スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

メタリカのラーズ・ウルリッヒ、「Napsterを叩きつぶしたことを誇りに思ってるよ」

以下の文章は、TorrentFreakの「Metallica’s Lars Ulrich is Proud of Napster’s Destruction」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:Metallica’s Lars Ulrich is Proud of Napster’s Destruction
著者:enigmax
日付:July 18, 2009
ライセンス:CC by-sa

BPIのGeoff Taylorが、音楽産業はNapsterへの対処に失敗したと吐露してから数日、MetallicaのドラマーLars Ulrichはそんな後悔は微塵もなく、ファイル共有のパイオニアを叩きつぶしたことを誇りに思っていると語った。しかし彼は、Napsterの経営陣が、Metallicaを強欲なラッダイトのバンドだと仕立て上げてくれたことを賞賛してもいるという。

最近では、Napsterにうまく対処できなかったことを認めるのが、音楽産業の流行になっているようだ。もちろん、そんなことは10年前からいわれてきたことだが。

BPIのGeoff Taylorを初めとする一部の人々が、少なくとも後悔の一端を示す(必ずしもそれを受けての行動を伴うわけではないようだが)一方で、別の人々はファイル共有のパイオニアを叩きつぶしたことは正しかったと頑なに信じ続ける。

昨年、アルバム「Death Magnetic」がリークされた際、P2Pに対して思いの外、現実的なコメントをし、さらにごく最近ではそのアルバムを自らBitTorrentを使ってダウンロードしようとしたにもかかわらず、MetallicaのドラマーLars Ulrichは、Napsterを阻止しようとしたことに後悔はないのだという。

2000年ごろ、UlrichとMetallicaは、Napsterにて自らの全アルバムが流通していることを知り、アンチNapsterのスタンスをとったことで長年にわたって嫌われ続けてきた。

しかし現在、UlrichがKerrangに語ったところによれば、彼がNapsterの終焉に一役買ったことは正しい行動だったと話している。他の人々が若干の後悔を口にする昨今においても、そうした行動をとったことを誇らしいと語っている。

「Napsterに正しい態度を示したことは、俺にとって大した意味を持ってはいないよ。そいつが本当に正しいなんてのも証明されてるわけじゃないし。」と彼は言う。

Napsterの経営陣の話の中で、Ulrichは彼らが時代遅れのバンドを貪欲なロックスターに仕立ててくれたことを賞賛しているという。ただ、それはすべてShawn Fanningや彼の友人達のおかげというわけではなく、Metallica自身がその印象を育てるためのことを十二分にしたからだという。

「相手がそりゃあ見事なキャンペーンを張っているんだから、こちらも敬意を払わなきゃいけない。あいつらは俺やMetallicaのことを貪欲ロック豚野郎だの時代遅れのラッダイトだの言ってくれたわけだからね。」とUlrichは言う。

「でも、俺らがしたこと、俺らが叫んだことを誇りに思ってるよ。」と彼は付け加えた。

確かに、今日のファイル共有コミュニティはUlrichやMetallcaにもっと感謝しなければならない。彼らがNapsterを叩きつぶすために尽力してくれたおかげで、Napsterに代る数多くのアプリケーションを生み出すことに繋がったのだから。

個人的には、アーティスト自身が明確に違法ファイル共有を非難した、という点でLarsの功績は大きいと思っている。確かにファイル共有を許容した(支持ではない)方がかっこいいかもしれないけど、だからといって本心を隠してそういう風にふるまったとしてもいずれは問題を抱えることになる。

あと、MetallicaがアンチNapsterの姿勢を貫いたことで、その(一部の人にとっての)アンチヒーローぶりを利用してたってのも面白い。

それはともかくとして、TorrentFreakが最後に突っ込んでいるように、結局、Napsterの勢いをうまく受け止めることができなかったのが、今の状況を生んでいるともいえる。個人的には、それを責めるつもりはないし、結果的に悪手であったとしても当時それを予測できたわけではないだろう。でも、CCCDをとってもわかるように新たな潮流を促進するよりは抑制する戦略を採り続けたことが、結果的に今に至っているように思えるけれども。Napsterの時代の判断だけが間違っていた、というわけでもないだろう。

まぁ、Napsterが勝手に賽を投げたわけだから何とも可哀想なところもあるが、それがなければ今のポジティブな部分も実現していなかったかもしれない。もちろん、「if」の話だけどね。

Trackback

Trackback URL
http://peer2peer.blog79.fc2.com/tb.php/1515-8e10b206

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール
heatwave Author
:heatwave

RSS Jamendo twitter tumblr Creative Commons Attribution 2.1 Japan
ブログ内検索
記事リスト
最新の記事
全記事一覧
他所で書いてるブログ

P2Pとかその辺のお話@はてな

アーカイブ

カテゴリー
最近のコメント
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。