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P2P-Next、ライブ・VOD BitTorrentストリーミングのテストを開始

以下の文章は、TorrentFreakの「P2P-Next Introduces Live BitTorrent Streaming」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:P2P-Next Introduces Live BitTorrent Streaming
著者:Ernesto
日付:July 18, 2008

P2P-Nextリサーチグループによって開発されたSwarmplayerは、現在ゼロサーバアプローチを用いた真の第4世代P2Pスタイルでのライブビデオストリーミングを可能にした。EUやパートナーから得た2,200万ドルのプロジェクト予算を用いて、P2P-Nextリサーチグループは、インターネット上のビデオ視聴方法を再定義するのだという。

この新たなブレイクスルーテクノロジーを用いれば、これまで1人か2人にライブストリーミング(たとえばWebカメラFeed)をしていたときと同程度の帯域で、数千人の人たちにライブストリーミングを提供することができるようになる。Swarmplayerを利用し、ユーザは単純に「ライブ」.torrentファイルをクリックするだけで、すべてのライブBitTorrentチャンネルにチューニングを合わせることができる。これを可能にするために、P2P-Nextリサーチグループは、通常の.torrentでライブ可能な.tstreamフォーマットを作りあげた。

BBCは、このP2P-Nextプロジェクトの一部として行われている新たなBitTorrentストリーミングフォーマットのテストに参加している。プロジェクトのサイエンスディレクターであるJohan PouwelseはTorrentFreakに、この新しいテクノロジーに注目しているのはBBCだけではないと述べる。「私たちは、関心を持ってくれる多くの人々と取り組んでいます。European Broadcasting Unionを通じて、私たちは多数のフィードバックを受け取っています。近い将来、更なるフィールドトライアルを行うことになっています。」

このテクノロジーが成功をおさめることになれば、放送局はこのビデオストリーミングプロジェクトによって年間数百万ドルをも節約することができるだろう。ただ一方で、現在こうした帯域の負担を強いられることになるISPにとっては、嬉しくもないことだろう。しかしながら、最も重要なのは、こうしたテクノロジーのおかげで、帯域に多額のコストをかけることなく、個人が数千人のユーザを相手にストリーミング放送をすることができる、ということだ。YouTube 2,0、というところか。

さらにPouwelseは、Joostのようなサービスとは異なり、これらは完全にオープンスタンダード、オープンソースにあるという。「研究プロジェクトとして、私たちは本質的には、ビジネスモデルを度外視して、他の誰もが手にしていないものを作り上げる必要があるのです。」と彼は言う。そして、どのようにして、彼らがBitTorrentを介したストリーミングを機能させたのかについて説明した。

「関連性に関しては、私たちはBitTorrent互換を残しています。しかし、これまでのBitTorrentはストリーミングとの互換性を持っていません。そこで私たちは、tit-for-tatプロトコルを捨てることで、この問題を解決しました。そしてより包括的なGive-to-Getと我々が呼ぶものを導入しました。」

「Give-to-Getは、表示のために必要なビデオのブロックをその都度得ようとします、Tit-for-tatはあなたに帯域を提供してくれた人に報いようとするのですが、これはストリーミングではうまく機能しません。その代り、Give-for-Getは、他の人に親切にしている人々に、帯域を提供するというものです。これは非常に強力なものではあるのですが、機能させるためには非常に注意を要することが分かりました。」

実際、WebカメラFeedのストリーミングと、大容量のビデオファイルをダウンロードとは全く異なる。Swarmplayerがすることは、1分間のデータをダウンロードし、それをバッファーすることにある。それをSwarm内の他の人々と交換することになる。ユーザは活発にバッファリングされたデータを交換する。

このブレイクスルーにおいて重要だったのは、Dr. Arno Bakkerは実現した"UnDownload()"機能であった。連続したストリームを視聴するためには、playerは一定期間後にデータを廃棄しなければならず、そのために必要な機能となる。これは、今年7歳を迎えるコードの大幅な書き換えが必要とされることを意味する。

BitTorrentライブストリーミングを試してみたいという方に、現在、アムステルダムから配信されているWebカメラの映像や、BBCから配信される5分間の天気予報(こちらはライブではない(訳注:aviファイルのオンデマンドストリーミング))のストリーミングがこちらから利用可能だ。このテストにはフィードバックを返すことができ、また統計情報に関してはこちらでチェックすることができる。自分でBitTorrentライブストリーミングをセットアップしたい方には、こちらに詳細が掲載されている

SwarmplayerおよびBitTorrentライブストリーミングへの取り組みは現在進行形である。Pouwelseは「ここ1カ月のうちに、このコードをソリッドに、安定したものにしたいと考えています。それが達成されれば、次のマイルストーン、シェアリングラティオの強制への注力することができるでしょう。これは、より多くアップロードしてくれた人に対して、よりよいビデオエクスペリエンスを提供するものとなります」。我々はこれらの発展に強い関心を持っている。きっと、我々のオンラインビデオ視聴方法を変えてくれるものとなるだろう。

で、試してみた。まずはSwarmplayerのテスターページからクライアントをダウンロードして、インストール。今回はWindows版。最初の起動時に関連付けの設定について聞かれるので、.tstreamのみをSwarmPlayerに関連付けると良いかと。

インストール後、テストページの以下のリンクから、.tstreamファイルをダウンロードし、読み込ませる。

まずはじめに、ライブストリーミング(Live Web Cam)のほうを読み込ませてみた。読み込みが始まると、Peerに接続し、バッファリングが始まる。

それほどバッファリングに時間がかかることもなく映像が表示された。音はないみたい。

続いて、BBCの天気予報を見てみる。こちらはVODストリーミングとなっており、aviファイルがストリーミングされる。

こちらも読み込むと、Peerへの接続、バッファリングが開始される。

ストリーミング提供者次第なのだろうが、このクライアントの右下のSAVEボタンを押すと、VODコンテンツを保存することができる模様。ライブストリーミングだと難しいだろうけど。

他に気になるところとしては、タスクトレイ上のアイコンにカーソルを合わせると、ステータスが表示されるとか

タスクトレイアイコン右クリックでオプションの設定が可能になるとか(右側はアドバンスト設定)

 

とりあえず、ストリーミングに関してはなかなかいい感じで視聴できている。

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