2008年05月04日
数日前、世界最大規模のBitTorrentサイト、Mininovaがハードウェアトラブルのために停止していたようなのだけれども、その時に起こっていた現象がなかなか興味深いよというお話。このMiniovaの停止によって、同サイトが抱えているユーザたちが一斉に他のサイトにアクセスしたことで、そのサイトがそのトラフィックへの対処に四苦八苦していたのだという。こうした状況は、1つの大手サイトが急に停止した場合に、ほかBitTorrentサイトへの負荷が一時的に、急激に高まり、それに耐えかねたサイトが停止することで、生き残っているサイトにさらに負荷を増やしてしまう、という負の連鎖を想像させるものでもある。
原典:TorrentFreak
原題:Mininova Downtime Puts BitTorrent Sites Under Pressure
著者:Ernesto
日付:April 29, 2008
MininovaのErikはTorrentFreakに対して、バックアップのきかないロードバランサーのネットワークカードに障害が発生していると話してくれた。
mininovaチームは、再びサイトオンラインに戻すため、懸命に取り組んでいる。グッドニュースはデータが失われることはないということ、バッドニュースは普及までには多少の時間−今日がオランダの祝日であるため、12時間程度を要するかもしれない−がかかるということ。
Mininovaフォーラムはロードバランサーに接続していないために、稼働を続けている。MininovaのフィーチャーコンテンツセクションのSeedも同様の理由で障害には巻き込まれていはいない。Mininovaは現在、1日当たり300万人以上のユニークビジター、1500万以上のページビューを誇っており、最も多くのトラフィックを抱えるBitTorrentサイトである。
したがって、Mininovaの停止は、ほかの複数のBitTorrentサイトに相当な数のビジターを流すことにもなった。Flippy、Torrentz.comの管理人たちは、トラフィックが平時に比べて50%ほど増加しており、1時間につき数万ものビジターが訪れているとTorrentFreakbに語ってくれた。その結果、Flippyは同サイトをスムースに走らせ続けるために苦労しており、その他のBItTorrentサイト管理人も同様のビジターの増加を報告している。
今のところ、時々生じるサーバコネクショントラブルを除いては、Torrenzはうまくやっているようである。Mininovaのサーバトラブルが、4番目に大手のBitTorrentサイトを停止させる、ということになればそれ恐ろしいことである。BitTorrentサイト全体のリングは、カードで作られた家のように、潜在的な崩壊の可能性を孕んでいるのかもしれない。
update:Sumotorrentもまた、サイトへの負荷のために6時間の停止状態に陥ったなるほど、大手のサイトが停止に陥れば、その代りに別のサイトにアクセスが集中し、それによって二次的な被害をもたらす可能性があると。そして、そのサイトもまた過負荷状態に陥り停止すれば、さらに他のサイトにアクセスが集まり…というところでしょうか。
ある意味では、代価可能性が高すぎるがゆえに、容易にユーザがスライドできるというところがあるのだろう。現在では、Mininovaは復旧しているのだけれども、こうした停止の連鎖という可能性も、なかなか興味深いところだ。





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