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TorrentSpy、対MPAA裁判の判決に対し上訴

以下の文章は、TorrentFreakの「TorrentSpy to Appeal in MPAA Court Case」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:TorrentSpy to Appeal in MPAA Court Case
著者:Ernesto
日付:February 04, 2009 
ライセンス:CC by-sa

かつて最も多くのビジターを抱えていたBitTorrentサイト TorrentSpyはMPAAとの裁判の判決に対して上訴した。昨年、彼らはケースが打ち切られたことで11億ドルの罰金の支払いを命じられていたが、TorrentSpyの弁護人Ira Rothkenはこの危機に瀕した問題を上訴するのが妥当だという。 

長きに渡り、TorrentSpyはBitTorrentコミュニティではよく知られたプレイヤーであった。同サイトは2006年には、他のどのBitTorrentサイトよりも多くのビジターを集めたが、2007年、連邦判事より同サイトの全ユーザデータを保存するよう命じられたことで、その状況は一変した。

判事はTorrentSpyに対し、同サイトユーザの活動の詳細なログを記録するために ユーザをモニターするよう命じた。さらに悪いことに、TorrentSpyはこれらのログをMPAAに手渡すよう命じられた。TorrentSpyのオーナーJustin Bunnelは、同サイトユーザのプライバシー保護には代えられないとして、全ての米国内ユーザのアクセスをブロックした。そして2008年3月、彼は同サイトを完全に閉鎖することを決断した。

「この決断は私たち自身が下したものです。決して裁判所の命令や何かしらの合意があったと いうわけではありません。TorrrentSpy.com検索エンジンは2008年3月24日をもって、世界的に、そして永久に閉鎖されることになります。」とBunnelはユーザに対し、同サイト上でメッセージを送っている。その1ヶ月後、MPAAとの裁判が打ち切られ、同サイトに対して11億ドルの罰金を支払うよう命じられた。そして、現在、TorrentSpyはこれを上訴した。

TorrentSpyのオーナーIra RothkenがCnet Newsに 語ったところによると「私たちは、法廷がその手続きにおいて、そしてその判決において誤っていると主張しています。法廷は開示(ディスカバリー)の問題に 関してほんの1時間の審問でケースを打ち切り、TorrentSpyに審理の機会を与えませんでした。私たちは法廷が誤っており、その裁量を濫用したと考 えています。法廷の判決は、TorrentSpyに対して同サイトのプライバシーポリシーを違反するよう命じたものであり、法廷の開示命令とユーザのプライバシー権との均衡は、この上訴において重要な問題です。」

TorrentSpyがこの戦いを諦めようとしないことは、MPAAにとって不愉快なことだろう。MPAAのDan Glickmanはこの当初の判決にたいそう喜び、このように述べていた。「TorrentSpyの終焉は、スタジオの確固たる勝利であり、こうした海賊サイトが、権利者からの手厳しい告訴に直面せずに運営を続けられることはない、ということを示したものと言えるでしょう。」

上訴は、第9連邦巡回控訴裁判所に提出され、TorrentSpyは当初の判決を逆転させ、他の米国BitTorrentサイトオーナーに希望を取り戻すことを目的としている。

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