2008.11.22 Sat
インドはBitTorrentサイト最大の成長市場か
以下の文章は、TorrentFreakの「India Huge Growth Market for BitTorrent Sites」という記事を翻訳したものである。
原典:TorrentFreak
原題:India Huge Growth Market for BitTorrent Sites
著者:Ernesto
日付:November , 2008
ライセンス:CC
by-sa
BitTorrentの人気がインドで増大している。今後著しく増大するブロードバンド加入者を考慮すると、BitTorrentサイトにとって一番の成長市場といえるだろう。11億人の総人口のうち450万人ほどのブロードバンド加入者という、まだまだリーチできていない膨大なポテンシャルを秘めている。
インドは2億5千万人の携帯電話ユーザを有しており、決してテクノロジーと無縁な国というわけではない。しかし最近まで、ブロードバンド接続を利用できる人は、ごくごく少数であった。同国におけるブロードバンド加入者の数は急速に増大しているものの、現在インターネット接続を有している人は、全人口の0.5%にも満たない。
しかし、時は変化を迎えている。携帯電話革命が2億5000万人以上のインド人を繋いだ。そして現在、インド政府はインドにおけるブロードバンドインターネットの普及率を増大させようとしている。現在の目標としては、2010年までに1,000万人、2012年までに5,000万人、つまり現在の500万人から1,000%の増大を狙っている。
インドのBitTorrentユーザの増大は、昨年と比較すると非常に顕著であった。たとえばMininovaでは、インドからのトラフィックは昨年と比較して300%の増加を報告しており、大半のBitTorrentサイトにおいても、インドは最近のトラフィックソースのトップ10に入っている。2000万人のブロードバンド加入者という目標が本当に達成されたとしたら、2010年には大半のBitTorrentサイトにとって最大のトラフィックソースとなるかもしれない。
もちろん、BitTorrentインデックスサイトだけが、インドにおけるインターネット接続の増加に影響を受けているわけではない。しかし、これらのサイトはトラフィックをひきつけている傾向も見られている。トラフィック比較サイトAlexaのデータによれば、3つのBitTorrentサイトがインドから最もアクセスされた100のサイト入りしていることがわかる。Mininova、Torrentz、The Pirate Bayはそれぞれ、第39位、第48位、第100位にリストされる。また、isoHuntはそのすぐ後を追っている。
こうしたBitTorrentの人気に貢献している2つの要因は、無制限データプランの利用可能性と接続速度の向上であることは疑いない。インドの大半のISPは、当初従量課金プランにサービスを提供しており、このプランでは1GBにつき10ドル程度のコストがかかっていた。しかし今日では、ほとんどのISPが50ドルで適切なダウンロード速度の無制限プランを提供している。
中国に続き、インドは世界のすべての発達段階の経済において高い成長率を示しており、そして、インターネットは急速により多くの人々の手の届くところに広まっている。今から数年後、あなたのピアリストに数百のインドのIPアドレスが並んでいたとしても、何も驚くことはない。もちろん、そのときまでにインターネットが崩壊していなければ、ではあるけれどね。
もちろん、BitTorrentサイトだけの話ではなく、インターネット全体の話でもあるんだろうけどね。それにしても、携帯電話がこれだけ普及しながら、ブロードバンドがほとんど普及していないというのは、何か理由があるんだろうか?
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インドは2億5千万人の携帯電話ユーザを有しており、決してテクノロジーと無縁な国というわけではない。しかし最近まで、ブロードバンド接続を利用できる人は、ごくごく少数であった。同国におけるブロードバンド加入者の数は急速に増大しているものの、現在インターネット接続を有している人は、全人口の0.5%にも満たない。



