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「スリーストライク」法が修正を経て再提出、フランス上院を通過

以下の文章は、TorrentFreakの「French Senate Adopts Revamped “3 Strikes” Anti-Piracy Bill」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:French Senate Adopts Revamped “3 Strikes” Anti-Piracy Bill
著者:enigmax
日付:July 08, 2009
ライセンス:CC by-sa

6月、フランス憲法の最高機関は、インターネットアクセスは基本的人権であるとしてHadopi法のスリーストライク条項を無効であると判断した。しかし本日、その悪名高きアンチパイラシー法が再び帰ってきた。修正を加えられた同法案は、たった今、上院議会によって可決された。「スリーストライク」が帰ってきた。再び。

当初、オリジナル版のHadopi法は今年5月に可決されたものの、フランス法最高権威の憲法院によって無効と判断され、同法案を推進してきたニコラス・サルコジ大統領は苦境に立たされていた。

憲法院は欧州議会と同様のスタンスをとり、ファイル共有ユーザに対するスリーストライクレジームは違憲であると判断した。

個人は公正な裁判を受ける権利を有しており、個人からインターネットを剥奪するにしても、裁判官のみが審理を経た後に命じた場合にのみなされるとした。

そして現在、同法案は修正され、再び姿を現した。修正版のHadopi法案では、ファイル共有ユーザのインターネット遮断を可能にする機関がHadopi機関から裁判所に変更され、裁判官に「スリーストライク」のケースを提示し判断させることで憲法院からの異議に対処している。ただ、それらのケースは1件につき5分程度のファースト・トラック判決とされる。

新たな構成は以下の通りである。個人が3度目の侵害警告を受けると、Hadopi機関はその違反者を裁判官に通告する。審理の後、裁判官は当該の個人に対し、インターネットからの遮断、最高30,000ユーロの罰金、または最長2年の懲役を科す。

また、ISP加入者は第三者よる侵害行為によっても訴えられ、その「過失」に対する責任を負う。そして、最大1,500ユーロ、4週間の遮断が科される事になる。

修正された法案は、本日フランス上院にて可決された。そして、数週間のうちに国民議会(下院)にかけられることになっている。

なお、Intellectual Propertyによれば、賛成189、反対142で通過したとのこと。

ほんと、まともな裁判を受けさせるつもりはないらしい。そこが馬鹿げてるというのに。

Trackback

帝国の逆襲~墓場から3ストライクが復活
P2Pとかその辺の話でフランスでの3ストライク法ことHADOPI法の復活を報じるエントリーがあいついで公開された。 先日のフランス憲法院での判決では海賊行為があったかどうかを裁判所ではない第三者機関が行うことでインターネットからの追放を求めるのは人権侵害で違
2009.07.10 15:07 | 肉団子閑居為不善
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Comment

匿名のPeerさん | URL | 2009.07.14 18:50
自動車で、スピード違反等に刑事罰じゃなく罰金や免停等の行政罰を課してますが、スリーストライクはどちらかといえば、
自動車の交通違反に近いことを著作権法違反にたいして行うって感じの、まあ妥協の産物って感じじゃないでしょうか?
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