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ドイツ連立政権、スリーストライク・スキームに反対の立場を示す

以下の文章は、FreakBitsの「No Three-Strikes Anti-Piracy Law in Germany」という記事を翻訳したものである。

原典:FreakBits
原題:No Three-Strikes Anti-Piracy Law in Germany
著者:Ernesto
日付: October 19, 2009
ライセンス:CC by-sa

ドイツの新連立政権は、著作権侵害を疑われるユーザをインターネットから切断することを可能にする法案に反対する声明を提出している。政権与党であるCDU(ドイツキリスト教民主同盟)、FDP(自由民主党)の両党は、そうした法律をもってパイラシー『問題』を解決しないことで合意に至った。

現在、起草された連立合意において、両党は著作権侵害者に対するインターネットの切断を許容しないことで合意した

この決定は、映画・音楽産業のロビイストにとって大打撃となるのだろうが、これはそれほど予想を超えた動きではない。

選挙以前より、FDPのリーガル・エキスパートSabine Leutheusserは既に彼女の党が著作権侵害者に対するスリーストライク・スキームに対して反対の立場をとっていることに言及し、それをドイツ市民の基本的な権利を侵害する不相応な措置であるとした。この見解は、現在の連立合意にも含まれている。

一方で英国やフランスなどの他諸国では、いわゆる「段階的レスポンス」法案が、市民からの大きな反対の声があるにもかかわらず、依然として検討されている。

余談ではあるが、先日のドイツ総選挙の結果、ドイツ海賊党は議席獲得まではいかなかったものの、約84万5千票、総得票数のおよそ2%を獲得し、存在感を示した。18歳未満を対象にした模擬選挙でも、9%の支持を集めており、政治的にもそうした層を見据えた政策が必要とされる・・・のかもしれない。もちろん、パイレーツ・フレンドリーになる必要はないと思うが、あけすけにインターネットを敵視するような、または安易に諸悪の根源とするような姿勢では、今後は厳しいのかもしれない。

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欧州に再び舞い戻ったスリーストライクポリシー

以下の文章は、TorrentFreakの「3-Strikes For Pirates Makes European Comeback Tour」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:3-Strikes For Pirates Makes European Comeback Tour
著者:Ben Jones
日付:October 23, 2009
ライセンス:CC by-sa

消費者への攻撃はあらゆる場所でその強度を増している。欧州理事会やフランス憲法院がそれぞれの国のスリーストライク法案を推し進めているため、その実現の見込みが舞い戻ってきたことになる。HADOPIは息を吹き返し、 EUは司法による監視の要件をずたずたにしようとしている。

スリーストライクベースの法案は、英国で強硬な反対にあった以外にも、各地で同様の反発を招いており、その驚異はここしばらく減少していた。

しかし、そうした反対運動は、ロビー団体や政治家たちがこうしたルールを推し進めんとすることを止めることはできなかった。

欧州議会では、いかなる制裁(インターネットアクセスの切断など)であれ、それが科される前に適切な司法手続きを求めるというスリーストライク法に対抗する改正案によって、スリーストライクの効力は大幅に減じられた。一方フランスでは、憲法院がわずかに修正されたHADOPI(スリーストライク的制裁を含むフランスの法案)を支持する判断を下した。

火曜、議会は、2度議会にかけられ、2度とも過半数の投票を得たはずのAmendment 138を断念した。この法案は、産業団体から告発されると同時に有罪となり、それに基づいて罰が加えられるという驚異から、市民の権利を守るものであった。その条文にはこうある。

欧州連合基本権憲章第11条にある表現および情報の自由に従い、司法機関による事前の判断によらず、エンドユーザの基本的権利および自由を抑圧する規制はあってはならないという原則の適用が、事後的な判断が下されることによる脅威から市民の安全を保護する。

それどころか、彼らは現在、効果的かつ即時的な司法審査を受ける権利を保証しないバージョンを考慮している。

海賊党議員であるクリスチャン・エングストロームは、彼のブログでこの改正案についてコメントしている。彼は、欧州議会の3人の交渉者と理事会代表らとの会合において、火曜日以降、変化を続ける文書について記している(ボールドは追加された箇所、打ち消し線は削除された箇所)。

こうした変化により、司法手続きの保証(いかなる手段も公正な手続きを経て行われるべきである)が削除され(現在はそうしたものを『尊重』すべきであるという程度にとどまっている)、ACTAの『国家安全保障』条項のような含意が含まれた。

彼はこれについて以下のように簡単に要約している。「議会のの提案すべてを無視するという議会に対する全くの侮蔑である。理事会は議会を迂回しようとしており、これを最後に決定を下すのは彼らであることを証明しようとしているのだ。」

一方、フランスの最高法権威である憲法院は、わずかに修正が加えられたHADOPIを承認した。9月に却下された当初は、切断措置を下すに当たっては(HADOPI機関ではなく)裁判官の判断が必要であり、それは法廷に委ねられなければならないとされた。しかし、修正案における司法手続きは、『fast tracked(即決)』のものとされ、完全な司法手続きが与えられるわけではない。ニューヨークタイムズ紙はこれを『交通違反と同様』であるとした

これは多くの人を、(もちろん)海賊党を怒らせることになった。フランス海賊党および国際海賊党のLaurent Le Besneraisはこれを「インターネットの自由に対する大きな打撃」であるとした。

「2009年6月、まさにこの理事会がインターネットアクセスは基本的権利であり、司法手続きなくしては制限することができないと明言したはずです。」と彼はTorrentFreakに語る。「そして本日、その理事会が、裁判官に違法共有を疑われたすべての人々のインターネットアクセスを切断する権利と責任とを与えたのです。もっといえば、容疑をかけられた個人は、自らの無罪を自ら証明しなくてはならないというのです。それは推定有罪に他ならなりません。」

これらの対策は方向転換を繰り返しているが、今後の選挙において欧州各地の海賊党の支持を大きく後押しする結果に終わるだけだろう。しかし、同党の活動や支持の呼びかけは主にオンラインで行われていることから、メンバーらのネット回線が切断され始めるリスクも存在する。証拠となる基準が極めて低いことからも、政治的な批判者に対し、その反対勢力の権力によって、最終的に回線を切断させられてしまう可能性は、ただの思い込みに過ぎないのだろうか?

すべてが予定通りに進めば、HADOPI機関は来月には職員を配置し、来年から警告上の送付を始め、そして来夏には切断が始まることになっている。この法律が無実の人々を罰し始めるまでにどれくらいの期間を要するのかを予測するのは難しい。IPREDよろしく、この法律のターゲットとされる人々は、自宅の回線を使うことをやめ、シードボックスやVPN、オープンWifiホットスポットを使うようになるだけだろう。

フランス憲法院のHADOPI第2案への判断については、無名の一知財政策ウォッチャーの独言さんにて翻訳、解説されているので、関心のある方は必読。

第195回:フランスの3ストライク法案の第2案に対する憲法裁判所の判決: 無名の一知財政策ウォッチャーの独言

以下の記事では、フランスのHADOPI成立前後のスリーストライク法案を巡る欧州の動きについて、非常に幅広く伝えている。ライターは末岡洋子さん。私の大好きなライターさんです。こちらは、様々な背景やいきさつ、派生にも触れているので、翻訳した上記の記事よりも網羅的な内容となっているかも。こちらも必読。

【コラム】欧州から眺めるITトレンド (36) フランスで違法ダウンロード対策法"Hadopi 2"が成立 | 経営 | マイコミジャーナル

英国版スリーストライク法の導入については、先日、ITMediaでもロイターの翻訳記事が掲載されているので、こちらも是非。

「違法ダウンロードでネット切断」法案、英国も推進 - ITmedia News 

The Pirate Bay設立者、スウェーデン法廷よりサイトへの関与を禁じられる

以下の文章は、TorrentFreakの「Pirate Bay Founders Banned From Running The Site」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Pirate Bay Founders Banned From Running The Site
著者:eingmax
日付:October 29, 2009
ライセンス:CC by-sa

ストックホルム地方裁判所は、The Pirate Bayの2人の設立者に対し命令を下した。現在、Gottfrid SvartholmとFredrik Neijは同サイトの運営に関わることを禁じられ、従わない場合にはそれぞれ71,000ドルの罰金を支払わなければならないとされた。彼らも、そしてサイトそのものもすでにスウェーデンに存在していないにもかかわらず。

8月、法廷はThe Pireta Bayに帯域を供給していたISPに対し、世界最大のBitTorrentトラッカー The Pirate Bayをインターネットから遮断するよう命じた。

数時間のうちに、同サイトは新たなホストへと移転したが、すぐさま同様の脅威にさらされることとなった。度重なる停止の後、The Pirate Bayはここ数日になってようやく安定を取り戻すことができた。

こうした企てが失敗に終わったものの、当局は同サイトを閉鎖するための追求を諦めることはなかった。

ストックホルム地方裁判所は現在、The Pirate Bayの2人の創設者 Gottfrid SvartholmとFredrik Neijに対して、同サイトの運営に関わることを禁じる命令を下した。法廷の命令に従わない場合には、それぞれ500,000クローナ(71,600ドル/654万円)の罰金が科されることになっている。

元The Pirate BayスポークスマンのPeter Sundeはこの決定には含まれなかったようであるが、彼はこの命令を快く思わず、設立者の2名もサイト自体も既にスウェーデンにはないことを指摘した。

「ストックホルム市裁判所はストックホルムにある。ストックホルムはスウェーデンにある。スウェーデン国内法が適用される。FrederickとGodfridはスウェーデン国外で暮らしている。さらにいえば、EU圏外にいる。The Pirate BayもEU圏外にある。」と彼はSRに語った。

「では、ストックホルム地方裁判所が、スウェーデンが、どうして海外にいる人間に対して、国外にあるサイトに関わるななどと命じることができるのでしょう?」

この記事は速報であり、詳細がわかり次第、追って更新する。

TaffyBox、BTjunkieのリソースを掠め取ったとしてアクセス拒否を喰らう

以下の文章は、TorrentFreakの「TaffyBox Shut Down by BTjunkie for Leeching Resources」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:TaffyBox Shut Down by BTjunkie for Leeching Resources
著者:Ernesto
日付:October 26, 2009 
ライセンス:CC by-sa

新たなTorrent検索エンジンTaffyBoxは、この2日間、初心者でも安心して利用できるダウンロードサービスを提供しているとして注目を集めた。同サイトはTechCrunchやその他のサイトに取り上げられたが、それから数時間と経たずして、利用できない状態に陥った。BTjunkieが、同サイトが許可なくリソースを掠め取っているとして、アクセスを遮断したためであった。

TaffyBoxは、通常のBitTorrentクライアントを必要とせず、ウェブブラウザ上でJavaアプレットを利用して直接Torrentからダウンロードを可能にするTorrent検索エンジンである。そのアイディア自体は、Vectorやその他多数のサイトでもBitletのJavaアプレットを利用してダイレクトダウンロードを提供していることからも、さほど新しいものでもない。しかしそれでも、TechCrunchに紹介されたことで、それ相応の注目を集めることとなった。

これほど取り上げてもらえることは、新参Torrentサイトにとっては大きな達成ともなるのだろうが、その喜びも束の間のことであった。同サイトを注意深く見てみるとわかるのだが、TaffyBoxは単に他のTorrentサイト―BTjunkie―のリソースを拝借しているだけであった。しかも、それはサイトの設立者に伝えられてすらいなかった。

言うまでもないが、そのことを知ったBTjunkieチームはこれを好ましいとは思わず、TaffyBoxから同サイトのバックエンドへのアクセスを遮断することにした。その結果、この新参サイトはもはや機能しなくなってしまった。

「TaffyBoxのようなサイトは、何らかの貢献をすることもなく、コストのかかるリソースだけを掠め取っています。我々のバックエンドを利用する大半のサイトは、我々に報いてくれています。そうしないのであれば、我々はBANするまでです。」とBTjunkieの設立者はTorrentFreakに語った。さらに「彼がしたことは、単に我々のサイトを食い物にして、広告をはぎ取ったようなものです。」とも言う。

Whoops!

TaffyBoxを機能不全に陥らせたこの切断は、当然のことながらサイトを運営しているJakeの知るところとなった。BTjunkieが同サイトのリソースを利用する新参者を拒否してから数分後、彼はBTjunkieへのリンクバックを申し出たものの、執行猶予を得るには十分ではなかったようだ。

BTjunkieの設立者は、同サイトの検索エンジンを利用するサイトは、Torrentへの直リンクではなく、BTjunkieのダウンロードページにリンクを張らねばならないのだと説明してくれた。「せめてBTjunkieについて言及すべきだと誰しもが思うでしょう。切断する段になってからようやくリンクしますよと言われても。」と言う。

このTaffyBoxの件は、既存のTorrentインデックスサイトを利用して、独自のTorrent検索エンジンを作ろうとする人々にとって、よいレッスンになることだろう。BTjunkieなどのサイトは、なんからのリターンがあれば、自身のリソースをシェアすることを問題とは思わないだろう。まさに、BitTorrentとは互恵関係そのものである。

Update:TaffyBoxは(利用するインデックスサイトを)The Pirat Bayにスイッチし、再び機能を取り戻したようである。

まぁ、何をフェアと感じるかは人それぞれというところなんだろうね。

それはともかくとして、ユーザにとっては一手間抜くことによって利便性は高まるのだけれども、それによって失われるものもあって。Torrent検索サイトのダウンロードページにはたくさんの情報が詰まっていて、そのうちの個人的に最も重要だと思っているのが、ユーザからの報告コメント。当該のTorrentでダウンロードしたものがウィルスやマルウェア、フェイク、Torrentの名前を異なるものだった場合には、ダウンロードしたユーザからそれについてのコメントが投稿されることも多く、実際に被害に遭う前に回避できる場合も少なくない。

便利と言えば便利なんだろうけど、それによって高まるリスクもあることを考えると、こうしたサイトを安易に利用するのもアレかなと思うんだけどね。

NowTorrents、Googleよりペナルティを受けTorrentFlyとしてリニューアル

以下の文章は、TorrentFreakの「NowTorrents Becomes TorrentFly After Google Penalty」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:NowTorrents Becomes TorrentFly After Google Penalty
著者:Ernesto
日付:October 23, 2009 
ライセンス:CC by-sa

2009年に急成長したNowtorrentsだが、2週間ほど前、 Goolgeよりペナルティを科されたことで同サイト総トラフィックの90%を失うこととなった。Googleがペナルティを科した理由は定かではないが、現在、Nowtorrentsのオーナーは、この機を新たな名前―TorrentFly―の下で新たな検索サイトを再始動するチャンスとして利用した。

2009年初めの時点では、NowTorrentsは1日に30,000人程度のビジターを抱える比較的小規模のTorrent検索エンジンであった。

それから数ヶ月、同サイトへのアクセスは爆発的に増加し、1日100万人ものビジターを抱えるトップ10Torrentサイトにまで成長を遂げた。

NowTorrentsの成功はその大部分をGoogleに依存していた。オーナーはSEOに膨大な労力を割き、それは確かに成果を上げた。ビジターの90%がGoogle検索エンジンから訪問した。しかし、2週間前、全てが変わった。突然にGoogleからのトラフィックの大波が雀の涙ほどになってしまったのだ。

NowTorrentsの設立者はこの問題についてGoogleにコンタクトを取ったものの、Googleからは検索結果のランキングについてはコメントできないと告げられただけであった。同サイトの前ページが未だにインデックスがつけられていることから、Googleから完全に削除されたわけでないことははっきりしている。しかし、NowTorrentsのページは検索結果の下位に表示されており、Googleからペナルティを科されている可能性が高い。

やや「過剰な」最適化を図ったがために、NowTorrentsはGoogleから格下げられたということも考えられなくもない。Googleが作為的に検索ランキングをあげようとするサイトを懲らしめることはよく知られている。しかし、サイトの設立者がGoogleに仕返しできるわけもなく、失ったトラフィックを取り戻すことは出来なかった。

Google ‘Penalized” Nowtorrents

サイトの設立者にとって、ゼロからやり直す以外の選択肢はなかった。実際、彼はこの機を新たな名前でサイトを再始動する機会として利用し、再びGoogleの恩恵を手にしようとしている。この件とは別に、彼は既に新たなサイト構築に乗り出しており、その点では絶好のタイミングであった。

新しい、そして改善されたNowTorrentsは本日、TorrentFlyと名を変えた。これまでに利用したことのあるユーザであれば、サイトのレイアウトや検索機能に変更が加えられていることに気付くだろう。

新たな機能の1つとして、同サイトメンバーはTorrentFly上で検索するサイトを選択できるだけでなく、どういった順番で表示させるのかを設定することができるようになった。他にも、メンバーになればサイト上に広告が表示されなくなるといったメリットもある。

「レイアウト変更や機能の追加以外にも、TorrentFlyはバックエンドに多数のマイナーな変更や修正が加えられています。それによって、より高速かつ良好な検索結果が得られることになるでしょう。」とサイトの設立者はTorrentFreakに語っている。

実際、TorrentFlyの検索結果は数ミリ秒のうちに表示される。サイトに加えられた変更が正しい方向を向いているということなのだろう。現在、TorrentFlyはGoogleフレンドリーなサイトとなることを望んでいる。

NowTorrentsってあまり覚えはないのだけれど、Googleの検索結果にNowTorrentsの検索結果のページがよく引っかかってたなぁという記憶がある。ビデオ検索サイトとか、wikiなんかでもよくある検索スパムチックな感じだったのかなと推測。

もしそうなら、私やTorrentでダウンロードしようとは思わない人にとっては有害無益な(コストを奪ったという点で)検索結果だったのだろうから、検索下位に表示されて然るべきかなと。

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