はTorrentサイトにて最も検索されたフレーズとなっている。Mininovaのサーチクラウドは、Michael Jacksonのコンプリートコレクションを求めるファンによって、彼に関連した検索フレーズで埋め尽くされた。

Michael Jackson、Mininovaのサーチクラウドを埋め尽くす

Michael Jacksonへの注目が再燃したのは、Torrentサイトだけではない。Amazonでは、Michael Jacksonの作品がベストセラーアルバムの第14位にまで浮上しているし、iTunesのアルバムチャートトップ10では、彼の7枚のアルバムがランクインしている。また、eBayでも同様のブームが起こっており、彼に関連した記念グッズが2日前の10倍で取引されている。

Michael Jackson伝記作家のIan Halperinは、「キング・オブ・ポップ」は100曲もの未リリース楽曲を録音しており、それは未だ公開されてないという。Halperinは、Michael Jacksonの死によって、これらの楽曲が遺産として3人の子供たちに相続されるのではないかと主張している

Michael Jacksonが財政的に困難な状態にあったことを考えると、これら100もの楽曲が公の場で、レコード店で、BitTorrentで利用できるようになるのも、それほど遠くないのかもしれない。

死んで未公開曲がリリースされるのも残念なことではあるんだけどね…。

なお、彼の死因については現在公式に発表されてはおらず、上記記事で言われている死因もあくまでも推測に過ぎない。

BitTorrentクライアントのマーケットシェア、uTorrentがダントツ

以下の文章は、TorrentFreakの「uTorrent Dominates BitTorrent Client Market Share」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:uTorrent Dominates BitTorrent Client Market Share
著者:Ernesto
日付:June 24, 2009
ライセンス:CC by-sa

日々、数百万人の人々が利用するBitTorrentではあるが、利用されているクライアントの市場シェアについてはほとんど知られてはこなかった―そう、今までは。150,000を超えるユニークなIPアドレスという客観的なサンプルによって、BitTorrentユーザの半数以上が自らの利用するクライアントにuTorrentを選んでいることが示された。Vuzeが約17%と第二位を占め、12%のメインラインがそれに続いている。

BitTorrentはここ数年にわたり、主要なファイル共有テクノロジーであったが、今日までそのクライアントの市場占有率についてはほとんど知られてはこなかった。昨年12月、我々はuTorrentが市場占有率40-60%のあたりだろうと推測したが、この測定は科学的ではなく、少数のサンプルサイズに基づいていた。

本日、我々は400超のパブリックBitTorrent Swarm内の150,000を超えるユニークユーザを対象にした、より強力なデータに基づいたレポートを公表する。このBitTorrentクライアント比較のデータは、デルフト工科大学Tribler P2P研究チームの研究者"xXx"が収集したものである。研究チームは今後も隔月でTorrentFreakにデータを提供する予定であり、それによって我々は新たなクライアント利用のトレンドやシフトを発見することができるだろう。

以下の表の結果は、個々のクライアントの市場占有率を示している。1%を超えたのはほんの5つのクライアントであり、残りの19のクライアントは「その他」のカテゴリに集約された。一部のクライアントはlibTorrentでは特定できず、「不明」のカテゴリにいれられた。

BitTorrent Client Market Share, June 2009
Ranking Client Market Share % Platform
torrentfreak.com
1 uTorrent 55.84 Windows, Mac
2 Vuze 16.85 Windows, Mac, Linux
3 BitTorrent Mainline 12.01 Windows, Mac, Linux
4 BitComet 6.50 Windows
5 Unknown 4.02 na.
6 Other 3.17 na.
7 Transmission 1.60 Mac, Linux

第1位のuTorrentと第3位のメインラインはBitTorrent Inc.によって開発されているクライアントであり、この結果は同社が市場の3分の2を占めていることを意味する。唯一の競争相手は、現在17%を占めるVuze(かつてAzureusと呼ばれたクライアント)であった。かつての競争相手であったBitCometは僅か6.5%を占め、第4位に位置した。

また、データは『BitTorrentネットワーク』のサイズへと注目を向ける。昨年12月、uTorrentが月に2800万人のユニークユーザを抱えていることを報じたが、この数字をベースにするとここ数ヶ月でユーザ素は更に増加したと言える。およそ、5,000万人の活発なBitTorrentユーザがインターネット上にいると言って差し支えないだろう。

今後数ヶ月で、クライアントの市場占有率がどのように変化するのか、実に興味深いところだ。uTorrentはその優位性を守ることができるのだろうか。?TransmissionがWindows版をリリースしたとしたら、同クライアントの市場占有率にどのような変化をもたらすのだろうか?トップ3に対抗する新たなクライアントは登場するのか?今後、継続してトレンドを追いかけていくことで、こうした疑問に答えられることを期待したい。

どうぞお楽しみに!

個人的には、400のSwarmでBitTorrentユーザ全体を代表しうるか、という点で判断しかねるなぁ。特に地域ごとに支配的なクライアントがあるわけで。日本やアジア圏だとBitCometが圧倒的な人気を誇ってはいるけれども、欧米圏ではBitCometは批判的に見られていて、uTorrentやVuzeに人気が集中している。そう考えると、どういったコンテンツ(Swarm)を対象とするかによって、そこに参加するクライアントの傾向も異なることが考えられる。まぁ、この問題を解決することは非常に難しいけれどもね。

もちろん、uTorrentの一人勝ちというのは何となく理解できるけどね。BitTorrentはアジア圏よりも欧米圏で高い人気があるために、欧米圏で主流のクライアントが高いシェアを持つだろう。更に、かつては拮抗していたuTorrentとVuzeのマーケットシェアも、Vuze(旧Azureus)が単なるBitTorrentクライアントから統合コンテンツプラットフォームを目指すようになったことで、既存のユーザ層に他クライアントへの移行を促したことが、uTorrentの一人勝ちを支えることになったとも考えられる。

米著作権団体、街中で着メロが流れるのは無断使用だから携帯キャリアは使用料を払えと主張

以下の文章は、EFF Deeplinks Blogの「ASCAP Wants To Be Paid When Your Phone Rings」という記事を翻訳したものである。なお、ASCAPとは米国作曲家作詞家出版家協会(The American Society of Composers, Authors and Publishers)の略称である。ASCAPは「演奏」(テレビラジオでの放送やレストラン等公共の場での演奏・音楽の再生など広範囲に及ぶ)に対する使用料(ロイヤルティ)の徴収、無断使用の監視を行う団体で、日本でいえばJASARCにあたる。米国の徴収団体はASCAPの他にBMI、SESACなど複数存在する。

原典:EFF Deeplinks Blog
原題:ASCAP Wants To Be Paid When Your Phone Rings
著者:Fred von Lohmann
日付:June 19, 2009
ライセンス:CC BY

ASCAP(彼らはガールスカウトがキャンプファイアの周りで合唱するのでさえ金を支払えと主張する)は、あなたの着信メロディが公共の場で流れる度に、無許可の「公衆の場での演奏」によって著作権を侵害していると考えているようだ。少なくとも、ASCAPは大手携帯キャリアAT&Tに対して起こしている訴訟(2.5MB PDF)に、こうした主張を持ち込んでいる。音楽産業の生命線として数百万ドルを稼ぎ出す着信メロディを合法的に購入したアメリカ人にとって、この事実は驚くべきことだろう。我々がレストランで携帯電話を黙らせるのを忘れていたというだけで、その都度、法定損害賠償(まぁ、80,000ドルとか?)を支払わなければならないというのだから。

こうしたASCAPの突飛な主張は、大手携帯キャリア(VerizonやAT&Tが含まれている)との訴訟においてなされている。この裁判では、キャリアによって販売された着信メロディの「公共の場での演奏(パブリックパフォーマンス)」に対して、ASCAPが使用料を徴収できるかどうかについて争われている。キャリア側は、音楽作品の権利者たち(ソングライターや音楽出版社)に対しては既に個々の着信メロディのダウンロードによって支払いは済んでいると指摘するが、ASCAPは、そうした着信メロディの「公共の場での演奏(たとえばレストランでの着信)」には別の著作権使用料の支払いが必要だと主張する。

幸いにも、ASCAPは間違っている。たとえ公共の場での着信メロディの偶発的な再生が「公共の場での演奏」だと判断されるとしても(これまでのところ裁判官がそのような判断をしたことはない。もしこうした判断がなされるとすれば、車の窓を開けてカーラジオを流すことはあなたにとって危険な行為となるだろう)、著作権法17 U.S.C. 110(4)では例外が規定されており、そこには「直接的、間接的に営利を目的としない」演奏が含まれている。レストランでの着信メロディの再生は、この範囲に含まれるはずである。著作権法第110条(4)を突きつけられたASCAPは、更に危険な、間違った主張を行っている。彼らは、第110条(4)のような著作権抗弁が可能なのは消費者であり、キャリアが「消費者に代わって」そうした主張をすることはできない、という。言い換えれば、AT&Tは営利を目的とした着メロビジネスを行っているのだから、たとえ消費者が営利目的ではないとしても、その責任を逃れることはできない、と。

これがいかに反消費者的な主張であるかを明らかにするために、実際にどのようなことを意味しうるのかを考えてみよう。米国議会は多くの活動を著作権法で保護される範囲を超えるものであるべきだと定めている。ここには第110条(4)によってカバーされる演奏だけではなく、フェアユースファーストセール(権利の消尽)などその他のことも含まれている。こうした例外や制限のおかげで、図書館は書籍を貸し出すことができるし、あなたはTiVOを利用することができるし、AppleはあなたのCDコレクションを最大限活用するiPodを販売することができる。しかしASCAPは、こうした行為による著作権侵害の責任をあなたに問うことができないために、著作権法によって許された行為を楽しむ手助けするすべてのテクノロジー企業を権利者が訴える余地があると主張する。

消費者にとって幸いなことに、ASCAPの理論はSony Betamax判決によって無効化することができる。同判決において最高裁は、消費者によるテレビ番組の録画(time-shift)はフェアユースであり、消費者に録画を可能にするVCRをSonyが販売することも完全に合法的であるとした。したがって、Sonyが営利を目的としてVCRを販売するビジネスを行うことを非難するために、二次的なフェアユースを持ち出して主張する必要はなかった。

つまり、消費者が著作権侵害に問われないのであれば、キャリアが二次的な責任を負うということもない、ということである(ASCAPは、キャリアが公共の場で携帯電話が鳴ることを引き起こすシステムを構築しているのだから、直接的な著作権侵害者であるという理論も持ち出しているが、これも最近のCablevision判決によって容易に論破しうる。同判決では、「リモートDVRサービス」を構築することは、たとえ顧客がそれを使用したとしても、サービスを提供する側は直接的な著作権侵害者ではない、と判断された。)。

別の言い方をすれば、もしあなたが著作権を侵害しないのであれば、その手段を提供するテクノロジー企業も著作検診侵害をしてはいないことになる、ということだ。

なんというかまぁ、むちゃくちゃだよねぇ。「著作権法で制限されている=不正利用だけど消費者から金を徴収できない」って考えでしょ、これ。不正利用だからどっかから金を徴収できないのはおかしい、って発想で。

携帯キャリアがダメなら、次はレストランだの個々の店舗でも訴えるつもりかしらね。店に来た客が着メロを流す可能性がある、だから契約しろ、とか。そうなれば、自衛に走る店も出てくるかもね、「当店では着信音をオフにして下さい。誤って着信メロディが再生された場合には、著作権使用料をご負担していただく場合がございます。」とか。無茶苦茶な話だけどね。

サルコジ大統領、「なんとしても」スリーストライクを実現すると決意を表明

以下の文章は、TorrentFreakの「Sarkozy Says He Will “Go All The Way” With 3 Strikes」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Sarkozy Says He Will “Go All The Way” With 3 Strikes
著者:enigmax
日付:June 23, 2009
ライセンス:CC by-sa

昨日、ニコラス・サルコジはヴェルサイユ宮殿(の両院議員総会)にて、大統領としては150年ぶりに議会演説を行った。彼はこの機会をHADOPI法導入のための決意を示す機会として利用した。彼は「なんとしても」同法をインターネットに強いると約束した。

昨日のサルコジの演説は、現職の大統領が議会演説を行うことを禁ずる法律の改正によって可能となった。こうした演説が行われたのは1848年、ナポレオンの時代以来となる。

彼はフランス国内のムスリムの女性がブルカを着用することを非難し、それを「従属の象徴である」と決めつけた後、話をHADOPI―海賊行為を疑われたインターネットユーザに対する「3ストライク」の実施を目的とする、物議を醸したアンチパイラシー法―に移した。

今月初め、フランスの最高法律機関である憲法院は、インターネットの遮断は憲法に反すると判断して同法を差し止めている

パリから少し離れたヴェルサイユ宮殿にて上下両院に向けて行われたサルコジの演説は、誰にも制止することはできなかった。45分間のスピーチの中で、彼はインターネットパイラシー問題に言及し、このように述べる

「どうすれば、そこを我々の社会の無法地帯とすることができるのでしょうか?どうすれば、経済は制御されるべきだがインターネットはそうではないと言えるのでしょうか?どうすれば、我々の社会全体に適用されるルールがインターネットを拘束しないなどということを受けいれられるのでしょうか?」

サルコジ、「なんとしても」スリーストライクを実現する

サルコジはHADOPIを擁護する言葉を話し続けた。そして、彼はアーティストだけを守っているのではないのだという。

「著作権を守ることは、芸術的な創造だけを守るものではありません。同時に、すべての人の自由が他者の権利を尊重することを基盤とする自由な社会という信念を守ることにもなるのです。そしてそれは、我々の文化の未来をも守ります。それが創造の未来なのです。」

サルコジは、HADOPIを推し進める意気込みをこのように話した。「なんとしても」実現する、と。

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