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Moby:「RIAAは解体されねばならない」

以下の文章は、TorrentFreakの「Moby: The RIAA Needs to be Disbanded」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Moby: The RIAA Needs to be Disbanded
著者:Ernesto
日付:June 20, 2009
ライセンス:CC by-sa

今週は、ミネソタの陪審員たちがJammie Thomasに対して200万ドルもの罰金を科すなど、音楽産業に対するイメージは極めて悪化している。メジャーレーベルの弁護士や上級マネージャたちがそのキャンペーンを押し広める一方で、MobyやRadioheadといったアーティストたちは、音楽の世界の現状を恥じ、それを否定した。

今週初め、Jammie Thomas対RIAAのケースは、新たな陪審員を前に再審を迎えた。彼女はKazaaを利用し24曲の楽曲を共有したとして有罪であると判断され、個々の侵害につき80,000ドル、合計すると192万ドルにまで罰金は引き上げられた。

レコードレーベルの幹部は即座に、正義が通ったのだと主張し、勝利を宣言した。しかし、彼らレコードレーベル幹部の高給を捻出しているアーティストの側からは、この裁判の結果、そして彼らのファンへの魔女狩りに対する嫌悪感が表明された。

不相当な罰金に対する失望を表明したアーティストの1人に、米国のアーティストMobyがいる。「あー、なんて馬鹿げたことだろうよ。」と彼は自身のウェブサイトに記している。「これがレコード会社が自分自身を守るための方法だって?郊外に住んでる母親を音楽を聞いたって訴えることが?1曲につき80,000ドル支払えって?」と彼は疑問を投げかける。

Moby: RIAAは解体すべきだ

「音楽を聞いたことで人々を罰するのは、音楽ビジネスを守るための方法として絶対に間違っている。恐らく、音楽産業は音楽ファンに対処するために『リスペクトされるよりも恐れられることを良しとする』アプローチを採用したのだろう。」

「それが事実かどうかはわからないが、、『リスペクトされるよりも恐れられることを良しとする』やり方は、消費者による選択を考えればサステナブル(持続可能)なビジネスモデルとは思えない。『アーティストが良いレコードを作るのを助け、消費者に素晴らしいアルバムをリーズナブルな価格でお届けして愛されることを良しとする』新しいモデルってのは考えやしないのか?」

Mobyは正しい。RIAAの訴訟・恐怖戦略は長期的に見れば理想的なビジネスモデルではない。しかし、彼らはこれまで人々との和解によって数百万ドルを手にしている。ここ数年でも、RIAAは3万人もの人々に和解のためとして平均3500ドルを支払わせているといわれている。このことは、RIAAが裁判で争うことなく、1000万ドル以上の金をかき集めたことを意味している。

英国では、トップアーティストによる連合が、ファンを犯罪者としようとする音楽産業の行為に批判の声を上げている。彼らは、自らの利益のために著作権を濫用するレコードレーベルへの高まる不快感を表明した。

同連合のメンバーでもあるRadioheadは、複数の楽曲を共有したとして訴えられているボストン大学大学生のケースにて、RIAAに対し被告側に立った証言する姿勢を見せている。Tenenbaumのトラブルは、彼がRIAAからの500ドルでの和解の申し出を断った2003年に始まる。その後、数度の和解交渉と法的こじつけのあげく、最終的に裁判へと至った。

Mobyは多くのファイル共有ユーザにとってのもう1つの関心事、ネット中立性の支持者でもあるが、RIAA戦略に対しても、我々と同様の不満を抱いている。彼は、アーティストとファンに対する法的こじつけに終止符を打ち、音楽の芸術性の目を向けることこそが、よりよい方向であるという。

「すべての音楽ファンが、音楽を聞こうとする努力を悪しき行為だと感じてしまっていることに、ひどくすまない気持ちになる。」と彼は書き記している。そして、彼のブログエントリはあの非営利団体に数百万ドルをつぎ込むレーベルに対する有益なアドバイスで締めくくられている。

「RIAAは解体されなければならない。」と。

斜体箇所は、私がMobyのブログから私が追記した箇所。

RIAAは嫌われてナンボというところもあるので、たとえアーティストからの突き上げがあったところで想定内なのかもしれない。とはいえ、彼らが代表しているであろうアーティストですら、嫌悪感を示しているという事実は今後の音楽産業に何かしらの影響を及ぼしうるだろう。

1つにはアーティストのロビー団体から、レーベル批判の格好の材料にされるということ、あとはアーティストのメジャー離れを促進する、ということ。後者に関してはそれほど大規模に生じるとは思いがたいけれど、ファッションであれ、信念であれ、メジャー嫌い、メジャー不要の傾向は強まってくることが予想される。

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