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BitTorrentユーザ、ファイル共有ユーザをターゲットにしたウィルスメールが流行

以下の文章は、TorrentFreakの「Anti-Piracy Scam Emails Target BitTorrent Users」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Anti-Piracy Scam Emails Target BitTorrent Users
著者:Ernesto
日付:September 07, 2008 
ライセンス:CC by-sa

現在、BitTorrentユーザをターゲットとしたspamがトレンドになっているようだ。MediaDefenderからのメールを偽ったspamは、彼/彼女がBitTorrentを利用したことが記録され、添付されたファイルにはその証拠が記されていると警告する。しかし、その添付ファイルはウィルスである。

BitTorrentは長年渡り、闇にうごめく人々を引きつけてきた。これまでも我々は、マルウェアが搭載されたBitTorrentクライアントメディアプレイヤー、スパイウェアに感染させんとするBitTorrentサイト、その他いくつかの詐欺を報告してきた。

もちろん、こうした詐欺の大半は、2,3の単純なルールに従ってさえいれば容易に回避できるのだが、物慣れていない初心者ユーザをだますにはこうしたspmも十分であろうし、こうした詐欺がすぐにでもなくなっていくということはなさそうだ。BitTorrentは世界中に数百万人のユーザを抱えており、ほぼメインストリームとなったといえる。それはまた、こうしたメールスパマーたちの関心を集めるにも十分なものであるのだろう。

我々がこれまでに報じてきたものとは異なる、新手の詐欺はメールによって送られるものである。メールはアンチパイラシー企業MediaDefenderを騙っており(ロゴ等が使われている)、メールの受取人に、彼/彼女のダウンロード行為が記録されていると警告する。メールには、侵害された著作物の詳細を記したというファイルが添付されていると書かれているが、このファイルこそがウィルスである(トロイの木馬をインストールし、外部からのPCへのアクセスを可能にするMytobワーム)。

Pirate Spam Email

親愛なるユーザへ!

以下のサイトでの最近のあなたのインターネットアクティビティを記録しました。

* Btjunkie
* SumoTorrent
* isoHunt
* Btscene
* Mininova
* Fenopy
* Monova
* Yotoshi
* GetInvites
* Btmon

これらのサイトにて、あなたがダウンロードまたは検索した著作物を有する映画、音楽、ソフトウェアに関するレポートを添付いたしました。私たちは、あなたが今後、コンテンツのいかなる違法なダウンロードをも行わないことをオススメいたします。さもなくば、17 U.S.C. § 5121201-1205、28 U.S.C. §4001により告訴される可能性があります。

敬具

MediaDefender Inc.

経験豊富な、またはBitTorrentに精通したユーザにとっては、このメールが詐欺であることは明らかである。まず第一に、これまでMediaDefenderは、アンチパイラシー施行に関与したことはない。彼らが行ってきたのは、なりすまし、フェイクファイルによるBitTorrentサイトへのFlood攻撃、そしてRevision 3に対するDDoS攻撃である。

さらに、メールはユーザがサイトで検索したものに関するデータがあると主張しているが、それはほとんど無関係のことであり、さらに不可能ですらある。スパマーはこうしたトピックに関する研究が足りなかったようだ。まだクレバーなスパマーであれば、Getinvitesの代わりにThe Pirate Bayをリストに入れていたことだろう。なぜなら、GetInvitesは、BitTorrentサイトのへのインビテーションをトレードするサイトであって、検索エンジンではないのだから。

また、スタイル、フォーマットから判断するに、同一のスパマーグループから出されているであろう、これに関連した詐欺メールでは、ファイル共有ユーザもターゲットにしており、そのインターネット接続を遮断すると警告されている。メールはインターネットサービスプロバイダコンソーシアムを騙って送付されており、こちらにもウィルスが添付されている。

このメールは、BitTorrentがどれほどメインストリームとなったかを利用する詐欺といえよう。メールはランダムに送付されているが、ISPからの遮断や著作権侵害コンテンツのダウンロードによって訴えられることを恐れる多くの受取人が、詐欺であることを理解することなく、添付されたウィルスを開いてしまっているかもしれない。

MediaDefenderも踏んだり蹴ったりだなぁというところもありつつ。まぁ、最後の一文を補足すると、ファイル共有ユーザでなくとも、ということなのだろう。たとえば、自分はファイル共有を行っていなくとも、年頃の子供を持つ親であれば、そういった懸念を持っているかもしれない。それ故についつい開いてしまうということもありうる。この辺は、おれおれ詐欺と同じで、驚き、困惑によってリソースを奪い、正常な判断ができなくなる、ということが考えられる(もちろん、ほとんどの人は回避できるんだろうが)。

さて、日本でも著作権侵害ダウンロードが違法化となれば、詐欺であれ、愉快犯であれ、こうしたメールが出回るのかもしれないね。

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