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英国、『3ストライク』ポリシーの導入を見送りか

以下の文章は、TorrentFreakの「No ‘3 Strikes’ Disconnection for UK Pirates」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:No ‘3 Strikes’ Disconnection for UK Pirates
著者:enigmax
日付:January , 2009
ライセンス:CC by-sa

大手ISPと音楽産業が、共同してオンラインパイラシーに対処するよう政府から要求されて以降、これは『3ストライク』レジームの兆候となるのではないかと恐れられてきた。しかし現在、政府大臣によると、その可能性は除外されたのだという。

昨年、BPIに先導された英国音楽産業は、国内最大手のISP6社と MoU(Memorandum of Understanding)を交わした。この合意により、ISP各社は音楽産業に代わって、オンラインパイラシーを疑われたユーザに書簡を送付し、違法音楽共有活動はモニターされており、そうした行為を中止するよう警告することとなった。

しかしこれは音楽産業にとって、まだまだ十分と言えるものではなかった。彼らが真に求めるものは「3ストライク」または「段階的レスポンス」であり、最初の著作権侵害には警告を、2度目には侵害ユーザのインターネット接続の減速を、3度目にはそのユーザをインターネットから遮断する、というものであった。

最終的に、政府はISPと音楽産業が自発的な協力関係を築けなかった場合、より厳しい態度で臨むことになるとし、文化相Andy Burnhamは立法による対処をほのめかした。昨年、政府はビジネス・企業・規制改革省(Department for Business Enterprise and Regulatory Reform :BERR)を通じて、違法ファイル共有およびその対処に関する公の協議会を設置した。結局、利害関係者間でのコンセンサスに達することはなかった。

しかしながら、The Timesによると、「3ストライク」という選択肢は議論から取り除かれているという。知財相David Lammyはインタビューの中で、3ストライクのようなやり方でユーザをインターネットから遮断するのは、法的に認められにくいことを示唆している。「実際にそれが可能になるとは思えません。」と彼は付け加えている。

今週、『Digital Britain』レポートがリリースされることになっている。先週リークされた情報によると、通信相Lord Carterは、これまでOfcom(英国通信産業の独立監督機関)が導入を見送ってきた新たな『ライツ・エージェンシー』を求めているという。

この機関はISP、ライツホルダーの双方によって資金提供され、新たな規制の維持をアシストすることになっている。さらに、消費者のインターネット料金に追加費用を上乗せし、それを音楽産業への補助金とするという提案さえある。

今週末に公表される予定のこの最終レポートは、こうした状況をより明確に示すことになっている。しかし、Lord Carterは2012年の英国オリンピックまでに国内全域のブロードバンド化を目指しており、それによって損ねられる全てのことに対して、警戒していかなければならないだろう。

先日、はてなで書いているブログの方に、世界各国での3ストライクの動きに関するエントリを書いたので、良かったらそちらもどうぞ。

スリーストライク法はまだどの国でも施行されていないよ!でも… - P2Pとかその辺のお話@はてな

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