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スペイン:ISP、著作権団体からの著作権侵害補償金上乗せ要求を拒否

以下の文章は、TorrentFreakの「ISPs and Copyright Holders Fail to Reach Piracy Agreement」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:ISPs and Copyright Holders Fail to Reach Piracy Agreement
著者:enigmax
日付:May 01, 2009 
ライセンス:CC by-sa

スペイン著作権団体はISPに対し、海賊行為による損害の補償金を料金に含むよう要求した。更に彼らは、ISPが著作権侵害が疑われるユーザをインターネットから遮断することを望んでいる。

数ヶ月に及んだ交渉の末に、スペイン政府は著作権団体とISPとの対話を命じた。しかし、双方が許容しうる違法ファイル共有『問題』のソリューションは、合意には至っていない。

著作権者側であるCoalition of Creators represented by the General Society of Authors and Publishers (SGAE)は、ISPがP2Pネットワーク上での活動によって生じていると推定される損失を補償するための追加金を、料金に上乗せするよう要求した。SGAEの代表Eduardo Bautistaは、協力することはISPの「市民としての義務」であると発言している。もはや驚くことでもないが、彼は著作権侵害を繰り返すユーザをウェブから遮断することも望んでいる。

こうした要求を押しつけられたモバイルオペレータ側(Ono, Orange, Telefónica, Vodafone)は、著作権者側のこうした提案には同意しなかった。彼らが何を求められているの考えれば、当然のことであろう。

Bautistaは、著者や出版社が作品を作り上げることで利益がもたらされるという状況を堅持するために、オンライン海賊行為問題の解決を模索したいと述べている。彼は政府に対し「よりスマートに」対応するよう求めた。「最初のリンクなくしては、ビジネスは成り立たないでしょう。」と彼は言った。

現在、この2つのグループは、政府に対し個別に解決案を提出することになっている。これらの問題を議論するにあたって、インターネットユーザまたは消費者団体からは代表は選ばれなかった。

このSGAEは、日本ではJASRAC、米国ではASCAPにあたる著作権料徴収団体。まぁ、上乗せしろというなら、自由に使わせろ、と思うのだけれども。遮断しろ、でも金払えってのはねぇ。要求を過大なものにしておいて、譲歩を引き出すって戦略だとは思うけど、あからさますぎるなぁ。

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Comment

as | URL | 2009.05.07 00:02
協力することはISPの「市民としての義務」であるって結局都合のいいように動けということなんでしょうか。
海賊行為がまたらすのは「損失」ではなく、「得られたかもしれないお金」ではないでしょうか?
ユーザーの遮断もいけないこととは思いませんが、こんなことばかり続くと、著作物を守るとかいう大義名分からさえも外れて、インターネットはディストピアになってしまいそうで怖いです・・。
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