2008.06.03 Tue
Bell Canada:BitTorrentを規制中のISP、ビデオダウンロードサービスをローンチ
以下の文章は、TorrentFreakに掲載された『Bell Opens Video Download Store, but Continues to Throttle BitTorrent』という記事を翻訳したものである。
原典:TorrentFreak
原題:Bell Opens Video Download Store, but Continues to Throttle BitTorrent
著者:Ernesto
日付:May 23, 2008
Bellは最近、ビデオダウンロードストアをローンチし、4.99ドルでのダウンロード購入、1.99ドルでのレンタルで映画を提供している。
しかし同時に、BitTorrentビデオストア−つまりBellの直接の競争者−の利用者や、一般的なBitTorrentユーザは、彼らのトラフィックが規制されている。どうして規制など行うのだろうか?Bellは、十分な帯域がないためだという。
トラフィックに耐えるだけの十分な帯域を持ち合わせていない、という主張は、控えめにいって疑わしいものだ。そして、この(訳注」帯域が足りないとかいう)データ危機に対するBellの対処は、さらに理解できない。彼らのネットワークキャパシティに投資する代わりに、加入者の接続を単純に減速させるというのだから。しかも、問題の原因を無視したままに。
さらにBellは、競争的なビデオダウンロードサービスをローンチすることを決定した。そして、BitTorrentプロトコルがおそらく膨大なトラフィックを生むから、という理由で加入者のBitTorrentプロトコルの利用を規制しつつ、Bellは帯域を馬鹿食いする彼ら自身のダウンロードストアをローンチした。
これは彼らの加入者に対してアンフェアだというだけではなく、BitTorrentをビジネスモデルのベースにしている他のビデオサービスにもネガティブな影響を与える。Bellやその他による規制の努力は、実際にBitTorrent IncやVuzeといった企業に損害を与えている。これら企業が、BitTorrentに依存する製品を提供しており、BitTorrentトラフィックが規制されることでそれらの製品はほとんど役に立たなくなる。
現在、Bellは自身のビデオストアを有しているため、同ISPは積極的に、BitTorrentをベースとする競争相手が提供するサービスの品質を落としている。つまり、ネットワークが"混雑"しているときにはほんの数キロビット/秒の転送速度しか出ないため、BellユーザはおそらくBitTorrentを利用したビデオダウンロードサービスを選択しないだろう。
さらなるインターネットゲートウェイキャパシティ、ピアリング協定といったものに投資する代わりに、Bellはビデオストアをローンチすることを選択した。おそらく、Bellやその他のISPは将来をきちんと見据えるべきときである。BitTorrentはどこかへ去っていくものではないし、そして将来的には、より多くの『帯域をむさぼる』サービスが登場するのだから。
それとも、Bellに対する反競争的な動きがみられるかな?| 帯域規制/制御 帯域制御/規制 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑









