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カナダ:映画盗撮防止法、初の有罪判決が下る

以下の文章は、TorrentFreakの「Canadian Anti-Camming Laws Net First Conviction」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Canadian Anti-Camming Laws Net First Conviction
著者:enigmax
日付:November 15, 2008
ライセンス:CC by-sa

カナダにて論争となったBill C-59にて、初の有罪判決が下されることとなった。男性は、カルガリーにて公開初日の映画『スウィニートッド』を『盗撮(camming)』したことで有罪とされた。21歳の男性は1,495ドルの罰金が科され、1年間の保護観察処分が下された。この間、彼はすべての劇場への入館を禁止され、ビデオ録画装置(その機能を持つ携帯電話を含む)の所有も禁じられた。ただ、刑務所行きは免れた。

2007年初め、21世紀FOXは、カナダにおける映画『盗撮』問題が深刻であり、そうした映画のコピーの50%がカナダで盗撮されたものだとアナウンスした。この論争を巻き起こしたクレームは、カナダにパニックを引き起こし、まもなく、カナダ国内の劇場スタッフみなは、海賊を捕らえるために暗視ゴーグルを身につけることになった。

2007年12月21日、カルガリーのRichard Craig Lissamanは、服の中にビデオカメラを隠し、Empire Studio 16劇場に足を運んだ。当時20歳であった男性は、公開初日のJohnny Depp主演映画『スウィニートッド』の昼の上映に加わった。Lissamanは劇場左後方に座り、靴下の中にビデオカメラを隠し、目立ってしまうカメラのLEDライトはダクトテープを張り明かりを見えないようにした。

Lissamanは知らなかっただろうが、そのころ、カナダ、米国の映画産業によって資金提供された調査が数ヶ月間進行中であった。そして、彼の命運は尽きようとしていた。検察官Rob Bassettによると、「場内の照明が点灯し、映画は中断した。そして、カルガリー警察は彼を逮捕した。被告人は(後に)彼が映画を撮影したことを認めた。」

Lissamanは無許諾で映画を撮影したとして起訴され、カナダのカム撮り海賊を取り締まる新たな法律によって起訴される2人目の被告となった。以前のカナダの法律では、当局はいかなる映画盗撮のケースにおいても、(訳注:逮捕するためには)販売、レンタル、またはその他違法とされる配布行為に用いられることを証明しなければならなかった。しかし、2007年6月1日に施行された法律では、許諾なく記録されたいかなるイメージであっても、最高で2年の懲役が科せられることとなった。

昨日、21歳となったLissamanは、Catherine Skene判事より有罪判決を下され、罰金1,495ドルと12ヶ月の保護観察処分が科せられた。この期間中、Lissamanは、すべての映画館への入館を禁じられ、録画に対応した携帯電話を含むすべてのビデオ録画装置の所有を禁止された。

Canadian Motion Picture Distributors Associationのポリシーおよび法律部門のディレクターVirginia Jonesはこう述べている。「私たちはこうした有罪判決を待っていました。これは強力なメッセージとなるでしょう。私たちは、これが出発点となることを願っています。」

実際に、彼がどういった背景を持って映画を盗撮しようとしたのかはわからないが、こうした映画を盗撮する意図で劇場に足を運ぶケースに関しては、それほど同情的にはなれないなぁ。個人的には、映画館で暗視ゴーグル、暗視カメラで監視されているということが不愉快だとか、ちょっとした出来心で手持ちのデジカメや携帯電話で映画の1シーンを撮影した程度に目くじらを立てて検挙しようとするとかいうことに対しては反発もするが…。

今回有罪判決を受けた男性が、どういった意図で映画を盗撮していたのかは定かではない。Calgary Heraldの記事を読んでも、これまで男性は海賊版販売にかかわったことはない、映画の盗撮もはじめてであり、本当に善良な市民であるというような弁護がされたようなのだが、ではなぜ彼がここまで計画的に映画を盗撮しようとしたのかがわからない。

被告側の主張に対しては、MPAAは、たとえ1度きりの映画盗撮であっても、それがインターネットに出回ることで多大なる被害をもたらすのだ、と主張したようだ。ただ、彼が実際にインターネット上にリークする意図を持って映画盗撮に望んだのかどうかは書かれてはいない。単に友だちに見せる、家族に見せるという動機で、論争の末に違法化された映画盗撮を行なったとも思いがたいのだが…。

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