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EFF、帯域制御をおこなうISPを検出するツールをリリース

以下の文章は、TorrentFreakの「EFF Tool Hunts BitTorrent Throttling ISPs 」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:EFF Tool Hunts BitTorrent Throttling ISPs
著者:Ben Jones
日付:August 02, 2008

Comcastは全包囲攻撃を受けていると感じていることだろう。訴訟を起こされ、FCCからの調査が入り、いたるところで批判されている。同社は帯域制御の問題を、人々の関心事として、そしてさらに公での議論にまでした。EFFは、ISPとその帯域制御をハイライトするため、ユーザが自らの接続の完全性をテストすることができる新たなツールをリリースした。

我々が、最初にComcast帯域制御実行について報じてから、およそ1年が経った。本日、彼らは年末までにその実行をやめるよう命じられ(doc / pdf)、同社は8月末までにそれを停止することを明らかにしている。多くの人はComcastが申し立てを行うのではないか、と考えているようが、一部の人々は、そのための余地を既にComcastが失っていると考えている。

とはいえ、こうした帯域絞りを行っているISPはComcastだけではない。Project Glansnostの統計でも示されているように、Coxもまた、過度の帯域抑制を行っている。一部の人たちがISPへの勝利のシャンパンに酔っている一方で、一部の人々は引き続き、ISPを正直でいさせるために、そして加入者たちが払った分だけのサービスを得られることを確実にするために、懸命に取り組んでいる。

こうした取り組みの最新のものとして、EFFSwitzerlandと呼ぶプロジェクトがある。これはまだまだ初期の段階にあるが、この試みは単にISPがSandvine方式の帯域制御技術を利用していることを発見するというだけではなく、その他の帯域制御形態をも発見するというものである。中央サーバを持ちいて、機知のtorrentストリームにおけるISPの干渉を発見するというGlansnostとは異なり、Switzerlandは分散化された手法を用いる。そこではSwitzerlandを走らせているPeerが、他のSwitzerlandユーザに送信したパケットに関する情報を交換する。このデータパケットは中央サーバを介して暗号化されることになる。実質的には、これは第三者を介して送られるtorrentアクティビティのチェックサムといえる。EFFのスタッフテクノロジストであり、Switzerlandの開発者であるPeter Eckersley曰く「アリスとボブがパケットを交換しています。彼らはパケットの異なる見え方を調整するために、中立のサーバ(Switzerland)に接続します。」

EFFは、なぜこのプロジェクトを始めたのか、そしてニュートラルなネットワークがなぜ重要であるのかについて、TorrentFreakに語ってくれた。「私たちはTest Your ISPプロジェクトを開始し、デザインし、Switzerlandプロジェクト立ち上げた理由はいくつかあります。1つには実利的な理由があります。私たちはComcastがP2Pネットワークに行っていた妨害に対する、システマティックなテストを開始しようとしていました。そのための唯一賢明な方法として、自動化されたセンサーネットワークを構築することにあると考えました。そこで、私たちはそうしたのです。」

「もちろん、包括的な理由としては、これまでインターネットが生み出してきた、オープンで、イノベーティブな優れたものたちが、透明性なくしては、失われることになるということもあります。」とEckersleyは言う。「EFFの使命は、オープンで、イノベーティブなインターネットを保ち続けることにあります。私たちは、ネットワークの片隅に光を当てなければなりません。そして、ISPがコントロールルームで『プロトコルAはOKだ、だがプロトコルBは我々のビジネスプランに都合が悪いので二級扱いか、完全にふさいでしまえ。』などと言わせてはならないのです。」

このクライアントが、アンチパイラシー企業やその他の好ましからざる人たちによってモニターされているのではないか、このシステムが別の目的の検証のために利用されているのではないか、と心配する人もいるかもしれない。しかし、そうした可能性は低いだろう。ただ、それを避けるための最も簡単な方法として、Petersは「Switzerlandクライアント間で、著作権で保護されたファイルを交換することを避けてください。あなた方が独自にSwitzerlandサーバを稼働させれば、著作権リスクはおそらくは低くなるでしょう。ただ、それでもログは残ります。」という。

さて、FCCが今後、他のISP、そのトラフィック管理についてどのような措置を取るのかという疑問が残されている。この問題に関する我々の質問は、この記事を公開するまでには得られなかった。

Comcastに対するFCCの改善命令については、日本でも記事になっているので、そちらを参照してみてくださいな。CNETの記事なんかはさまざまな背景、状況を概説しているので、面白いよ。

おそらく、これに関連する(してくる)であろう、以下の記事も興味深い。

まぁ、結局はP2Pに対する差別的な扱いがよくない、というよりは、特定プロトコルを差別的に扱うことは、いかなる理由であっても認められない、ということなんだろう。それが許されるのであれば、ISPがそれぞれに行っているサービスを守るために、競合サービスの品質を貶めることも可能となってしまう。少なくとも、P2Pといえども、VuzeやBitTorrent.comにとって帯域を抑制されてしまうことは、相当な痛手であってね。

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