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Jamendo:P2Pを利用したフリーな音楽配信

クリエイティブコモンズにライセンスされたアルバムがダウンロードできるJamendoというサイトがある。このサイトはBitTorrentやeMuleを利用しているため、配信コストがほとんどかかっておらず、音楽を求めるユーザも、音楽を公開したいアーティストも、どちらも無料で利用できるという。ただ、配信だけにコストがかかると言うわけでもないので、多少の広告は含まれる模様。

追記
現在では、JamendoでのP2P(BitTorrent、eMule(ed2k))からのダウンロードは補助的なものとなり、主にブラウザ上でのHTTPダウンロード(いわゆる普通のダウンロード)に移行しております。今でもP2Pダウンロードは可能ですが、オプションで選択することになります。ただし、oggフォーマットはP2Pダウンロードのみとなっております。

MySpaceやLast fmもそうだけれど、個人的にこの流れはリスナーにとってよりも、アーティストにとってのチャンスが広がっているのだと思う。これまで大手のレーベルや出版社と契約でもしない限り、自分のローカルな地域以外に場所へのプロモーションなどほとんど不可能であったり、インターネットが普及したとはいえ、配信にはコストがかかったり、それをプロモーションするというのも難しかった。しかし、このようなサイトができて以降は、配信コストもかからないし、レコメンド機能やタグ、リンクによって、以前よりもプロモーションをしなくてもアクセスしてもらえる可能性も高まっている。今がんばっているアーティストの人たちには、是非このようなサービスを利用して欲しいと思う。そして、そのファンの人たちも、このようなサービスを紹介したり、自らもプロモーションに一役買うというのもいかがだろうか。

Jamendoのコンセプトは、

Jamendoはアーティストを彼らの音楽をプロモートし、公開し、そして対価を得るための新しいモデルです。

Jamendo上では、アーティストはクリエイティブコモンズのライセンスの下で音楽を配信します。簡単に言えば、リスナーが自由に音楽をダウンロードし、リミックスし、共有することをアーティストが許可するということです。それは合意の「得られた一定の権利」であり、新たな世紀にマッチしたものだといえます。

これらの新しいルールは、BitTorrentやeMuleといったP2Pネットワークを利用したデジタル配信という新しいパワフルな手段の利用によって、Jamendoにほぼゼロコストでのアルバムの配信を可能にします。

Jamendoユーザは、アルバムを発見し共有することができますが、またその楽曲のレビューをしたり、フォーラムでディスカッションをすることもできます。もし、お気に入りのアーティストが見つかったら、彼らに寄付をしてサポートすることもできます。

jamendoは、互いに繋がりあう唯一のプラットフォームです。

・アーティストを保護する合法的な枠組み(クリエイティブコモンズライセンスによって)

・全ての人にとって、音楽への無料、シンプル、そしてクイックなアクセス

・最新のP2Pテクノロジーの使用

・アーティストへのダイレクトな寄付の可能性

・テイストや他の基準(たとえば活動場所)による、リスナーの新たなアーティストの発見を助けるiRATEに基づく適応的な音楽推薦システム

特に目新しいコンセプトというわけではないにしても、このようなサービスが増えていくのはよいことだと思う。今後は、このようなサービス同士の競争が起こって、しばらくは混乱することもあるだろうけれど、最初はどんなサービスもそうだろう。長い目で見て、育てていくのがよいと思う。

今回はユーザ目線ではなく、アーティスト目線でこのサービスを眺めてみたい。

アーティストに対しての提言

jamendo内にパーソナルwebスペースを持てる、とか、創作物、オフィシャルサイト、フォーラム、写真、webギャラリー、ライブのアナウンス、リスナーによるレビューへのリンクなどもOKのようだ。他にも、複数の選択プログラムがあり、フライヤーの印刷、Paypalを利用したリスナーからの寄付の受付、プレスパートナーシップの申し込みが可能だという。これについては有料オプションなのかもしれないけれど、ちょっとよくわからなかった。

以下、jamendoのプラットフォームには3つの利点があるとしている。

排他的ではないプラットフォーム
jamendoで公開したとしても、アーティストは音楽の所有者のままであり、それ以外の手段を利用して配布することも一向に差し支えない。また、伝統的なCDセールスとも相補的な強い関係性を持つだろうとしている。
要は他のサービス、たとえばMySpaceなどでも公開可能ですよってこと。わざわざこう書いてあるのも、既存の音楽業界のやり方とは違うということのアピールかもしれない。まぁ、実際に全然違うわけだし。

ゼロコストプラットフォーム
アーティストに対してコストを求めることはない。というのも、P2Pを利用しているため、配信にかかるコストはゼロに近い、としている。それでも多少のコストはかかるので、webサイト内で控えめな広告の表示をさせてもらうとのこと。 配信にP2Pを利用していたとしても、webページの運営にはコストがかかるし、トラフィックもけっこうあるとおもうので、広告表示は致し方ないかと。それでも無料で利用できるのだから、広告は嫌だという人もそんなにはいないだろう。まぁ、そういう人は他の有料サービスなんかを利用してもいいかもしれない。

自由なプラットフォーム
jamendoはいつでも音楽の配布を停止できる、また、jamendo上での配信は、他のレコード媒体との将来的な排他的契約を結ぶを禁じることはないとのこと。
この辺も、既存の音楽メディアとは違うということの強調かな。少なくとも、jamendoでの公開は、考えているほど、かたっくるしくないよといった感じ。共有するのも、それを取りやめるのも、好きなようにしてよいよというスタンスなので、アーティストも気軽に利用できるだろう。

jamendoで公開することのメリット

P2Pというロケーションに左右されず、世界中の人に聞いてもらえるということもメリットだという。インターネット上の聴衆も伝統的な聴衆となんら変わりはない、と。むしろ、気に入ってもらえたなら、インターネットという媒体を活かして、ブログに書いてもらえたりといった利点もある。逆を言えば、へんな言動をしていたり、何かした人の感情を逆なでしたりするようなことがあれば、一気に広がるということでもある。まぁ、ほとんど有り様もないことだと思うけれど、Kula ShakerのClispian Millsのようにネオナチ疑惑で叩かれるということもある。まぁ、これは有名だったからなんだろうけど。少なくとも、公開した以上、世界中の目にさらされているということも、理解しないといけない。

さらに面白いというか、特徴的なのは、ネットワーク上に自らのアルバムをフリーで配布させることが、合法的なP2Pのモデルの構築にも役立ち、そのような行為自体が今後既存メディアから注目されることになる、それによって、あなたは公開することで認知される機会が増すのに加えて、音楽配信に対して成熟した見識をもつアーティストとしても認知されることになる、とのこと。まぁ、現在では権利権利でオープンな公開すらできない人が多数いる中、このようなフリーな配信を行うというのは、先進的であるともいえる。

それ以外には、クリエイティブコモンズにしたがって、4つのオプション、帰属表示、非商用利用、改変の禁止、共有条件の継承をそれぞれ定めることができるとしている。

もちろん、アーティストライクな設定にしないと、楽曲を提供してくれるアーティストも少なくなるというのもあるけれどね。それでも、このサービスを利用してリスナーを増やすというチャレンジは、しないよりもしたほうがよさそうだと思う。
メジャーレコードレーベルの作られた偶像としてのアーティストと、インディペンデントなアーティストと、これからはどちらが生き抜いていけるか、それはまだわからない。とりあえず、できることからやってみるというのも悪くはないかと。日本のサービスだけでなく、海外のサービスの積極的に取り入れていけば、1人でも多くの人に音楽を聞いてもらえるはずなのだから。

もし、興味を持ってもらえたなら、こちらから利用方法を参照して欲しい。画像つきで詳細に説明してある。もし、詳細な解説を希望されるなら、コメント欄にでも書き込んでくださいな。

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Ray Guntrip and Tina May
P2Pに関する質の高いブログを運営するheatwave氏から紹介されて聴いてみたら非常に良かったアルバムをご紹介。
2009.01.13 02:06 | サトニのたぶん季刊サト日記
jamendo メモ & カラオケでいいじゃん
音楽共有サービス jamendo。- Free and legal music downloads - Jamendojamendo 紹介記事。- jamendo:P2Pを利用したフリーな音楽配信 :…
2009.03.10 23:21 | 浦島雑誌
jamendoに参入しました
jamendo クリエイティブ・コモンズのライセンスを利用して、 世界中に手軽に自作音源を配信できるサイト。    KEIF MESA http://www.jamendo.com/en/artist/KEIF_MESA 以下のサイトなどを参考にさせて頂きました。 Jamendo wiki http://ja.jam...
2009.12.11 00:37 | KEIF MESA BLOG
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