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The Pirate Bayスポークスマン、サイトのこれからを語る

以下の文章は、TorrentFreakの「Pirate Bay’s Peter Sunde Discusses the Site’s Future」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Pirate Bay’s Peter Sunde Discusses the Site’s Future
著者:enigmax
日付:June 30, 2009
ライセンス:CC by-sa

The Pirate Bayがサイトを780万ドルで企業に売却すると発表した日、Tomas WennströmはThe Pirate BayスポークスマンPeter Sundeにインタビューを行った。インタビューは実に興味深いものであったが、それはまたP2Pコミュニティに更なる疑問を抱かせるものであった。

今日、Global Gaming Factory XがThe Pirate Bayを780万ドル(6,000万クローネ)で買収することが発表された。買収は2009年8月までに完了する予定で、その後、同サイトはコンテンツプロバイダーと著作権者に補償するための新たなビジネスモデルをローンチするのだという。

What's NextのTomas Wennströmは、The Pirate BayのPeter Sundeとのインタビューを録音することに成功したようだ。インタビューの中でPeterは、サイトがなぜ売却されたのか、そして同サイトの将来について少し触れた後、同サイトユーザに広がる失望についてコメントした。それは実に興味深いインタビューであったが、今、この出来事について考えているみなさんと同じように、更に多くの疑問が立ち上がってくる。

インタビューのキーポイントを以下に挙げていこう。

GGFがThe Pirate Bayに取引を持ちかけたのは数週間前である。TPBは、彼らが取り組んできたプロジェクトを「次のレベル」に進めるための企業として、GGFが適切であるかについて検討した。それは、The Pirate Bay自身では次のレベルに進むことは叶わないと考えていたためである。

PeterはGGFがTPBと同じ価値感を共有しているように感じているという。Peterによれば、TPBはこれまで数度、企業から買収話を持ちかけられたが、そのいずれもがTPBの理念を理解していなかったという。そうした企業が魅力に感じたのはTPBのユーザベースであり、それ以外の何物でもなかった。Peterは、たとえ企業がユーザベースの買収に関心を示したとしても、TPBの精神を引き継がない限りは、その価値は急速に低下してしまうだろうと話す。

インタビュアーのTomas Wennströmは、The Pirate Bayが上場企業になることはクレイジーだと思うと話す。それに対しPeterは、サイトのコンセプトは「超面白おかしい」だと考えているし、それこそがTPBチームがサイトを運営している主な理由の1つだと返す。Peterは、これまでTPBは財政的な詳細や誰が「どういった法的理由によって」何をしているかについて隠してこなければならなかったが、これからはどのように運営されているかについてはより透明性が求められる、さらに人々はファイルをシェアするだけではなく、シェア(株式)を購入することもできるようになるという。

Peterは、彼とTPBの設立メンバーが2006年の時点でサイトを譲り渡していたと説明する。Peterは名前こそ挙げなかったが、「彼」という言葉を使ったところから察するに、オーナーは1人の個人であることが推測される。

PeterはTPBがまだGGFの手には渡ってはおらず、同社はTPBに対して4週間のうちに資金提供を行わなければならないのだという。一体誰がその資金を引き受けるのかは彼にもわからないが、もしGGFが資金を提供できない場合には、すべては白紙となり、以前と全く変わらない状況に逆戻りすることになっているという。

Peterは、完璧な解決方法があったのだとすれば、ユーザがThe Pirate Bayを買収するための組織を設立することだったのかもしれない、という。確かに、以前のシーランド等々の買収の基金設立の一件などを思い起こせばこうした可能性はあったのかもしれない。しかし、これは今まで選択肢として提案されてはこなかった。このアイディアは、現在ユーザ間に渦巻く反発を考えれば楽観的と言わざるを得ない。

現在、TPBは小規模のDDoS攻撃を受けダウンしている。TPBのTiAMOがTorrentFreakに語ったところによると、同サイトのロードバランサーがクラッシュしたという。PeterはThe Pirate Bayを運営することは「割に合わない」と言い、その一例として3000万クローネの罰金を挙げている。なお、これと同額の現金が、GGFとの取引によって提供されることになっている。

Tomas Wennströmは、GGFがThe Pirate Bayの良さを捨て去り、すべてを台無しにしてしまうのではないか、というシナリオをPeterに投げかけた。つまり、現在のTPBのコンテンツを利用できなくしてしまうのではないか、ということだろう。

「それについてはよくわかりませんね。それが本当に起こりうるかもしれませんし、そうはならないかもしれません。ただ、何が起こるにしても、確実に何かは起こるんです。そしてそれは大きな変化でしょう。私はThe Pirate Bayが死に至るとしても、ただ死にゆくのではなく、よりよく生まれ変わるチャンスを手にしながら死に至る方がマシだと考えています。」

当面、The Pirate Bayメンバーは、新たなオーナーがサイトを管理する手助けを行う。更に、新たなトラッカーと新たなホスティングサービスがローンチすることになっている。

このインタビューはこちらからダウンロード可能だ。

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