スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

LimeWire 5.0、もうじきリリース:よりソーシャル、パーソナルP2Pファイル共有へ

以下の文章は、P2P Blogの「Limewire hints at more social future」という記事を翻訳したものである。

原典:P2P Blog
原題:Limewire hints at more social future
著者:Janko Roettgers
日付:November 09, 2008
ライセンス:CC by-nc-sa

LimeWireは先進のソーシャルシェアリング機能を特徴とするバージョン5.0をもうすぐリリースすることをアナウンスした。このニューバージョンでは、ユーザはJabber互換サービスからバディリストを統合し、まさにその仲間たちとのファイル共有を可能にする。また、私が今年初めから追いかけてきたLimeWire Music Storeとの強固な統合にも取り組んでいる。プレスリリースにて、LimeWire COOのKevin Brandshawは以下のように述べている。

ピアツーピアの世界には、本質的には常にソーシャルな側面がありました。LimeWireの次のバージョンでは、そうしたソーシャルシェアリングを最前面に押し出そうとしています。

LimeWireがJabberサービスと互換性を持つという事実は、なかなか興味深い。これが意味するのは、たとえばGmailやGoogle TalkなどのユーザがLimeWireを使うようになれば、すぐにでもそうした友人たちとコンテンツを共有することが可能になるのだ。

これはまた、ある種LimeWireにとっても巧みな戦略であるのだろう。同社は未だコンテンツオーナーと少なくとも2つの法廷闘争を抱えており、ユーザが誰であるか、そして彼らが何を共有しているかを知られたくない理由が存在する。とはいえ、既にソーシャルコネクションを可能にしている別のサービスアーキテクチャに便乗するというのは、何も間違ってはいない。

私は先日、Digital HollywoodカンファレンスにてBradshawと話す機会があり、その会話の中で私は、LimeWireのバージョン5.0は、まさに更なるソーシャルP2Pサービスに向けたゆっくりとした、そして慎重な移行への第一歩なのだろうと感じた。そうした第一歩が、LimeWireの以前として膨大なユーザベースからどのように評価されるのか、非常に興味深いところである。

数日前から話題になっているLimeWire 5.0、ついにLimeWireもソーシャルな方向に歩を進める、というところだろうか。このバージョン5.0は近日中にベータバージョンがリリースされる見通しとなっているが、具体的な日時は不明。

MarketWatchにLimeWire 5.0の概要が記されていたので、それを紹介しておこう。

  • 既存のコンタクトをベースにしたセキュアなパーソナル共有ネットワークの構築:ユーザは配布をパーソナルネットワークのみに制限することができる
  • Jabber互換サービスのバディリストを統合
  • ウィルスプロテクション
  • LimeWire Storeインターフェース
  • 新たなビジュアルデザインとなったWebサイト・アプリケーションで簡単ナビゲーション:よりセキュア、より高機能な共有ファイル管理、ダウンロード、検索、フレンドコネクションを提供

よりソーシャルに、そしてよりパーソナルに、という感じもしないでもない。おそらくはこれに加えて、かねてより計画されている広告の提示などにも最適化されているのだろう。

また、Slyck.comには開発段階のLimeWire 5.0のスクリーンショットが掲載されていたので、こちらも紹介しておこう。

ライブラリウィンドウ

 

サーチウィンドウ

 

サーチウィンドウにはソーシャルネットワーク内のメンバーも含まれているとのことで、おそらくはこの画像の"John Doe"が友人、というところなのかな。

よりソーシャルな方向に向かうのは、TriblerVuzeに近いのかもしれない。ただ、LimeWireがTriblrとVuzeのいずれに類似しているかというと、おそらくはVuzeであろう。Vuzeはかつて最も人気のあるBitTorrentクライアントAzureusとして多くのユーザの支持を集めたものの、Vuzeインターフェースを導入し、よりソーシャルな、よりコマーシャルな方向性を目指したことで、深刻なユーザ離れを引き起こしてしまった。一方のTriblrは当初よりBitTorrentプロトコルを採用したソーシャルな統合メディアプラットフォームとしてスタートを切っている。既存のユーザベースは既存のクライアントの人気に支えられている。そこで大幅なクライアントの変化が訪れたとき、ユーザは支持してくれるのかどうか、私も興味がある。Gnutellaネットワークという膨大なコンテンツの海に繋がっていたからこそLimeWireには価値があった。しかし、今それとは逆の価値、よりパーソナルなネットワークをそこにももたらそうとしている。

Slyckが指摘しているように、Gnutellaサーバントは決してLimeWireだけではない。もちろん、現状ではLimeWireの一人勝ちなのだが、日本ではCabosがLimeWireの代価となりうるクライアントであり、また海外ではFrostWireがその代価となりうるクライアントとされている。もちろん、いずれもLimeWireの人気と比べるべくもない程度ではあるのだが、LimeWireに大きな変化が訪れることで、Gnutellaサーバントのシェアがどのように変化するのか、というのも興味深いところだ。

Trackback

Trackback URL
http://peer2peer.blog79.fc2.com/tb.php/1287-d2bb949f

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール
heatwave Author
:heatwave

RSS Jamendo twitter tumblr Creative Commons Attribution 2.1 Japan
ブログ内検索
記事リスト
最新の記事
全記事一覧
他所で書いてるブログ

P2Pとかその辺のお話@はてな

アーカイブ

カテゴリー
最近のコメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。