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フランス:ファイル共有ユーザをインターネットから遮断する「3ストライク」法、公表

以下の文章は、TorrentFreakに掲載された『3-Strikes Law to Disconnect French Pirates』という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:3-Strikes Law to Disconnect French Pirates
著者:Ernesto
日付:June 18, 2008

ここ数か月、多くの国で、ファイル共有ユーザをインターネットから遮断する可能性が模索されてきた。本日、フランスは新たな「3ストライク」法を提案する初の国となる。この法律は、IFPIやRIAA、MPAAといったアンチパイラシー団体がインターネットを警備することを可能とする。

ワシントン大学が、「著作権侵害警告」がいい加減な戦術に基づいていることが示されて間もないが、フランスでは、海賊をインターネットから遮断するために、これらの警告を利用すると発表した。アンチパイラシー団体から送付される警告メールは、しばしばISPに対して法的強制力を持つ。その言いがかりが何ら根拠の示されるものではないにもかかわらず。ロビー団体は、こうした警告だけでユーザを罰することを可能とするよう、複数の国で主張を強めてきた。そして、フランスはそのロビーマネーに屈し、3ストライク法を提案したのである。

2回目以降の著作権侵害警告を受け取ると、新たな法律はユーザをインターネットから遮断することを可能にする。そうした警告はISPから送信される。しかし、それは単にアンチパイラシー団体によって収集されたデータだけに基づいている。

本日、フランス文化相のChristine Albanelは、新たな法案を発表した。彼女はこの法案がインターネット海賊行為を激減させることを期待しており、記者会見ではこのように述べている。「海賊行為を100%根絶することができない、というのは理解しています。しかし、私たちはそれを大幅に減少させることができると考えています」。以前より、こうした法律に賛成の立場を取るNicolas Sarkozy大統領は、この法案を支持してこうコメントしている。「インターネットの不法状態が許されてよい理由などありません。」

新たな法案が通ることになれば、フランス市民のインターネット加入は、アンチパイラシー団体の完全な支配下に置かれる。ISPに対してこれらのクレームを送付するための新たな機関が設けられ、そのクレームに基づいてISPは警告メールを送付する。しかし、重大な問題として、IFPIやMPAA、RIAAによって用いられているようなデータを収集する技術は、決して正確なものではない、ということである。

興味深いことに、このフランスの法律は、今年4月、疑わしきファイル共有ユーザをインターネットから切断することを可能にする国の計画を批判した欧州議会に、真っ向から衝突するものである。欧州議会は、些細なファイル共有ユーザをインターネットから遮断することが「人権、市民権とバランス・有効性・抑止力の原則に抵触する」と述べている。

この問題のある法案は、この秋の国会を前に提出される予定である。そして、これが通ることになれば、新たな法律は2009年1月1日より施行される。

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