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MPAA、経済危機による海賊行為の増大を懸念

以下の文章は、TorrentFreakの「MPAA Fears Economic Downturn Will Boost Piracy」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:MPAA Fears Economic Downturn Will Boost Piracy
著者:Ernesto
日付:December 15, 2008
ライセンス:CC by-sa

銀行、自動車産業に続き、映画産業もこの景気の失速の打撃を受けることになるかもしれない。今のところは何らかの緊急支援が計画されているということはないが、MPAA会長Dan Glickmanは、この金融危機によって海賊行為の脅威が増大するのではないかと懸念を表明している。

MPAAのいう真実が本当に真実であったのだとすれば、映画産業は数年前にとっくに破綻していたことだろう。2005年、同組織は、米国単独でMPAAメンバーが海賊行為によって60億ドルを失っているとした調査に資金提供を行なっている。しかし、この調査では数字やデータが公に公表されることはなかった。そして、後にこの調査は全く正確ではないことが明らかとなっている。

実際、今年初めMPAAは、その数字に『誤りがあった』ことを認める声明を出さざるを得なかった。それにもかかわらず、Dan Glickmanはほとんど全ての公的な場での発言で、聴衆に『海賊行為』問題の深刻さを信じさせるために、この問題の60億ドルという数字を持ち出し続けている。MPAAによれば、現在の金融危機によって海賊行為が蔓延するかもしれず、映画産業の前には暗雲が立ちこめているのだという。

「状況に目を向ければ、この経済危機がこの問題を以前よりさらに深刻なものにすることになるのはご理解いただけるかと思われます。」とGlickmanは最近のフォーラムで発言している。さらに彼は「もし、私たちのIPR(知的財産権)が保護されないのであれば、私たちの経済損失はさらにひどいものになるでしょう。」ともいう。当然、MPAAはアンチパイラシー措置を正当化するためにその口実を利用しないわけはない。いつものことだ。違法ダウンロードが実際に興行収入にどのような影響を及ぼすのかについては、それを示す研究は存在してはいない。しかし、最近のBitTorrentユーザ数との関連がそこに見いだせるかもしれない。

ある人は、これら2つのイベントに因果関係があるという解釈をすることを常に慎重でであることだろう。しかし、BitTorrentサイトの成長が比較的鈍化した数ヶ月の後、この秋にはそのビジター数が劇的に増大している。The Pirate Bayがトラッキングするピアの数は9月はじめの1400万ピアから2500万ピアへとほぼ2倍に増えている。また、Mininova、Torrentz、BTjunkieといったその他のBitTorrentサイトでも、同期間に25-50%のダウンロード・検索・トラフィックの増大を報告している。

たとえそれが景気の失速に直接関係があるとしても、こうした増大が必ずしも興行収入やDVDセールスの低下と関連があるとは言えないだろう。2008年にBitTorrentで最もダウンロードされた『Dark Knight』は、数百万枚のDVDを売上げ、世界中の映画館で記録破りの10億ドル超を稼ぎ出している。決して『バッドイヤー』だとは思えないのだがね。

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