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スウェーデンISP、加入者の個人情報開示を拒否

以下の文章は、TorrentFreakの「Swedish ISP Disputes Weak Piracy Evidence」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Swedish ISP Disputes Weak Piracy Evidence
著者:Ernesto
日付:July 15, 2009
ライセンス:CC by-sa

スウェーデンのISP Ephoneは、オンライン調査を通じて同社加入者からの多大なる支持を得たことで、著作権団体に加入者の情報を引き渡すよう求めた裁判所の命令に対し、上訴することを決断した。Ephoneは著作権団体が提示した証拠を「根拠に乏しい」とし、加入者のプライバシーの保護を優先した。

スウェーデンの新たなアンチパイラシー法IPREDが施行されて以来初となる裁判は、アンチパイラシーロビー団体が望んだほどにはうまく進んでいない。同法律の目的は、著作権者がISPから著作権侵害容疑をかけられたファイル共有ユーザの個人情報をより容易に取得するというものだったが、現実にはそれとは若干異なることがわかった。

今年4月、5社の音楽出版社が、2000以上のオーディオブックを違法に保存していたとして、FTPサーバのオーナーの情報を開示するよう地方裁判所に求めた。しかし、それがプライベートサーバであり、オーディオブックは一般にアクセス可能なものでなかったにもかかわらず、裁判所はISP Ephoneに対し、同IPアドレスを使用していた個人の情報を提出するよう命じた。

Ephoneはその命令に応じることを拒み、上訴することを決定した。興味深いことに、同社がそうした決断を下したのは、同社ウェブサイトでのオンライン調査のフィードバックを受けてからであった。

合計20,000人以上が参加したその調査は、同社が上訴すべきかどうかについて問うものであった。その結果は、全く疑う余地すらないものであった。99%もの回答者が、上訴することを是とし、中には裁判費用の一部を負担しても良いというものすらいた。

EphoneのCEO Bo Wigstrandは、同社の経営陣が今後の方針について議論したが、彼らが本当に必要としたものは加入者からのインプットであった、と述べている。「それこそが、私たちの最終的な決定を後押ししたものです。」とWigstrandは説明する

加入者や市民からのサポートに加え、スウェーデン会員議員のKarl Sigfridも、Ephoneの上訴をバックアップしている。彼は以前、著作権者からの追跡を回避するためとして、自身の加入するISPに彼のIPアドレスとリンクする個人情報を削除するよう求めている

Ephoneによると、本件で著作権者が提示した証拠は、不完全かつ不十分なものであった。Ephoneの弁護士によれば、その大半はスクリーンショットとログファイルのみであったという。そうした根拠の脆弱さは別としても、CEO Bo Wigstrandは、加入者のプライバシーを保護するためであれば、できることはすべてしなければならないのだと述べている。

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