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英国ISP Virgin Media、音楽産業と手を組みファイル共有ユーザへの警告キャンペーンを開始

以下の文章は、TorrentFreakに掲載された『BPI and Virgin Media Agree to Start Warning Uploaders』という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:BPI and Virgin Media Agree to Start Warning Uploaders
著者:enigmax
日付:June 06, 2008

British Phonographic Industry(BPI)と英国ISPのVirgin Mediaは、膨大な数のファイル共有ユーザが警告を受け取るであろう取り決めを交わした。BPIはファイル共有ユーザを追跡するためにそのリソースを利用し、Virginにそれら情報を伝え、そしてVirginはそのBPIからの警告状を添えて、Virginからの警告として加入者に送付する。

2008年、『3ストライクアウト』コンセプトは、次第に速度を上げ世界中に広まっている。3度目のアップロード行為の発覚により、アンチパイラシー団体は、あなたのインターネット接続を切断する。当然のことではあるが、大半の人々はそうしたプランを快く思ってはいない。実際、そうしたシステムを考慮しているとしたISPに対しては、相当な批判的報道がなされている。

Virgin Mediaは、英国におけるこの議論の最前線にいる。以前、VirginがBPIと組んで、3ストライクポリシーを導入しようとしていると報じられたが、非常に評判が悪く、数日のうちにこうした取り決めがなされたことを否定した。

しかし、事態はそれで収まってはいなかった。Music Weekが報じたところによると、BPIは継続してVirginに働きかけ、現在ある種の妥協案に合意したという。Virginは(まだ)継続的なアップローダを遮断してはいない。しかし、無許諾のアップロードを行うユーザに関する情報をBPIから提供された後、Virgin Mediaは当該の加入者のアカウントが「不正に利用されない」ようにする方法について、「教育的な」アドバイスとともに警告状を送付するようだ。アドバイスには、許諾された音楽のソースへのリンクや、一般的なウィルス、スパイウェアなどの脅威についてのものが含まれる。

この10週間のトライアルにおいて、加入者はVirginからだけではなく、BPIからも警告状を受け取ることになる。それには、これまでVirginがユーザの遮断に関して否定しているにもかかわらず、継続的な違反者はインターネットから切断され、そして裁判に引きずり出されるということが述べられている。

BPIの最高責任者であるGeoff Taylorは、以下のように述べている。「Virgin Mediaは、公に問題に対処する初のISPとなります。社会的にも信頼できるISPであり、他のISPもこれに注目し、そしてその進展を見ていていただきたいと願っています。彼らが協働してくれることが、どれほど励みとなるでしょうか。彼らはミュージシャンの権利を理解してくれているでしょう。」

さらに、Virgin Mediaのスポークスマンは「私たちは、人々にミュージシャンや音楽企業の権利を侵害することなく、音楽をオンラインで楽しんでいただきたいと願っております。このキャンペーンは、私たちの顧客の皆様が、どのようにしてそうすることができるのかを理解することを手助けするというものなのです。」と付け加えた

これに関するBPIの戦略がどのようなものではあるのかは不明であるが、実際にVirginに圧力をかけているところからすると、おそらくは収集したIPアドレスをデータベース化させることをもくろんでいるのだろう。そうすることで、以前に『捕えられた』IPアドレスにフラグを立てることが容易になり、これらのIPアドレスはその後、Virginによって持続的なユーザ、つまり遮断候補として扱われることになる。Virgin Mediaは(英国の他のADSL ISPとは異なり)静的IPアドレスを提供している。つまり、大半のユーザは常に同じIPアドレスを有しているために、容易にターゲットとされるのである。しかし、そのようなVirgin加入者がルータを所有している場合、単にMACアドレスを変えることで、Virginに新たなIPアドレスを発効させることができる。それは、動的IPアドレスを提供するISPのように、ユーザに『保護』を与えてくれる。

結局、こうした嘘っぱちは大きな矛盾に突き当たる。カジュアルなアップローダーは単にBPI/Virginからの警告を受けるだけであり、継続的な・何度か捕まったことのあるユーザだけが切断されたり裁判に持ち込まれる(もちろん民事上の)のだという。しかしそうであれば、OiNKのアップローダを重大な刑事犯として扱い、逮捕するよう警察に直接的に働きかけたことに、なぜBPIは全く触れないのだろうか?

TorrentFreakは、これらの被告人のうち少なくとも2名に関しては、たった1枚のアルバムをアップロードしただけであることをつかんでいる。それが持続的?いや、まったく。詐欺共謀?勘弁してくれないか。

フレンドリーな、そして教育的な警告は、いったいどこのISPからあったのだろうね。

UPDATE:The Registerは記事の中で、ユーザに送付された警告状のコピーをホストしている。ここからVirginの警告状を、ここからBPIの警告状を見つけることができる。(訳注:いずれもPDF)

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