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新生The Pirate Bayに元Grokster CEOが参加

以下の文章は、TorrentFreakの「Ex-Grokster CEO Teams With New Pirate Bay Owners」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Ex-Grokster CEO Teams With New Pirate Bay Owners
著者:enigmax
日付:July 16, 2009
ライセンス:CC by-sa

Grokster、そしてMashboxx(世界初の『革命的』なライセンスされたP2Pサービスとして2005/2006年に大きく注目されたが、ローンチすることはなかった)のCEOを努めたWayne Rossoは、現在、The Pirate Bayを買収したGGFを手を組み、「同社のモデルの促進」、サイトの合法化に取り組んでいる。彼によれば、音楽産業のメジャープレイヤーたちは、同社の見通しに「ワクワクしている」のだという。

2004年、Grokster、OptiSft(Blubsterの開発に携わっていた企業)の前CEO Wayne Rossoは、「P2Pの世界を新しくポジティブなやり方で一変させる」新たなプロジェクトに取りかかったとアナウンスした。このプロジェクトはMashboxxと呼ばれ、後にSony BMG、EMIとの提携にまで漕ぎ着けた。当時、Sonyとの「提携」は、P2P企業とレーベルとの初めての提携であると喧伝された。

では、Mashboxxはどのような仕組みだったのか?Rossoによれば、アプリケーションは当時の他のP2Pアプリケーション同様に機能する。ユーザは楽曲を検索し、アップロード/ダウンロードできるが、楽曲は電子指紋の付与されたWMAフォーマットの音楽ファイルで、それぞれおよそ1ドル程度で購入されることになる。また、同サービスはShawn FanningのSnoCapのデジタル指紋技術を採用していた。当時の説明によると、これらの楽曲は購入者のアップロード帯域を利用して、ネットワーク上の他のユーザに合法的に配信されることになっていた。

しかし、それが実現することはなかった。Mashboxxのウェブサイトは3年前から全く変化がなく、最後のプレスリリースは2006年のEMIが「現在開発中のピア・ツー・ピア(P2P)サービスMashboxxに全デジタル音楽カタログを提供」のままになっている。ローンチすることすらなかったMashboxxはP2Pのもう一方の犠牲者ともいわれ、同社に対する投資が不足していたために死に至ったのだと噂された。

しかし、2009年の今、Wayne Rossoはこれと類似した状況に再び舞い戻ってきた。GGFがThe Pirate Bayを買収し、合法化するというニュースが流れたとき、彼は他のほとんどの人と同じように、それを悲観的に見ていた。「こういう連中は、今後どんな問題にぶち当たるのかわかっちゃいないんだろう。」と思っていたのだという。

だがその発表から2日後、Rossoの電話が鳴った。電話をかけてきたのは、他でもないGGFのCEO Hans Pandeyaであった。Rossoは当初、Hansが何をしようとしているのか理解できなかったが、現在はよく理解しており彼のプランを「非常に独創的」であると話す。これまでのところ、Pandeyaのプランは、The Pirate Bayユーザのメディア消費コストをまかなうために、ユーザの帯域やコンピューティングリソースを利用するとされてきた。

「細かい話をしているきりがないが、今私はHansと共にそのモデルの導入、そしてThe Pirate Bayの合法化に向けて取り組んでいます。」とRossoは言う。「再びジョーズが帰ってきたんです。それほど多くの人がワクワクしてくれるとは思いませんけどね!」

そして現在、2004/2006年の光景の中で、Rossoは新生TPBの未来をもう少し確かなものにするために、コンテンツプロバイダーや世界的音楽シーンの「ビッグプレイヤー」との話し合いを進めている。Rossoによれば、そうした話し合いの相手となったプレイヤーたちはみな、サポーティブであるという。さらにRossoは、彼らがその提案に「期待している」とまで話す。

「彼らはこれがうまくいくと考えているようです。火曜日にもレーベルとの話し合いに参加してきたのですが、それは今まで経験したことのないものでした。彼らはファンタスティックでした。」とRossoは言う。

ご熱心なRossoは、彼が「本物のパートナー」と呼ぶ人々とともに取り組んでいくという。彼らは、RossoやGGFを「厳しく制約するのではなく、それが多様なアプローチを促す」のだそうだ。

現状では、現在のThe Pirate Bayユーザが新生The Pirate Bayのテストに参加してくれるかどうかすら不確かだ。しかし、Rossoは2004年以降でこれ以上ないほどに熱心で、そして楽観的である。

彼は音楽産業側のパートナーの態度を賞賛してこのように述べる。「それは実に素晴らしく、刺激的でした。まさに今、私は私のやり方で、音楽産業のパートナーたちに十分に信頼に足ることを見せねばならないのです。誰も足を踏み入れたことのない地に踏みだそうとしているのですからね。」

その結果がSFとなるのか、それとも単に嘆息に終わるのかは、依然不確かである。

Wayne RossoはGroksterの創設者であり、Groksterを離れた後に合法P2P音楽共有サービスとしてMashboxxを設立している。結局、サービスとしてローンチされることはなかったものの、それに関してはその他多くの合法性を高めたP2Pファイル共有サービスも同様で、Mashboxxだけがダメだったというわけではない。サービスの開始にまで漕ぎ着けたとしても、SpiralFrogのようにうまくいかず閉鎖に追い込まれているサービスもある。

Groksterといえば、Grokster判決が有名であるが、これはユーザによる違法ファイル共有の責任をP2Pファイル共有企業も負うことが明確にされた判決である。日本でも関係しているところだと、かつて人気のあったWinMXの配付・WPNサーバの停止は、この判決の影響を受けてのもの。

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