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オープンソースTorrentサイト、著作権団体に閉鎖に追い込まれる

以下の文章は、TorrentFreakの「Open Source Torrents Forced Offline by Anti-Piracy Outfit」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Open Source Torrents Forced Offline by Anti-Piracy Outfit
著者:Ernesto
日付:December 18, 2008 
ライセンス:CC by-sa

インターネットは一部の人々、特に著作権者にとって理解しにくいものであるだろう。最近、 Entertainment Software Association (ESA)はウェブホスティング企業に対し、同社がホストするオープンソースソフトウェアに特化したBitTorrentトラッカーがBSAのくライアンとの著作権を侵害している、と警告した。同ホストは一切の通知なく、そして同トラッカーが何ら間違っていないことを理解することなく、トラッカーをオフラインにした。

BitTorrentをよく知らない人にとって、トラッカーや.torrentファイルという用語は混乱を招くかもしれない。誰かがファイルを他の人と共有しようとしたとき、.torrentファイルを作成し、そこにトラッカーURLが加えられる。トラッカーにアクセスすることで、ダウンローダーはどこで他のピアがそのファイルを共有しているのかを知ることができる。トラッカーは.torrentファイルをホストしているわけではなく、BitTorrentユーザ間のコミュニケーション手段でしかない。この点では、トラッカーはISPと同等以上の責任を有することはないと言える。

インターネット上には数千のオープンBitTorrentトラッカーが存在しており、それらの大半がそれらトラッカーのWebサイト上に全てのファイルをホストしているわけではない。しかし、それらのトラッカーはオープンであるため、誰しもがそのトラッカーURLを.torrentファイルに加えることができる。そして、トラッカーのオーナーたちは、そのトラッカーによって広められているファイルについては知り得ない。最近、オープントラッカーを運営していたために、人気のインターネットテレビネットワークRevision 3はMediaDefenderによって攻撃された。しかし、こうしたケースはこれだけにとどまらない。

今週、『Open Source Torrents』は、オープンBitTorrentトラッカーをホストしていたことで、ある注意すべき事態に対処せざるを得なくなった。伝えられるところでは、BitTorrentを利用したオープンソースソフトウェアの共有に特化した同トラッカーは、ゲーム『Command&Conquer Red Alert 3』の著作権を侵害したとして、オフラインにされた。彼らのサーバには.torrentファイルが保存されていたわけではなく、唯一データのハッシュが残るのみであった。

Webホスティング会社Liandra Techは、ESAから著作権侵害通知を受け取り、その後同トラッカーをオフラインにした。「私たちは、ostorr.org上で行なわれている著作権侵害のために、あなたのウェブホスティングアカウントを停止しなければなりません。」彼らは同サイトの設立者にメールで説明し、ESAから受け取った警告メールを転送した。

トラッカー設立者のAkashは、先ず彼に事情を聞くこともなくサイトを閉鎖するというウェブホスティング会社の決定にひどく驚かされた。「彼らはおそらく、『Command and Conquer』が私のトラッカーを利用してやり取りされているということで、シャットダウンしたのでしょう。そんなゲーム、やったことすらないんですけどね。」とAkashはTorrentFreakに語る。「確かに、私たちは実際のファイルをホストしていますが、それも私たちがトラッキングしているオープンソースソフトウェアのミラーだけです。それは完全に合法的なものです。」

OStorr.orgは比較的小規模なトラッカーではあるが、The Open CDでは5万回以上、その他のフリーなオープンソースソフトウェアでは数千回にわたってダウンロードされており、その拡散を手助けしてきた。そして、彼のWebサイトにリストされる.torrentファイルは、オープンソースサイトのものだけであった。彼のトラッカーは誰にでもオープンであった。それは他のトラッカーと同様のことである。しかし、Akashにはどんなファイルがトラッキングされているかを知る術がない。

Akashは現在、より理解があるホストを捜さなければならなくなったが、しかし、トラッカーを復旧させることを我々に約束してくれた。「オープンソースソフトウェアというくらいなのですから、入手に関しては合法的だということくらいわかると思うのですが、現実はそうではないようです。新たなホストを捜さなければならないのでしょうね。」と彼はいった。

Update:ウェブホストは全く正しい決断をしたようだ。Akash曰く「Liandraは、私がC&C torrent(どうもC&Cは本当に危ないゲームだそうで)をアップロードしていたと誤解していたとして、ながーい謝罪をしてくれました。さらに、3ヶ月分のウェブホストを無料にしてくれるとか。サイトは現在復旧して、通常通り動いています。今後は許諾のないtorrentはブロックする方針です。」

トリガーとなったのは著作権団体ではあるけれど、ホスト側の過剰反応が引き起こしたケース、という感じなのかな。

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