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Toyota、壁紙サイトにトヨタ車イメージを使用した壁紙の削除を要求

以下の文章は、TorrentFreakの「Toyota Claims Ownership of Fan Wallpapers」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Toyota Claims Ownership of Fan Wallpapers
著者:Ben Jones
日付:November 14, 2008
ライセンス:CC by-sa

自動車産業の巨人Toyotaは、通常、テクノロジーの最先端をいっている。同社は長期間の信頼性と同時にPuriusのシナジードライブといったイノベーションでも知られている。しかし、あなたがToyotaに誇りを感じ、OSの壁紙にしていたとしても、Toyotaはあなたがそれを共有することは望んではいない。

世界最大規模の自動車企業のToyotaは、しばしば品質という言葉と同義に扱われる。Toyotaのビジネス哲学は『The Toyota Way(トヨタ方式)』と呼ばれ、正しい結果は正しいプロセスから導かれること、そして根本となる問題を解決することが、組織に最大の利益をもたらすことを強調している。

しかし、この『方式』は同社の弁護士にはうまく伝えられていないのだろう。それが、デスクトップ壁紙提供サイトDesktopnexusが彼らから連絡を受けた理由でもある。DMCAの歴史の中でも、最も著しく横柄な要求と数えられるであろうものとして、Toyotaの弁護士はToyota、Scion、、Lexusのフィーチャーする壁紙の削除を要求している。サイトオーナーのHarry Maugansは、彼らの要求を明確にするため、Toyotaに連絡をとった。彼はToyotaの車をフィーチャーするすべてのイメージ、さらには彼らが以外の人が著作権を有するイメージでさえ、削除されなければならないと話されたという。

MaugansはTorrentFreakにこう述べている。「彼らの弁護士Garrett Biggsは、もし我々が具体的にどのイメージがまずいのかを彼らに示してもらいたいのであれば、そうしてもらうためにお金を払わなければならないというのです」。さらにMaugansは、現在著作権紛争において一般的となっている摩擦、訴訟に発展するのではないかと心配しているという。Toyotaは230億ドル以上の現金資産を有しており、これは訴訟費用としては、サイトを破産させるためには十分すぎるものである。これはしばしばRIAAの和解『促進』戦略にて用いられてきたやり方である。

しかし、Toyotaも用心深い。これらの要請はDMCA手続きの形式をとってはいなかった。こうした通知の送付は削除を要請するものである一方、その通知を送った側に対しても、彼らが係争中の著作権者の法定代理人であることを保証することを義務づけている。虚偽の陳述を行なうことは、『偽証罪で罰せられる』ことになり、米国では軽犯罪ではない。

その著作権者が自身を正確にアイデンティファイしなければならないということは、Maugans氏にとって多少は有利に働くかもしれない。「Toyotaは今度は我々にこういってくるかもしれません。『イエス、我々はこれら(同サイトの上のToyotaのイメージ)全ての著作権を有しています』。しかし、我々はどうやって、削除を要請するために嘘をついているかどうかを知ることが出来るのでしょう?彼らがそうした壁紙上のイメージの著作権を実際に所有しているかを、どのようにして我々は証明することができるのでしょう?たとえばこの画像など、ファンアートなのか、プロがデザインしたマーケティング写真なのか見当がつきません。または、これなども彼らが著作権を有していると主張しているのですが、画像のボトムには“Created by:”とあり、実際のToyotaとは繋がりのなさそうな人によって加えられたもののように思えます。」

Toyotaの「何これ?」的なやり方は、別の人々によっても注目されている。FreeCulture Newsに寄せられたコメントでは、「無料広告を叩いて何をしようってんだ?」といわれている。実際、そういうことなのだろう。Toyotaは無料広告と口コミを受け入れる代わりに、コントロールに躍起になっており、あらゆるパブリシティーを細々と管理したがっているようだ。

結局のところ、Maugans氏の最大の疑問は、「DMCAの濫用がこの事態を悪化させているのか?」ということ。

Toyota Inc.に対しコメントを求めたが、現時点ではその返答は得られていない。

Thanks to Conley at FCnews for the tip

まぁ、たとえば、Toyota車のオーナーが自身の車を撮影したものを、Toyota側が著作権侵害だというのは、ともすれば著作権の濫用に当たる、ということかしらね。販売している車のイメージに対する著作権ってあるのかな?その辺はよくわからない・・。ただ、写真そのものに対して著作権を有してるというのであれば、それが車のオーナーが撮影したものであった場合、Toyota側が他人の著作権を勝手に行使しているとも思えるのだが。

さて、この記事の最後にあるコメント要請に対して、Toyotaから返答があったよ、というのが以下のお話。

以下の文章は、TorrentFreakの「Toyota Admits Wrongdoing in Wallpaper Case」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Toyota Admits Wrongdoing in Wallpaper Case
著者:Ben Jones
日付:November 20 , 2008
ライセンス:CC by-sa

著作権に関して、行き過ぎたクレームを行なう企業というのは珍しいものではない。Toyotaも最近そうした行き過ぎがあり、ある壁紙サイトに対して、著作権侵害の問題だとして同社の製品を含む全ての画像を削除するよう要求した。ついに、Toyotaからの返答があった。

民事訴訟、とくに著作権紛争は、しばしばデイビットとゴリアテの戦いである。ロビーストたちは、想像できるいかなる潜在的損害に対しても懲罰的損害賠償を増大させるために圧力をかけ続けているし、たとえ損害賠償の額が妥当であったとしても、裁判に臨むことは非常に高くつくことが予想される。

たとえばDavenport Lyonsのような多くの弁護士にとって、そこは稼ぎどころとなっている。彼らが関与する多くのケースで、不正が認められており、ときには何もしていなくても(過失、または本当に何もしていなくても)『損害賠償』を求められたケースもあった。そうした状況は、巨大で強力な企業による著作権侵害クレームが、その事実に関わりなく訴訟への脅威によって、同社の望む結果に至るという感覚をも呼び起こしているようだ。先週、Toyotaは、壁紙サイトDesktop Nexusに対し、Toyotaの車両をフィーチャーした画像を全て削除するよう要求した。さらに、同社は他の人が著作権を所有するものすら削除を要請した。

しかし時折、企業は過ちを認めるよう圧力をかけられることもある。今回はそういった結果に至ったようだ。たくさんのネガティブなパブリシティーによって(その一部はDesktop Nexusのブログに収集されているにて見つけることができるだろう)、Toyotaは本日、TorrentFreakとDesktop Nexusにコンタクトをとり、この件について謝罪した。

From: Scott DeYager
Date: Wed, Nov 19, 2008 at 12:52 AM
Subject: Desktopnexus Toyota Wallpapers
To: tips@torrentfreak.com

Dear Torrentfreak.com,

パブリック壁紙サイトDesktopNexus様に対し、特定のToyota車両の写真を削除するようToyotaが要請したという一件は、内部でのミスコミュニケーションによるものでした。

写真家の法的権利と彼らとの契約を守るため、私たちは消費者向け広告、販売パンフレット、その他類似したものにそれらの写真を直接利用しないよう求めています。

ただ、みなさまが自らの所有する車両を自ら撮影したものを投稿するのであれば、それはその方々の権利として認めています。事実、私たちは、皆さまが自身のToyoya車を世界に見せたいとしてくれていることに喜びを感じています。どうぞそうしてください。DesktopNexus様の壁紙は、パーソナルユースのためのフェアゲームであると考えてください。

私たちのミスコミュニケーションのために、DesktopNexus様とそのユーザ様に、ご不便をおかけし、ご不快な思いをさせてしまったことに、心よりの謝罪をしているということを、貴ブログの読者様にお知らせいただければ幸いです。

ご理解いただきまして誠にありがとうございます。

Scott DeYager
Toyota Motor Sales, U.S.A., Inc.
Corporate Communications

まぁ、著作権以外のところで問題がないわけではなさそうだが、とりあえず丸く収まって良かったね、というところ。

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| | 2008.11.27 17:12
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