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The Pirate Bay、フェイクピアを用いてアンチパイラシー企業を欺く

以下の文章は、TorrentFreakの「Pirate Bay Tricks Anti-Pirates with Fake Peers」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Pirate Bay Tricks Anti-Pirates with Fake Peers
著者:Ernesto
日付:October 20, 2008
ライセンス:CC by-sa

The Pirate Bayはこれまで常に、コンテンツオーナーからの削除要請に従わないことを明確にしてきた。しかし、ハリウッドはThe Pirate Bayユーザの追跡を続けており、むしろ、大規模にそれを行っている。The Pirate Bayはそうした海賊追跡組織のことをよく把握しており、彼らの活動をより困難なものにしている。フェイクピアの報告は、彼らが行っているトリックの1つである。

非常に頻繁に、BayTSPMediaSentryなどの企業がBitTorrentトラッカーに接続し、彼らの代表する企業の映画、テレビ番組、音楽アルバムをダウンロードするユーザに、警告状を(ISP経由で)送付するために雇われている。BitTorrentは全く匿名ではないために、こうしたプロセスは非常に簡単なものである。そう、すべてのユーザはSwarm内の他のピアに自分のIPアドレスをブロードキャストしなければならないのだから。

しばしば、アンチパイラシー組織は、証拠を収集するために自らのトラッカーを使用する。先週我々は、The Pirate Bayが、Torrenteditor.comからの助けを得て、積極的に同サイトのTorrentから疑わしいトラッカーを除外しはじめたと報じた。しかし、BitTorrentユーザから情報を収集するためには、必ずしも自前のトラッカーが必要というわけではない。実際、ほとんどの場合、The Pirate Bayのようなパブリックに利用可能なトラッカーが証拠収集のために利用されている。しかし、トラッカーのオーナーはこれに気づいており、トラッカーが返すIPアドレスのリストを汚染することで、こうした追跡企業をだましている。これがThe Pirate Bayが使用するテクニックの1つであり、こうした組織が収集する証拠が、いかに欠点のあるものであるかを示すものでもある。

証拠の汚染はこのようにして機能する。クライアントが同じTorrentをダウンロードするピアのリストを求めるとき、トラッカーソフトウェアは自動的にSwarmの中にいない複数の「ランダムなIPアドレス」を挿入する。これは既存のサブネットに基づくものであるが、こうした人たちの中には、BItTorrentの存在すら知らない人々がいるかもしれない。これは、アンチパイラシー企業によって収集された証拠が、映画やアルバムをダウンロードしていなかった人々のIPアドレスまで含むことを意味している。トラッカーソフトウェアを開発した人々が説明するところの、「完全な反証(Perfect deniability)」である。

もちろん、パイラシー追跡企業が、IPアドレスが収集される前にピアに接続すれば、これは機能しなくなる。存在しないピアに接続するのは不可能なためである。BayTSPの代表はこうしたことをしているとTorrentFreakに語っている。しかし、他の複数の点で、完全というわけではない。それは彼らの主張を役立たなくするものであり、法廷で正当な主張を不可能なものとする。

もちろん、最良のソリューションは、これらのアンチパイラシー企業にトラッカーを利用させないということである。The Pirate Bayは既にこれに取り組んでおり、広範なIPレンジをブロックしている。しかし、彼ら全員を閉め出すことは不可能であろう。ハリウッドのほとんどのスーツたちとは異なり、こうした違法ファイル共有ユーザを追跡する企業は、その専門家であり、大半のユーザよりBitTorrentに精通している。可能な限りPeerGuardianなどのブロックリストを回避しようとし、マークされればIPアドレスを変える。

The Pirate Bayの共同設立者TiAMOは、IPアドレスを収集していると疑われるユーザを発見するためのいくつかの基準があるとTorrentFreakに話している。また、彼はモニターポート上の探知機となる自動警告システムの開発にも取り組んでいるという。そのプロジェクトは、まだまだ途上であるが、怪しげな行動をより簡単に発見することができる可能性を秘めている。

それでも、パブリックトラッカー(少なくとも名前の知られている)がハリウッドからの監視の目を逃れることは不可能である。そして、プライベートトラッカーですらもはやセキュアとは言い難い。ほとんどのアンチパイラシー企業がそれら大規模コミュニティのアカウントを持っているのだから。「プライベートトラッカー」のプライベートとは、単にログインしなければならないと言うことを意味質得るのであって、「セキュア」であることとは何の関係もない。The Pirate Bay(やその他のトラッカーオーナーたち)は、アンチパイラシー組織からユーザが追跡されるのを防ぐための複数の措置を講じている。ただそれは、彼らに可能な範囲で、にすぎないが。

個人的には、フェイクピアを用いて欺くってのは、テロに近い感じがするんだが…。確かに、こうすることでいくらかは欺くことができるのだろうが、ある意味では全く関係のない人まで巻き込みかねない訳で、それを持って彼らの調査は不正確だというのは納得がいかない。あえて自ら不正確なものにしているのだから、マッチポンプという感じもするが。

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