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英国:ロイヤルティ徴収団体PRS、ますますアグレッシブな徴収を拡大

以下の文章は、TorrentFreakの「Copyright Cops Target Kids’ Schools and Community Centers」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Copyright Cops Target Kids’ Schools and Community Centers
著者:enigmax
日付:October 15, 2008
ライセンス:CC by-sa

英国音楽産業のためのロイヤルティ徴収団体、Performing Rights Societyは、お金を得るためであればどこにでもロイヤルティを請求するようだ。零細企業、慈善団体、私設保育所、そして現在、彼らはキッズコミュニティセンターにまで手を伸ばしている。、もはや彼らは、訴訟の脅威に脅えながらでなければ音楽を聴くことができなくなっている。

英国 Performing Rights Society (PRS) は非営利団体であり、音楽産業が恒常的により多くの利益を上げ続けることを確実にするための組織である。これまで長きにわたって、彼らはパブ、クラブ、レストランなど、ビジネスの一部に音楽を利用する会社から、ライセンス料を徴収してきた。ある人は、この種の商売はパブリックな場で音楽をかけることで商業的な利益を得ているのだから、たとえそれが主たる利用ではなくとも、ライセンス料は支払われるべきだというかもしれない。

しかし最近、PRSは金を集めるためにますますアグレッシブな探索を行っている。現在、彼らは営利、非営利問わず、あらゆる英国内の団体を訴訟のターゲットとしている。そういった団体に対し、法的措置をちらつかせながら、許諾なく公共の場に聞こえる範囲でラジオ、テレビ、DVDをかけることは許されないという。パーソナルな娯楽としてラジオをかけている零細企業、慈善団体、喫茶室、コーナーショップ、さらにはコミュニティセンターに至るまで、PRSのターゲットにされている。さらに驚くべきことには、現在彼らは警告警察にまで請求を行っている。英国警察は支払いを拒否しているが。彼らが気にかける唯一のものは明らかである。そう、お金だ。

その金を得るために、PRSは61歳の整備士Paul Wilsonをはじめ、さまざまな人々に請求を行っている。彼は15歳から整備士の仕事につき、ここ23年間は、自らのガレージでひとりで働いてきた。彼はPRSへのライセンス料を支払うだけの余裕がなく、現在は静寂の中、仕事をしなければならない。「PRSから始めて連絡があったとき、誰かが私をからかっているのだと思いました。」と彼はいう。しかし、これは実際にはジョークではなかった。料金の請求の後、Wilson氏は今後ラジオを聞かないということを証明するため、自らのラジオを受け取ってくれとPRSに告げた。しかし、PRSは(訳注:それを拒否して)、検査員が抜き打ち調査に行くかもしれないと警告した。また、Wilson氏の隣のガレージも同様にPRSからの請求書が送り付けられている。彼らのラジオは沈黙を続けている。日々の生計を立てようとする普通の人々、そういった人々が仕事中ラジオを聞いていたことで金を支払えと追及されている。何とおぞましいことか。

こうした普通の人々がこの種の問題に悩まされている中、これは著作権を議論するコミュニティの人々を実に悩ませている。しかし、本当にこの議論を拡大し、これらの悪評を本気で広めたいのだとしたら、堕ちる覚悟を必要とする戦略をとることになるだろう。たとえば、喫茶室から資金を捻出しようとしているチャリティ団体を追い回し、スタッフのラジオが徴収されていることを確認し、それでお金を要求することもできるだろう。(訳注:実際にPRSがそういった馬鹿げたことをしているのだという皮肉だと思われる。)

しかし、人々をさらに憤慨させることも可能だ。そしてそれは、この種の徴収団体がすでに行っていることでもある。国内で最も弱く、感受性の高いターゲット―つまり子供たちを追跡するというキャンペーンを拡大することによって。先週、我々はハリウッドのロイヤルティ徴収組織MPLCが(違法に)アイルランドの幼稚園に対して、子供たちのDVD視聴に関して請求を行っていることを報じた。

しかし、子どもたちを追い回すのはMPLCだけの戦略ではない。PRSも同様である。上述した喫茶室に対するクレームの一例としては、子供たちがパブリックな場でキャロルを歌うためにはライセンスが必要であるというものもあった。そしてさらに事態は悪化し、現在、『非営利』な著作権ポリスであるPRSはスコットランド グラスゴウの非営利キッズコミュニティセンターを追い詰めている。Yoker Resource Centerは、同施設内でテレビ、ラジオ、CDプレーヤーを使用し続けるのであれば、3,000ユーロを支払うよう要求された。

同センターの学童保育スーパーバイザーElizabeth Busbyはこう述べる。「私たちには、こうした額を支払えるだけの余裕がありません。同センターはテレビのライセンスは得ていますが、こうしたルールのもとでは、すべての子供たちにテレビを見せることができなくなってしまいます。」

Busby女史は(正常な世界にすむ我々と同様に)、なぜ同一の製品を使用するために二度も三度も支払いをしなければならないのかという疑問を述べる。「子供たちがDVDを視聴しているとしたら、私は支払いに行かなければならない、たとえそれが1人であっても、25人であっても支払うことになる。私は海賊版を購入しているのでも、違法にダウンロードしているのでもありません。もうすぐハロウィンパーティです。音楽はどうしたらよいのでしょうか。」

PRSにコメントを求めたが、拒否されてしまった。沈黙するということは、少なくとも恥じているのだろうとは思いたいが、おそらくはそういうわけでもないのだろう。以下にBolton Newsに掲載されたSteve Pendleburyのコメントを記そう。

「ラジオ局は、音楽をかけるためにPRSやPPLといった組織に高額なライセンス料を支払い、長きに渡ってラジオから音楽を届けてくれました。戦時中も、Workers PlaytimeやMusic While You Workといった番組がありました。今、多くのラジオ局が職場での聴取に特化しています。PRSが人々にラジオのスイッチを切ることを強制するのであれば、そうしたラジオ局はこれからどうやって生き残ることができるのでしょうか。

人々に購入を促すためには、音楽はまず聞かれなければなりません。」

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