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Thing 12: アイデンティティをオンラインに拡散せよ(New Music Strategies)

原典: The 20 Things You Must Know About Music Online (pp.51-56)
著者: Andrew Dubber
Website: New Music Strategies

Thing 12: アイデンティティをオンラインに拡散せよ(Distributed Identity)

PR(パブリック・リレーションズ)の観点からすると、1つところに留まっているより、インターネット中に自分自身を拡散させる方が良い。メンバーシップ、プロフィール、コメント、ネットワーク-これらは強力なオンライン・マーケティング戦略である。

以前、Ze Frankは、MySpaceのページはどうしてあんなに不格好なのか、それは人々を追っ払うためのデザインだからに違いない、と冗談を言っていました。実際のところ、彼は間違ってはいません。MySpaceのようなメンバーシップサイトは、自分だけのウェブサイトにトラフィックを流してくれるのです。

MySpaceのそうした費用対効果は減少しつつありますが(その理由については後述します)、このことは「ウェブサイトを持つことは重要である」という原則を確かなものとしています。ただ、誰かが偶然にあなたのウェブサイトを発見してくれるなどということはありません。あなた自らがどこかにいる未来のビジターを探し出さなければならないのです。

マーケティングのフレーズに『自分から外に乗り出していけ』というものがあります。これは、同時に複数の場所に露出できるインターネットでは、極めて容易なことです。オンライン上のあなた自身-つまり、あなたのインターネット『アイデンティティ』-を広く、遠くまで拡散させる必要があるのです。

あなた自身を可視化する方法はたくさんあります。ただ、それは『実世界』で自分を知ってもらうために、イベントに参加するとか、ミーティングを渡り歩くのと同じことです。

それでは、オンラインであなた自身の存在を広めるためにできるいくつかの最良の方法を紹介していくことにしましょう。これを実践することで、あなたは一度に多数の場所に存在することができ、人々をあなたの音楽ビジネスのための場所に招待することができるでしょう。

とりあえず、これらの戦略を試してみましょう。

1. 電子メールの署名

最近では、電話をかけたり、手紙を書いたり、実際にあったりするよりも、電子メールを送る機会の方が多いことでしょう。もし、あなたがウェブサイトを持っているなら、多くの人にウェブサイトに来てほしいと願っているはずです。それなら、電子メールの末尾はリンクを置くための理想的な場所です。電子メールは、あなたの近しい友人ネットワークを越えて、より広い、ただし関係のあるコミュニティに広まる傾向があります。あなたのメールの末尾にアドレスを置いたからと言って、必ずリンクをクリックしてくれるというわけではありませんが、そこにリンクを置かなければ、絶対にクリックしてはもらえません。

さらに、サイトに来てくれた人が何を目にするのかを良く表した一言を書いておくと良いでしょう。大体、以下のような署名になるでしょう。

Hi James,
Thanks for all your help. Much appreciated.
Cheers,
Andrew Dubber
_______________________
Advice for independents at New Music Strategies:
http://newmusicstrategies.com

このような署名は、どんな電子メールソフトウェア、ウェブメールプラットフォームを利用していても、送信する全ての電子メールの末尾に、自動的に挿入することができます。できるだけ簡潔に、そしてスウィートに、リンクをクリックしたくなるような文句を加えましょう。あなたがメールを送ったすべての人のデスクトップに、あなた自身を送り込むのです。

重要:スパム行為は絶対にしてはいけません。一方的に送りつけるマーケティングメールは、失礼、不愉快というだけではなく、違法行為となります。メールの受け手が本当に受信を望んでいる、あなたからのメールが来ることをわかっているという合法的なメールの場合にのみ、署名欄にあなたのリンクを挿入しましょう。

2. ブログコメント

あなたのアイデンティティを広めるための別の方法として、内容が類似しているブログにコメントするという手があります。このブログでお試しいただいてもかまいません。大半のブログサイトは、コメント欄にあなたのサイトのURLを入力する欄があります。ここにURLを入力することで、あなたが書き込んだ名前があなたのウェブサイトへリンクとなります。他のブログ読者が、当該のブログ記事に書き込まれたあなたのコメントに興味を示せば、あなたのサイトへのリンクをクリックし、あなたについてもっと知ってくれるかもしれません。

ここでも、スパムルールが適用されます。ブログの内容に関連した、適切で、興味深いことを書きましょう。単にリンク欲しさにコメントした人のリンクなど、誰もクリックしてはくれません。さらに、私を含め大半のブログはAkismetなどのコメントスパムフィルターシステムを利用しています。

これと似た戦略として、あなた自身のサイトから、他の人のブログへとリンクすることもできます。多くのブログは『トラックバック』を公開しています。つまり、リンクしてきたサイトの要約とそのサイトへのリンクを表示してくれるのです。Wordpressでは(私も利用しているブログ・ソフトウェアです)、これは自動的に行われます。もし、このページをあなたのブログでリンクすれば、このページはリンクを張ったあなたのブログに自動的にリンクを返してくれます。

3. フォーラムへの参加

あなたのサイトにリンクを提供するための別の有効な戦略としては、関連したフォーラムへの参加があります。

どんな会話をするにしても、フォーラムに参加して信頼を築き上げ、フォーラムに貢献することで、他の参加者の純粋な興味を引きつけることができます。そうなれば、彼らはあなたのプロフィールを見たいと思うでしょう。あなたをもっと知るために、そこに掲載されたリンクを通じてサイトに訪問してくるでしょう。

ただし、こうした環境では、時間を無駄にさせた人、スパマーに対する寛容さは特に低く、違反に対する処罰は迅速かつ重大なものとなります。適切な会話を行うために十分な時間をかけましょう。他の人々と同じ部屋で過ごしていると思って、会話に貢献するのです。荒らしや釣り(troll)を好きな人はいないですからね。

4. ソーシャル・ネットワーキング

これこそ、拡散したオンライン・アイデンティティがうまく機能するところです。現在、数多くのWeb 2.0サイトがオンラインに存在していますが(そのいくつかはこれまでのThingでお話したものです)、そうしたサイトの多くは、『アイデンティティ』や『プロフィール』の作成、維持を要求します。

ほとんどの方が、MySpaceを既にお持ちでしょうし、そこに自分のサイトへのリンクを張っていることでしょう。でも、ソーシャルネットワーキングはそれだけではありません。Mog、Last.FM、Flickr、Delicuous、43 Things、Facebookなどでもプロフィールを作ることができます。

Wikipediaには、ソーシャル・ネットワーキングサイトのリストがあります。これを見て、いくつかのサイトで自分自身のアカウントを作成し、それを利用してみましょう。

ただし、うまくやるためには、それぞれのサイトに関われる時間的余裕がなければなりません。MySpaceを作っただけでは、ウェブサイトをローンチして、人々がそれを見つけてくれるのを期待するのと大差ありません。つまり、それほど読んでもらえるものではないということです。これらはソーシャル・ネットワーキングサイトです。社交的になりましょう。そして、繋がりましょう。

これらのサイトはそれぞれに、独自のルール、文化、期待されていることがあります。それらをよく知り、そしてそこにいる人たちを知りましょう。そうして、これらのサイトに属する意味が生まれ、努力が報われることになります。

何よりも重要なのは、それぞれのサイトで『アイデンティティ』を持つことが、オンラインでのあなたの存在を強力なものとしてくれるということです。個人として、企業として、アーティストとして、グループとして、または組織としてのあなた自身について、あなたは何を伝えたいのか、ということを明確にしていなければなりません。

5. 複数のサイト

これは『上級ユーザ』のためのヒントになります。と言うのも、多少の問題をはらんでいるためなのですが、ただ、これは言及しておくだけの価値はあります。複数の関連したウェブサイトを持つことは、あなたの目的を手助けしてくれるものとなります。これは特に、コア・アクティビティを複数有するインディペンデントの音楽企業に当てはまります。

あなたがプロモーター、ディストリビューター、レコードレーベルを兼ね、複数のバンドを抱えていたとしましょう。それぞれの事業について、個別のウェブサイトを持たなければなりませんし、それらのサイトは、それぞれの領域に特化したものとして、人々の注意を惹きつけなければなりません。

もし、あなたの会社がPlank Musicだとして(あくまでもたとえです)、あなたはplankrecords.com、plankdistribution.com、plankpromotions.comといったドメインを取得し、サイトを作らねばなりませんし、更にそれぞれのサイトを互いにリンクさせ、シンプルなホームページ(plankmusic.com)からそれぞれのサイトを下位サイトとしてリンクしなければならないでしょう。

これらのページ間のリンクは、ビジネスの各側面のアイデンティティを、さらにはメインブランドを強化するものとなります。

最初に述べたように、このやり方は問題をもたらしうるものでもあります。特に、訪問者がどこに行って良いのかわからないという問題を起こすかもしません。ただそれでも、そうした問題を考慮し、慎重に設計されたものであれば、あなた自身のフィールドでアイデンティティを広めることができるのです。

翻訳者より:対訳テキストを付記しておきます。原文と訳文の対応を確認したい場合にどうぞご利用ください。何か気になる点がありましたら、どうぞご遠慮なくご指摘ください。

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