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英国:インターネットビデオはテレビ視聴を促進する?

以下の文章は、paidContent:UKの「Internet Video Increasing Traditional TV Viewing?」という記事を翻訳したものである。

原典:paidContent:UK
原題:Internet Video Increasing Traditional TV Viewing?
著者:Dianne See Morrison
日付:August 12, 2008
ライセンス:CC by-nc-sa

結局のところ、インターネットビデオは、伝統的なテレビ視聴にそれほど多くの損害を与えるものではないようだ。テレビBroadcasters’ Audience Research Board(BARB:テレビ視聴率測定団体)は今日、今年前半期のテレビ広告視聴数が、前年と比較して6%増加していると述べた。さらに、1月から6月までのテレビ視聴時間の平均が2.34時間であり、これは昨年と比較して4%増加している。

BARBの統計をリリースしたテレビマーケティング団体Thinkboxは、ITV.com、Sky Player、BBC iPlayer、4ODといった放送局によるWeb上でのキャッチアップサービス(訳注:見逃し、見直し需要に対応した期間限定の再送信サービス)が、テレビ視聴全体を減退させるものではなく、むしろ増大させることが示されたものだとしている。「これらは視聴者の異なる需要を満たすものであり、共存、そして互いに促進しあうことができる」とThinkboxは結論付けている。

しかし、EndersのアナリストToby Syfretはそれを確信してはいない。彼はFT.comにて、この視聴の増大はアナログTVからデジタルマルチチャンネルTVに移行したこと、2月のうるう日が0.5%の増加を説明することをを指摘している。Thinkbox CEO Tess Alpsが、この調査結果を「経済の低迷した中での一筋の光明」とし、広告主に「その効果性が証明され、ますます価値を増大させ、成長を続ける媒体を活用する」よう訴えた。しかし、Syfretはこれにも懐疑的であった。

彼はこう指摘する。「供給の増加が、必ずしも広告主が費やすお金を増大させるものではありません」。彼はまた、インターネットキャッチアップサービスがテレビ消費全体に与える影響がどの程度であるのかという疑問も呈している。現在、オンラインでの利用は非常に小さく、Endersによれば1、2%程度であり、「劇的な上昇」といった言葉で表わされるような成長に惑わされるべきではない、という。そうした視点からすると、ITV.comの月間合計視聴者数は1,000万人だと言っても、Coronation Streetの1エピソードをオンタイムでテレビ視聴する人たちの数と同じ程度なのだとSyfretは言う。

確かに、Syfretの指摘は重要かなと思える。確かに、最近デジタル、オンライン領域でのセールスなどが激増していると言われているが、ある意味では元が少ないゆえに増加著しいのであって、全体からみるとごくごく一部にすぎないということがほとんどである。

ただ、 個人的にはそうした領域のポテンシャルの高さ(すでに多くの人がそれを利用しうるデバイスを有している)ことも評価されるべきかなと思えるし、そののびしろに期待するというのもそれほどおかしくはないのかもしれない。ただ、過剰な期待はよした方がよいのかもね。以前として、スタンダードは見えていないわけで。

個人的には、現段階は未だ投資の時期なんだと思っている。たとえあがりが出なくとも、投資を続けなければ市場は育たない、というところか。といっても、多くのところは、実験という色合いが強いのだろうが。

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