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さようなら、Azureus:ソーシャルBitTorrentクライアントVuzeとして再出発

原典:TorrentFreak
原題:Azureus is Dead, Vuze Goes Social
著者:Ernesto
日付:June 16, 2008

5年が経った。もう、人気のBitTorrentクライアントAzureusはここにはいない。VuzeチームはAzureusという名前を完全に捨て去り、現在、新たな「ソーシャル」BitTorrentクライアントは、コンテンツディストリビューションプラットフォームと完全に統合する。

JavaベースのBitTorrentクライアントAzureusが初めて公開されたのは2003年6月のこと。それは瞬く間に、BitTorrentのアーリーアダプターたちの人気を集めた。時は過ぎ、AzureusはBitTorrentクライアントの中でも最も多機能なクライアントの1つとなり、それは専門の開発チーム、活発なコミュニティに支えられていた。

変化が訪れたのは2006年のこと、Azureusは「Vuze」(コードネームZudeo)というコンテンツディストリビューションプラットフォームをローンチし、それはトータル3400万ドルのベンチャーキャピタルにバックアップされていた。Vuze/Zudeoがベータバージョンにあったとき、彼らは非VuzeバージョンのAzureusのリリースを続けていた。しかし、Vuze CEOのGulles BianRosaはTorrentFreakに対して、これはユーザを混乱させるだけだと話した。

「1年以上前、我々は名前をAzureusからVuzeに変更したが、それは明確な、一貫したやり方で変更を行ったわけではなかった。これは、我々のユーザに多くの混乱をもたらすことになった。したがって、我々は、Vuzeという1つの名前にすることで、この状況を打開したいと考えている。」

「もちろん、Azureusという名やカエルの持つパワーを理解していないわけではない。しかし、それは我々のオリジナルのBitTorrentアプリケーションと関係しているのみである。我々は今、素晴らしいコンテンツを発見し、再生し、そして今日するするためにオールインワンアプリケーションの創造に向けて突き進んでいる。それは単なる一BitTorrentクライアントを超えたものとなるだろう。我々は、それを反映させるために名前を変更したいと思う。しかし、今も残るカエルが我々の遺産として受け継がれている。」とGillesは言う。

本日、Vuzeは新たなバージョン(v3.1)をリリースした。そこにはいくつかの新機能が搭載されている。最もドラスティックな変化としては、クライアントに加えられたソーシャルレイヤーであろう。Vuzeユーザは現在、フレンド登録することができ、その友人たちとTorrentを共有することができる。また、あなたが同じTorrentをダウンロードしているときには、友人のダウンロードをブーストして上げることができる。

また、この新たなクライアントは、これまでのVuze.comからのコンテンツに加えて、複数の人気BitTorrentサイトを検索できるメタサーチエンジンを搭載している。検索機能はカスタマイズ可能で、たとえデフォルトで含まれていないサイトであっても、お気に入りのインデックスサイトを登録することができる。

しかし残念なことに、Vuzeプラットフォームを統合していないVuzeクライアントは提供されることはないようだ。GillesはTorrentFreakにこう話している。「我々は、ユーザにワンストリームで発見、ダウンロード、再生、共有を可能にするオールインワンアプリケーションを創造するというビジョンを届けることに注力している。」

「torrentの発見、再生、共有を可能にするオールインワンアプリケーションの創造、我々はその道を歩み始めた。特に、ユーザが「Frends」機能を通じてコンテンツと帯域の共有を可能にすることで、我々はpeer-to-peerに新たにソーシャルな次元―我々はこれを「ソーシャルP2P」と呼んでいる―を加えることになるだろうと信じている。」とGillesは言った。

Azureusはもうここにはいない。元の名前に戻ることはない。ある見方からは、これは前進であり、新たなインターフェースや機能は新たなユーザにアピールすることができるようになる、といえるかもしれない。しかし、それはクラシックUIを好む開発者やユーザたちに事情に熱い議論を引き起こしもする。しかし、少し隠され気味ではあるにしても、オリジナルのインターフェースはUIスイッチャーによって利用可能ではある。この変化が正しいものであったのか、それは時が教えてくれるだろう。

おそらく、Vuzeにはこれ以外の道がなかったというより他はないかもしれない。Azureusという名を捨て、Vuze一本でいくということは、過去の様々なものを捨てるということでもあるのかもしれない。確かにBitTorrentクライアントとしては今でも高い人気を誇っているが、それでもシェアの減少は著しく、クライアントとしての人気だけが高いことがVuzeにはそれほど多くのものをもたらしてはくれなかったのだろう。

ならば、過去を捨て、新たなソーシャルBitTorrentクライアントとしてリスタートを切りたかった、という部分は理解できなくもない。もちろん、それはuTorrentユーザだからこそ、言えるのかもしれないけど。

とにもかくにも、VuzeはソーシャルBitTorrentクライアントとしての再出発を図ったということになる。しかし、このソーシャルBitTorrentクライアントという発想自体は何も目新しいものではない。欧州ではTriblerというクライアントが、その将来性を期待されているし、オールインワンコンテンツプラットフォームで考えれば、それに近いものはVeoh TVMiroなどをはじめとして様々に登場してきている。1つの時代に区切りをつけたとしても、新たな競争に飲み込まれていくことになるのだろう、

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