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ドイツ、P2Pトラフィックの増加

現状ではBitTorrentが世界的なP2Pでのシェアを誇っており、それがeDonkey発祥のドイツでも見られた。企業系P2P自体の運営が厳しくなっている今、負けが決まったようなeDonkeyから、未だ闘争中のBTに乗り換えたって人も多いのかもしれない。


原典:Slyck.com
原題:German P2P Traffic on the Rise
日時:October 25, 2006
著者:Thomas Mennecke
URL:http://www.slyck.com/story1320.html

ドイツにおいては、ファイル共有が始まって以来、eDonkeyネットワークの拠点であった。それは、多数のインデックスサイト、最も人気の高い
eDonkey2000クライアント(eMule)のホームカントリーでためである。しかし、時代の流れは、この西ヨーロッパ最大の国で変わりつつある。

Ipoque(P2Pトラフィックのキャッシングを専門とするドイツの会社)の最近の調査によれば、BitTorrentは、プライマリなファイル共有ネットワークの選択として、eDonkey2000を凌いだ。Ipoqueは英国におけるCacheLogic社と同様のサービスを提供している。調査それ自体がセルフプロモーション(自己宣伝)のようなものであるけれど、それはドイツのP2Pシーンで起こっているいくつかの面白い傾向を明らかにしている。


この調査でもっとも特筆すべき点は、P2Pネットワークが今後も大量の帯域を消費し続けることを示してることだろう。Ipoqueによれば、P2Pトラフィックは日中でおよそ30%、夜間ではおよそ70%の帯域を消費している。これは2006年6月から10%の伸びを示している。
BitTorrentがプレミアムなネットワークとしてeDonkeyに取って代わったけれど、これら2つのプロトコルのトラフィックがドイツ全体の P2Pトラフィックの95%以上であると考えると、eDonkey2000はいまだヘビーヒッターである。Gnutellaは全体のたった2.24%、
FastTrackにいたっては、「その他」に分類されており、「その他」も1.54%であることを考えるとそれ以下である。


どんなファイルが、このようなトラフィックを生み出しているのだろうか?ブロードバンドが普及した後は、音楽に対する渇望が、ビデオに対する欲求に取って代わられた。Ipoqueによると、ビデオのダウンロードとアップロードは、すべてのBitTorrentトラフィックのおよそ70%を占める。また、ソフトウェアも非常人気があり、BitTorrntトラフィックの20%を占める。音楽ファイルは、そもそものサイズ(容量)自体が小さいため、全体の
7.79%にとどまる。


ビデオとソフトウェアが人気が最も人気があるように見えるが、これもそれほどあてにはならない。共有されたファイルの数で言えば、音楽はいまだP2Pの王であろう。Ipoqueは、BitTorrentのすべてのファイルの22.3%が音楽ファイルであることを示し、ついで21.2%で映画、15%でポルノ、11.5%でテレビと続いた。ソフトウェア(ゲームとアプリケーション)はそれぞれ7%と4.5%を示した。興味深いことに、ブロードバンドがドイツ国内において大幅に普及したとしても、小さいファイルのアプリケーションは未だに、BitTorrentにおける望まれるファイルのマジョリティである。


それで、Ipoqueはどのようにして、この情報を手に入れたのだろうか?CacheLogicのように、IpoqueはドイツのさまざまなISPネットワークに、トラフィックモニターを設置している。Ipoqueによれば、およそ100,000ものトラフィックの流れが匿名でモニターされる。「我々は特別なモジュール、PRXトラフィックマネージャを開発した。それをこの調査に参加しているパートナーの一部が彼らのシステム内に設置した。」とIpoque代表は語った。「このモジュールは、すべてのファイルハッシュと、ファイルハッシュごとの転送量を収集している。eDonkeyについても、(それらが潔白な状態で転送している)ファイル名を収集した。IPアドレスやその他、個人を特定するような情報などは一切収集されなかった。」


「それから、データを分類するために、半自動的な手順を行う-ファイル名のキーワード、拡張、web貯蔵庫にて提供されている分類などに基づいて行われる。」ドイツはこれまで、多数の著作権の強制の標的となっていた-2006年5月には、サーバーへのガサ入れ、IFPIによる訴訟キャンペーンが行われた。それでも、このことはファイル共有コミュニティの活動にほとんど影響を及ぼさないようだ。そして、それらの人たちは、これまで以上に外からの妨害なしに情報を共有すると固く決心しているようである。



P2Pトラフィックが増加しているのは、なにもドイツだけに限らないはず。日本でもP2Pによるトラフィックの増加に頭を悩ましている人は多いだろうし。ただ、日本の場合は、帯域規制で強引にP2Pトラフィックを減少させているところも多いけれど。海外でもそうなのかしらね?これに関しても、現状ではP2P自体が悪者(個人情報や内部文書の流出、違法なファイル共有などなど)にされているから出来ているだけで、これが適法に、そして活発に用いられるようになったら対応できるのかしら?・・・まぁ、適法な使われ方をすれば、今のような異常な盛り上がりはなくなるんだろうけどね。ちなみに我が家も規制されておりますよ@nifty。


それにしても、流通しているファイルの転送量や数の統計ってのは興味深いね。転送量としてはやはり、サイズの大きい動画のほうが多いけれど、流通するファイルの数としてはまだまだ音楽が多いということか。


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