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英国:合法P2P音楽サブスクリプションサービスWippit、サービスを停止

以下の文章は、P2P Blogの「Legal UK P2P service Wippit shuts down」という文章を翻訳したものである。

原典:P2P Blog
原題:Legal UK P2P service Wippit shuts down
著者:Janko Roettgers
日付:September 05, 2008
ライセンス:CC by-nc-sa

サブスクリプションパッケージにて音楽を販売していた、英国ベースのP2PサービスWippitは、ついにそのドアを閉めることとなった。同社スポークスマンは、Wippitが「厳しい市況に屈した」として、最終的に同社自身のビジョンや楽観主義の犠牲者となった、とDistorted Loopブログに話している

私は、エンドユーザに対する明確なバリュー提案の欠如もまた、同社の失敗に関連していると考えている。Wippitは当初、Napsterのようなファイル共有ネットワークに代わる合法的なオルタナティブとして同社を市場に売り込んだ。しかし、同社は常に競争には程遠い貧弱なカタログを有するにとどまっていた。

同社はこれを打開するために、サーバ-クライアントモデルのダウンロードストアにかじを取り、EMIの楽曲さえ提供した。しかし、これらの楽曲はDRMによって保護されており、交換することはできなかった。また、独自の着信音の配信に乗り出したり、ごく限られた数のビデオダウンロードサービスも提供した。私は当初このサービスをレビューしたが、それはあまりに混乱し、制限されたものであったと感じた。

さらに同社がアンチP2P感情を逆手にとって同社サービスを市場に売り込み、P2Pサイトに広告を掲載する企業に対して安易な批判を加えるなどしたことを考えると、なぜWippitのビジョンと楽観主義が人々と共有し得なかったのかを理解することができるだろう。

(via dmw

Wippitはファイル共有型の音楽サブスクリプションサービスで、ライセンスを受けた楽曲のみを共有できるサービスだった、かと。確かに名前は覚えていたけれど、実際どんなサービスなのかはすっかり忘れていた、というくらい最近ではトンと名前を見なかったのだが、こういうことになっていたとは。

個人的にはWippitのやろうとしたことまでは否定できないけれど、Jankoが指摘しているような事実を並べられると、確かにビジョンが不明確だった、というところなのかもしれない。結局のところ、音楽共有ができるといってもカタログが極めて限定されたものであれば、ユーザとしては貧弱なサブスクリプションサービスなだけだし、ダウンロードサービスにしてもDRMが付与され、他のサービスと比べて大差がないのであればだれも利用はしないだろう。

結局、音楽ファイルを求めるユーザにしてみれば、どのようにして音楽が手元に届くかなど知ったことではないのだから。

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