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Creative Commonsミュージックレーベル、一方的な著作権クレームによりサイトを閉鎖させられる

以下の文章は、TorrentFreakの「Record Label ‘Infringes’ Own Copyright, Site Pulled」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Record Label ‘Infringes’ Own Copyright, Site Pulled
著者:enigmax
日付:October 19, 2008
ライセンス:CC by-sa

自らの音楽を提供するだけであったにもかかわらず、無料の音楽ダウンロードを提供するレーベルのWebサイトは、著作権侵害であるとしてそのホストによって閉鎖させられた。Quote Unquote Recordsは自身を『初のドネーションベースのレコードレーベル』だとしていたが、現在そのホスティングサービスを停止させられてしまったため、その拠点を失うこととなった。

インターネットベースのレーベルQuote Unquote Recordsは、Bomb the Music Industry!と『The Arrogant Sons of Bitches』のフロントマンJeff Rosenstockによって運営されている。この進歩的なレーベルのすべてのアーティストたちは、レーベルのWebサイトで自らの音楽を無料で提供している。まぁ正確には、ウェブホストが著作権侵害だとしてサイトを停止するまでは、であるが。

Jeff RosenstockはMySpaceのブログで、Quote Unquote Recordsのサイトが停止させられており、またレーベルに関連するBomb the Music Industry!やArrogant Sons of Bitcheのサイトなども同様にダウンしていると説明している。いったい何が起こったのだろうか?

およそ1週間前、レーベルはウェブホストより、サーバ上にいくつかの著作権侵害ファイルがあると通告された。サーバ上の楽曲はレーベルのバンドArrogant Sons of Bitchesのものであったため、それほど驚くことはなかった。ウェブホストが指摘した楽曲は、実際にJeff本人が書いたものであった。そこでJeffはホストに電話し、それらは彼自身の楽曲であることを説明しところ、ならば問題はないといわれた。

3日後、ホスティングサービスは、Jeff自身が著作権を有するファイルをホストしていたにもかかわらず、それを利用規約違反であるとし、レーベルのサイトは完全に停止させられた。問題を解決するため、Jeffはホストに、彼自身が著作権を有することを説明するため、著作権登録フォームを要求された。

「私は同社に連絡を取り、これら多くの作品は、米国著作権局には実際に登録されてはいないが、我々が貧しきものの著作権を保有しているのだと説明しました。これら著作権で保護された楽曲は、Creative Commonsライセンスのもとで公開されています。ファイルがポストされていたWebサイトが停止されられている今となっては、みることのできないデジタルコピーライトではありますが。」

ホストがこうした積極的な動きを見せ、さらにそれが明確に大きな間違ちであるということは、驚くべきことであろう。しかし、1週間がたってもJeffのサイトは依然としてダウンしたままであり、彼は非常に困惑している。「ホスティングサーバの従業員が、無実が証明されるより先に、有罪であると判断してしまうことを非常に恐ろしく感じます。ベッドルームでふと思いついたどんなちっぽけなアイディアであっても、それを米国著作権局に書面で提出していなければならないのですから。この素晴らしき、新たなるデジタル時代にあっても、お飾りの無駄な書類だのお役所仕事だのに縛られてしまうのでしょう。」

また、彼は偽りの著作権クレームによってサイトを失うだけでなく、より差し迫った問題に直面している。現在Jeffのホストは、彼がデータにアクセスすることを許してさえいない。さらに悪いことに、彼のローカルハードディスクが破損してしまったことで、もはや彼はQuote Unquote Recordsサーバに置かれていたいかなるコピーも持っていないのだという。「手短に言えば、私はQuote Unquote Recordsに置かれたすべてのアートワーク、MP3を探しています。」と彼はいう。

もし、Jeffが探しているものをP2Pネットワーク上で見つけたら、彼のブログのコメント欄で教えてあげてほしい。

自らの作品の著作権を自らが所有していることを証明できないが故に、それを公開してはならぬということか。これを突き詰めれば、ウェブホストに著作物を置く行為すべてに対して、その著作権を有することを証明する書類を送付しなければならないということだろう。この一件は、ウェブホストが自らの独断によって一方的に著作権侵害だと決めつけたのだといえる。

著作権侵害であるというのならば、その楽曲の著作権は誰が所有しているのだろう?著作権侵害だというならば、侵害したと主張する側にではなく、まずはその権利を侵害された所有者に登録フォームを要求するのが筋というものではないだろうか?一方的に疑いをかけ、著作権を所有していることを証明できなければ著作権侵害だなどというのはおかしすぎる。誰の権利も侵害されてはいないのだから(いや、本当の権利者である人物が、自らの権利を認められないという点で、権利が侵害されていると言えるかもしれない)。

もちろん、その権利を有していると主張する人物がウェブホストにクレームをつけたのかもしれない。しかし、どちらが権利所有者であるかを判断するだけの証拠をウェブホストは有しているのだろうか?

どうもこの一件は、インディペンデントだからということで甘く見られた結果であるように思える。これが大手企業であったなら、こうした一方的なことはしなかっただろう。だからこそ、無性に腹が立って仕方がない。

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