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無料雑誌共有サイトMygazinesが出版社と和解、著作権侵害コンテンツの監視、削除を受け入れる

以下の文章は、paidContent「Magazine Publishers Settle With Napster-For-Magazines Mygazines」という記事を翻訳したものである。

原典:paidContent
原題:Magazine Publishers Settle With Napster-For-Magazines Mygazines
著者:Joseph Weisenthal
日付:October, 2008
ライセンス:CC by-nc-sa

今年5月、Mygazinesと呼ばれるサイトがローンチされた。そこでは、読者が購読する雑誌を互いに共有するためのピアツーピアモデルが提供された。基本的なアイディアとしては、参加者が自らの持つ雑誌をデジタル化し、他の人にも読めるようアップロードする、というもの。雑誌の出版社たちは、このNapsterライズされたコンテンツを静観しているわけもなく、当然にことながら訴訟に打って出た。

そして現在、訴訟は和解に至った。どう見てもMygazinesモデルは終わりを迎えたようだ。Folioによれば、このアンギラのサイトは、著作権で保護されたすべてのコンテンツをモニターし、削除することに合意した。申し立てを行った出版社は、世界の名だたる雑誌-Time Inc.、Hearst、Hachette、McGraw-Hill、American Media Inc.、Reed Business Information、Bonnier、Ziff Davis、Forbesであった。基本的には、すべての出版社なのだろうが。

結局、こうした著作権で保護されたコンテンツすべてを取り除いて、それでもサイトが何かを提供する事ができるとは思いがたい。

Folioの記事を読むと、原告側の調査によって、サイトの設立者はトロントに住むカナダ人であると特定され、レジスト、ホスト、デザインを行っていた会社共々、カナダ、米国で訴えられ、和解を勧告されたというところのようで。さらに、ホスティングプロバイダを転々としていたようで、そうした行為も出版社側の削除要請を回避するための悪質な行為であるとされたようだ。ホストを転々とし、アンギラにレジストしていても米国、カナダで訴えることができたのね。詳しい事情はよくわからんのだけども。

また、Folio宛にサイトの創設者を名乗る人物から送られてきたメールには、彼が出版産業と雑誌の将来をよりよいものにするためのサイトを作ったのであって、最終的には協力し合える、互いに利益を上げることができるのだ、という。これに対して、米国の訴訟にて原告側弁護士を務めたLance Koonceから、手厳しい批判がなされている。

我々のクライアントも、新たな革新的な機会を受け入れることはやぶさかではないでしょう。しかし、被告は大規模の著作権侵害することから始め、我々のクライアントが侵害が生じていることに気づいたときには、協力を拒んでいたではないですか。その後に及んで、ようやく彼らは理解に苦しむビジネスモデルを語り始めたのです。それを協力とは呼びません。

ごもっとも。paidContentの記事の最後にもあるように、もともとが海賊モデルだったわけで、それができなくなった今、よほどの方向転換がない限りは、今後の運営は難しいだろう。なんとなく、エロ方面に向かいそうな気もしないでもないが…。

それはそうと、この件については、同サイトがThe Pirate Bayの共同設立者が運営するPRQにてホストされていたことから、またしてもThe Pirate Bayが背後にいると匂わせる記事もあったりしたが、実際には全く関係ないようで、The Pirate Bay側が呆れたという声明を出している。キチンと裏を取っていなかったとはいえ、記者の気持ちもわからんではないけどね。

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