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韓国:交換可能なDRMの普及

お隣の韓国でのDRM事情のお話。異なるデバイス間でも同一規格のDRMを用いて国内規格として統一することで、比較的スムーズなDRMの利用がなされているよというお話。ただ、おそらくはコピーではなくてムーブだと思うので、そうだったらがっかりなんだけど・・・。詳細がわからないのでなんともいえないところ。

原題:DRM-Interchange Alive And Living In Korea
著者:Simon Perry
日付:December 13, 2006
URL:http://digital-lifestyles.info/display_page.asp?section=cm&id=3957

現在、韓国ではDRMの扱いにおいてリードしている-それは、異なるDRMスキームを交換可能なものとするというものである。DRMシステムは、ユーザがデジタルメディア、通常はオーディオやビデオの利用を制限するのに用いられる。これはコンテンツオーナーには望ましいことではあるが、消費者にとっては、あるサービスから購入したメディアが、全ての携帯音楽プレイヤーで利用できないため、不快なものである-たとえば、iTunusで購入した音楽が非iPodプレーヤーでは利用できないというものである。

DRMシステムを交換可能なものにすることで、誰もがハッピーでいられるだろう。コンテンツオーナーにとっては、コンテンツはDRMによって保護されているし、消費者にとっては、彼らの持ついかなるデバイスでも自由に利用できるのである。

韓国人は、オンラインおよびモバイル音楽サービスにEXIM標準を設けることで、これを達成している。EXIMとは、韓国のElectronic & Telecommunications Research Institute (ETRI)とINKA Entworksによって開発されたもので、Export/Importを意味する。現在韓国内で展開しているオンライン音楽サイトの90%以上、携帯音楽デバイスの70%以上がEXIM標準によるDRMソリューションを用いている。

韓国のモバイル音楽市場の差別化は、2003年以降に発売された全ての携帯電話がUSBコネクタを装備していることに由来する。それはPCでダウンロードした楽曲を転送するのに用いられ、それはサイドローディングと呼ばれている。

韓国最大の携帯電話プロバイダーであるSK Telecomは、最終的にサードパーティによる音楽を利用できるように、受信機とサービスを開放することに同意した。これまで、SKによって認可されたコンテンツだけが、SKの電話にロードすることができた。

INKA EntwaorksのJames Ahn会長は、その展望に明らかに興奮してこう発言している。「EXIM標準を実装するというSK Telecomの決定は、携帯電話サービスとオンラインミュージックサービス市場における優勢な地位の維持のためには、重要なマイルストーンである。我々はSk Telecomをパートナーとして持ったことに満足している。」
このINKAってのが、DRMベンダーとなって技術を提供しているってところなのだろうか。個人的には、この動きが世界的に広まったとしても、林檎対窓の壮絶な争いになってしまうだけのような気もする。ただ、このような比較的ユーザライクなDRMの運用というのは有用であるとは思う。

それでも、DRMに何の意味があるのか、と考えると正直どうなんだろうという気もする。DRMの理想をいえば、フェアユースの範囲内での利用を制限することなく、著作権の侵害を抑える、のがベストだろう。要は、個人内の範囲での利用を自由にし、個人間のコピーを最小にすること、である。

問題は、その両者が独立した関係にないということだろう。フェアユースでの利用を可能にすれば、個人間のコピーも容易になるし、逆に個人間のコピーを困難にすれば、フェアユースが制限される。ユーザは前者を持ってよしとするけれど、業界団体は後者を持ってよしとする。結局はどちらかが我慢しなければならない。

これまでの経緯を見ると、その我慢を押し付けられてきたのはユーザの側だった。しかも、押し付けられるだけ押し付けておきながら、業界団体側は、何の実績も上げることはできず、正規のユーザの利用を制限しただけであった。しかもそれを反省するどころか、その制限を利用して正規のユーザから更に利益をむさぼろうとしている。

海賊ユーザ対業界団体という単純な構図をしくことで、その間にいる善良な正規ユーザが、いわれのない盗人の汚名を着せられ、自由を奪われて、それでも従順に消費者であり続けてくれるといつまで信じ続けるのだろうか。

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