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イントロダクション:オンラインミュージックビジネスが知らなければならない20のこと(New Music Strategies)

原典: The 20 Things You Must Know About Music Online (pp.4-9)
著者: Andrew Dubber
Website: New Music Strategies

イントロダクション(Introduction)

音楽ビジネスは変化した、といつも耳にしていることでしょう。しかし、それはまだ真実ではありません。それは未だに変化を続けているのです。そして、この違いは非常に大きなものです。

そうした変化を受け止め、それが生じているがままにうまく乗りこなしていくことは、インディペンデントミュージックビジネスにとって最大のチャレンジとなるでしょう。そうした面白い時代に最もうまくやっていくためには、今、あなたの周りで何が起こっているのかを真に理解する必要があります。それによって、最適な対処、適応が可能となるのです。

あなたはコンピュータの天才である必要はありません。ちょっとした基本的な原則を理解する必要があるだけです。私はそうした原則が20ほどあると考えています。これらを理解し、その原則を受容することで、新たなメディア環境において最良のスタートを切ることができるでしょう。

これらはすべて重要なことです。とくに順序はありません。まず、ここではそれらを列挙するところから始め、そのあとで、個別に詳細を述べていくことにします。

1 Don't Believe the Hype(誇大宣伝を信じるな):

サンディ・トム、アークティック・モンキーズ、リリー・アレンが、超有名に、リッチに、成功することができたのは、単にMySpaceのおかげというわけでも、奇跡的に数千人にウェブキャストを聞いてもらえたおかげというわけでもありません。PR、従来のメディア、レーベル、お金、そのすべてがここに含まれていたのです。

2 Hear / Like / Buy(聞く、好きになる、購入する):

これは黄金律(ゴールデンルール)です。人は音楽を聞き、その後で音楽を好きになり、そして音楽を購入します。これは、この順序でしか起こりえません。その順序を変えようとしてもうまくいくことはないでしょう。

3 Opinion Leaders Rule(オピニオンリーダールール):

私たちは既に、ラジオやプレスの重要性を理解しています。今、あなたのストーリーを語ってくれる、人々から信頼されているオピニオンリーダーが存在しています。そうした人物が誰であるのかを知らなければなりません。もっと言えば、あなた自身がそのオピニオンリーダーの1人になるのがベターでしょう。

4 Customise(カスタマイズ):

ウェブでの露出は、オーダーメイドソリューションが最良であり、少なくともセミオーダーアプローチが必要です。出来合いのものでは、匿名状態から抜け出すことは難しいでしょう。

5 The Long Tall(ロングテール):

クリス・アンダーソンは、リテールの未来がそれほど売れない商品をたくさん売ることだと説明しました。全てをオンラインに、そして、カタログを豊富に。ごく少数のヒット商品を売るよりも、たくさんのニッチな商品を売るほうが、より多くの利益に繋がるのです。

6 Web 2.0:

ウェブサイトが目的地であったことはもはや過去のことです-そこは環境となるべき時代なのです。あなたのウェブサイトはパンフレットではありません。そこは人が集い、あなたと、そして集まった人々同士が繋がる場所なのです。

7 Connect(繋がること):

ウェブサイトが存在しているだけではプロモーション戦略とはなりえません。ストーリーを語る方法を学びましょう。更に言えば、適切なウェブコミュニケーションの流儀に則って、ストーリーを語る方法を学びましょう。そして、どうしたら自分のウェブサイトをニューメディアや主要メディアに取り上げてもらえるのかを考えましょう。

8 Cross-Promote(クロス・プロモーション):

オンラインは、オフラインの代わりではありませんが、互いに独立しているわけでもありません。どのようにしてそれら2つをクロスさせるべきかについて理解しましょう。

9 Fewer Clicks(クリックは最小限に):

これは、誰かにお金を支払ってもらいたいという場合に特に気をつけなければなりません。フォームに入力し、3レイヤーのメニューを経由して、さらにパスワードを入力しなければならないのだとしたら、その段階で私はあなたの音楽を欲しいとは思わなくなっているでしょう。

10 Professionalism(プロフェッショナリズム):

もし、ビジネスとして活動を行うのであれば、ビジネスライクにならなければなりません。オンラインプロフィールは、あなたがビジネスコミュニケーションで行うプロフィールと同じように扱わなければなりません。

11 The Death of Scarcity(希少性の死):

インターネットの経済学は、限られた販売スペースや在庫という概念が存在する世界の経済学とは基本的には異なります。あなたが1,000コピー売れれば上出来だと思っていても、100万コピー売れることだってあり得るのです。

12 Distributed Identity(アイデンティティを分散させること):

PRの観点からみると、1つところにとどまっているより、インターネットの各所にあなた自身を拡散させることが望ましいでしょう。メンバーシップ、プロフィール、コメント、ネットワークは驚くほどに役立ちます。

13 SEO:

Search Engine Optimisation(SEO:サーチエンジン最適化)がいかにして機能しているのか、発見されるチャンスを最大化するためにはどうすればよいのかについて理解する必要があります。見つけられやすいように、そして検索されやすいように。

14 Permission(承諾):

あなたのメッセージは、メッセージの受け手にとって適切で、歓迎され、個人的に役立つものでなければなりません。人々にあなたと付き合っていこうと選択させることは、彼らにスパムを送りつけるより遙かに効果的なターゲッティング戦略となります。

15 RSS:

RSSを提供し、利用し、そして教えましょう。RSSはあなたのサイトの唯一重要な側面ですから、そのように扱うことが大切です。しかし、依然としてRSSはほとんどの人にとって未知のものであるということを忘れてはなりません。あなたのオーディエンスがRSSを利用できるよう配慮しましょう。

16 Accessibility(アクセシビリティ):

誰しもが高速なコンピュータ、高速なインターネット回線を持っているわけではありません。また、誰しもが視力を授かったわけではありません。あなたがオンラインですることをアクセシブルなものにしましょう。そうするのは簡単ですが、重要なことです。それによって、人々を入り口で締め出すということはなくなります。

17 Reward & Incentive(報酬とインセンティブ):

現在、すべてのものが常に利用できます。あなたが、人々の音楽との経済的な関わりの一部であると考えうる理由を提供しましょう。

18 Frequency is everything(頻度がすべて):

文化産業においては、リピートビジネスが最も成功したコマーシャル戦略の1つとなっています。人々に戻ってきてくれることを望みますか?そのためには、彼らに新しいものを提供し続けましょう。

19 Make it viral(感染させよう):

あなたが何をするにしても、それを誰かほかの人に伝えたいと思わせるものにする必要があります。あなたの最良のマーケティングは口コミです。オンラインでの口コミは、これまでの環境に比べると指数的に強力な影響力を持っているのですから。

20 Forget product--sell relationship(製品は過去のもの―関係を売るということ)

オールドモデルの音楽ビジネスは、個々の商品が設定された金額に対してどれだけ売れたかによって支配されています。ニューモデルは、ファンコミュニティとの進行形の経済関係を構築することにあります。

The 20 Things: You Must Know About Music Online 目次

  • はじめに
  • イントロダクション(Introduction)
  • Thing 1: 誇大宣伝を信じるな(Don't Believe the Hype)
  • Thing 2: 聞く、好きになる、購入する(Hear / Like / Buy)
  • Thing 3: オピニオン・リーダー・ルール(Opinion Leaders Rule)
  • Thing 4: カスタマイズ(Customise)
  • Thing 5: ロングテール(The Long Tall)
  • Thing 6: Web 2.0
  • Thing 7: 繋がること(Connect)
  • Thing 8: クロス・プロモーション(Cross-Promote)
  • Thing 9: クリックは最小限に(Fewer Clicks)
  • Thing 10: プロフェッショナリズム(Professionalism)
  • Thing 11: 希少性の死(The Death of Scarcity)
  • Thing 12: アイデンティティを分散させること(Distributed Identity)
  • Thing 13: SEO
  • Thing 14: 承諾(Permission)
  • Thing 15: RSS
  • Thing 16: アクセシビリティ(Accessibility)
  • Thing 17: 報酬とインセンティブ(Reward & Incentive)
  • Thing 18: 頻度がすべて(Frequency is everything)
  • Thing 19: 感染させよう(Make it viral)
  • Thing 20: 製品は過去のもの―関係を売るということ(Forget product--sell relationship)
  • 結論(Conclusion)
  • あとがき

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