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欧州緑の党、ファイル共有の合法化を打ち出す

以下の文章は、TorrentFreakの「European Greens Want to Legalize File-Sharing」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:European Greens Want to Legalize File-Sharing
著者:Ernesto
日付:June 4, 2009
ライセンス:CC by-sa

欧州数億の人々が、今週、欧州議会選挙に投票を行う。スウェーデンでは海賊党が最低でも一議席は獲得すると自信を見せているが、パーソナルユースのためのファイル共有を合法化することを目標とする党は彼らだけではない。欧州緑の党もまた、親ファイル共有的スタンスであることが知られている。

欧州各国の緑の党から構成される欧州緑の党は、現在欧州議会に42議席を確保しており、次の会期にはその議員数を増やすことを目標としている。スウェーデン海賊党によるThe Pirate Bayやその他の類似したサイトの擁護がしばしば報道されているものの、緑の党は同様のことを既に欧州議会にて行ってきた。

2008年、緑の党は「I Wouldn't Steal」と題された親ファイル共有キャンペーンをローンチしている。彼らが制作したキャンペーンのビデオクリップは、The Pirate Bayのアップロードされた。彼らの目標は、エンターテイメント産業によって主導されるアンチパイラシープロパガンダに対抗し、人々にダウンロードと共有を促すというものであった。

緑の党 「I Wouldn't Steal」キャンペーン

こうした見解は、欧州議会での前会期においても、緑の党の原則と行動においても一貫している。緑の党は「スリーストライク」や海賊行為を疑われたユーザのインターネットからの遮断の実装を容易にする法案の通過を何とか阻止した党の1つであった。さらに、彼らは著作権侵害に対して刑事罰を科すという厳罰的な法案IPREDにも反対した。

「すべての知財権の侵害に対して刑事罰の適用を一般化する試みとしてのIPREDと、緑の党は戦いました。緑の党は、刑事罰が営利を目的とした知財権の侵害にのみ適用し、パーソナルユースに対しては適用しないことを確かなものとするための手助けをしました。」と彼らのグリーンブックには記されている。

緑の党はこれからの「情報社会」の有り様を明確にもっている。より制限された著作権、オープンソースソフトウェアの更なる拡大、ソフトウェア特許の廃止、中立なネット、スリーストライクの撲滅、科学へのオープンなアクセス、非営利目的でのファイル共有の合法化を彼らのキーポイントとしてあげている。

「それぞれのユーザが、自らの望むコンテンツやアプリケーションをアップロード、ダウンロードすることのできるピア・ツー・ピアグループを含む、情報交換プラットフォームとしてのウェブ、という積極的なビジョンを緑の党は支持しています。非営利目的でのインターネットの利用に対しては、いかなる処罰をも認められるべきではありません。」と緑の党は記している。

一方、緑の党は「プライバシー権と相容れないという理由から、ネットに対する全ての組織的監視に」反対している。つまり、あなたのダウンロード行為に対するエンターテイメント産業、インターネットプロバイダによるスパイ活動を認めないということである。したがって、「スリーストライク」法案も認めない、ということ。

欧州にいる全てのTorrentFreak読者のみなさん、あなたがどの政党に投票するにしても、どうか投票に足を運んでいただきたい。

既に選挙は終わってしまったが、緑の党は議席数を増やしたようだ。また、スウェーデン海賊党も初の議席を獲得したとのこと。

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