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米人気ヤングアダルト作家、インターネット上への原稿流出、海賊行為を批判

以下の文章は、TorrentFreakの「Furious Author Cancels Pirated Book」という文章を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Furious Author Cancels Pirated Book
著者:Ben Jones
日付:September 04, 2008 
ライセンス:CC by-sa

作家、Stephanie Meyerは、インターネットにたいそう失望しているようだ。彼女の待ちに待たれた『Twillight』のカウンタービュー小説の最初の第12章がファイル共有サイトに現れたのだ。誰がそれに対して責任があるのかがはっきりしているにもかかわらず、彼女は本の出版をキャンセルし、その怒りを彼女のインターネット上のファンに向けているようだ。

Twilight (The Twilight Saga)今年、我々はインターネットを、特にBitTorrentを受け入れた数名の本の著者について報じてきた。彼らにとって自著の海賊版がThe Pirate BayのようなBitTorrentサイトにリストされることを栄誉であると考えている。彼らはソレをプロモーションツールとして用い、それによって実際により多くの本を売っている。

その好例としては、ベストセラー作家のPaulo Coelhoがいるだろう。彼は自身の本の海賊行為に及んだがために、より多くの本を売ることにつながったという。「共有は人が必要とする物の一部だ。共有をしない人は、利己的であるばかりではなく、寂しく孤独なのだ。」とCoelhoはTorrentFreakのフォローアップインタビューにこたえ、なぜ彼が自著を無料で共有させるに至ったのかを説明してくれた。

無許可のファイル共有への反応はさまざまだ。それを受け入れた人々は、利益を得ることになった。別の人々はそれと戦い癇癪を起こしたり、もしくは弁解のために利用している。今回の作家Stephanie Meyerのケースは、後者の好例であろう。Mayerは、最近、吸血鬼モノでヒットを飛ばし、ハリーポッターによって再燃した『ヤングアダルト』市場のデマンドを満たしている。

ハリーポッターの著者Rowlingの身に起こったことの繰り返しのように、Meyerの最新刊「Midnight Sun」はオンライン上にリークされた。それは本の全体ではなく、草稿の一部、最初の12章であった。Meyerは、その流出元を知っているという。彼女のWebサイトに掲載されたアナウンスではこう述べられている。

「Midnight Sunのコピーはごくわずかしか存在しておらず、それも私の手元には残っていないし、それぞれにユニークなモノです。従って、私はこの流出がどのようにして生じたのかはわかっています。何度も何度も原稿を手直しするということはほとんどないので、いつ私の手元から離れたものか、誰に渡したものかもわかっています。インターネットに違法に配布された原稿は、信頼できる個人に正しい目的のために渡したものです。最初の流出は悪意があってのものではないと私は信じていますので、これ以上のコメントはありません。」

彼女はそれにうまく乗って、読者からのフィードバックを受け取り、さらに前進するのではなく、現在のところ本については『諦めて』おり、本の出版も『無期限で延期』するのだという。ただ、Buckcherryの失敗を思い出すと、なにやら不自然なイベントの臭いがする。彼女のサイトの6月のアップデートには、ファンからのプレッシャーもあって、現在それに取り組んでいると書かれている。

彼女の本を書こうとする気持ちを萎えさせるほどに失望させたというこの流出騒ぎではあるが、それを引き起こした当人と、その行為とを別個に考えるべきではない。彼女は以下のアナウンスの中で、彼女のファンたちを攻撃しているがそれはいただけない。

「本や映画、音楽を購入したり、インターネットからダウンロードしたとしても、それらを複製したり配布したりする権利を得るということではありません。残念なことに、インターネットでは自らが法的に所有していないアイテムを手に入れ、それを共有することは簡単にできます。これがどのようになされるにしても、不誠実なことです。この件は私をひどく狼狽させるものでした。しかし、この件が少なくとも、私のファンに著作権や創作物のコントロールの重要性についてよりよい理解を与えるものとなればと願っています。」

そうして再び、P2Pは何かを『滅ぼした』ことで攻められるのであろう。そしてこれは、世界中の政府が押しつけられている『ファイル共有に対してもっと厳しい措置がとられるべき理由』リストに加えられることになるのだろう (paid/lobbied/bribed)。

この件はITmediaでも取り上げられているのだけれど、そこでは

同氏は、インターネットに流出した草稿は不完全で整っておらず、ミスがあるが、公平を期すため、またトワイライトのストーリーに新たな次元を加えるために草稿を公開するとしている。

とあって、実際に自身のWebサイトにて自ら草稿を公開している。ただただ後ろ向きにとらえているだけにはも思えないのだが。

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Comment

(´・ω・) ス | URL | 2008.09.14 09:47 | Edit
これはまた見事な釣りで(´・ω・) スネ
heatwave | URL | 2008.09.14 11:24 | Edit
中村さま

相互リンクのご依頼、拝見させていただきました。

私個人といたしましては、当ブログ読者にとって有益な情報を提供してくれると思えるサイトで、かつ私が日本ではそれほど読まれていないけれど是非とも読んで欲しいと思えるサイトにリンクを張ることにしております。

また、リンクを張るという行為も、相互に張リ合う意味はそれほど無いと思っていますし、必要があればそれぞれにリンクを掲載する、ということでよろしいのではないでしょうか。貴サイトにとって私のブログへのリンクが必要であれば、そうしていただいてかまいません。

中村様のサイトを拝見させていただきましたが、失礼を承知で申し上げると、今月開設されたばかりで、LimeWireの解説サイトとしては全く充実していないように見受けられます。率直に申し上げて他の解説サイト様を見た方がもっと役に立つのではないかなと思えます。今はアクセスアップではなく、コンテンツの充実にこそリソースを割くべきかと思います。

最後に本心を述べておくと、解説を一義的な目的としたサイトと、それ以外の目的があるサイトとは、少し読めばわかります。前者であれば、今後のコンテンツの充実、メンテナンスなどが期待できますが、後者であれば、サイトのコンテンツ充実やメンテナンスはおろそかに、アクセスアップ、いかにして広告を見せるか、踏ませるかに腐心するようになるでしょう。そうしたサイトにはリンクを張りたいとは思えません。

ということで、相互リンクのご依頼はお断りさせていただきます。
また、中村様のご依頼コメントも明日には削除させていただきますので、ご了承くださいませ。(9/15追記:削除させていただきました。)


(´・ω・) スさま

コメントありがとうございます。

まぁ、話題作りのためだとは断定できませんが、そうではないとも断定できないですよね-。ただ、全く意図せずリークされたのだとしたら、本当に可哀想だなぁとは思いますが。
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