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餌に食いついた海賊ユーザを釣って脅して儲けるビジネス

以下の文章は、TorrentFreakの「When Pirates Become Copyright Cash Cows」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:When Pirates Become Copyright Cash Cows
著者:Ernesto
日付:August 30, 2009
ライセンス:CC by-sa

もともと著作権法はコンテンツのクリエーターが自らの作品を保護できるようにするために書かれたものだが、最近ではファイル共有ユーザからお金を掠め取るために使われるようにもなってきている。ある追跡企業などは、海賊ユーザを引っかける『ハニーポット』を仕掛けるためだけに著作権を借り受けたりもしているようだ。

この数ヶ月のうちに、RIAAは2つの訴訟で大勝利を収め、それぞれ192万ドル67万5千ドルの損害賠償を掻き集めた。それと時を同じくして、しかしこちらは密やかに、数多くのファイル共有ユーザがパイレーツ『ハニーポット』としか表現できないような連中から連絡を受けていた

著作権侵害ユーザ追跡企業Digiprotectは、以前は「アダルト」パイレーツ専門のトラッキング企業であったが、その後あらゆる著作権者の作品の保護を請け負うようになった。同社は最大の利益を確実のものとするため、数年を賭して独自の海賊追跡戦略を作り上げた。

同業者のほとんどは決まった範囲での活動をしているのだが、DigiprotectのアカウントマネージャーThomas Heinが言うにはもっと別のビジネス戦略があるのだそうだ。少し前に行なわれたインタビューで、彼は潜在的なダウンローダーを追い詰めるために、同社がいかにして著作権を借り受けているのかについて説明している。

「私達は企業から映画を店舗に流通させるための法的権利を得ます。それらの権利があれば、私達は違法ダウンローダーを訴えることができるのです。その後、より利益が上げられる国を優先しつつ、できる限り多くの国で訴訟を起こします。」とHeinは言う。

そうして映画、音楽、ゲームを配信する権利を著作園舎から得たDigiprotectは、各種P2Pネットワークでそのファイルを共有する。あとはその餌に人々が引っかかるのを待つだけ。もし、誰かがファイルをダウンロードしようとすると、彼らはIPアドレスを収集し、彼らが提携している弁護士事務所を通じて法的措置を起こす。

もちろん、それが利益をもたらすものであれば。もしそうでなければ、Digiprotectは著作権者の権利を保護することはない。少なくとも、、Heinの説明によれば。「DigiProtectは固定した金額での契約はしていません。私達が利益を上げれば、みなが利益を得る、そうじゃなければみんなダメ。つまり、弁護士も、営業も、お客様も運命共同体なのです。どのくらい利益を上げることができるか、それがすべてです。分配はその後に行なわれますから。」

つまり、すべては金。

「私どもの成功レートは、すべての人が満足できるだけのお金を生み出すほど十分なものです。」とHeinは言う。「また、将来的にコンテンツを盗むのを躊躇させるのにも十分なものでしょう。ただ、請求する損害賠償額には注意しなければならないでしょうね。」

では、これはどれほどの「お金」が生み出されているのだろうか。どこに住む人々が訴えられるのか、という点だけではなく、請求される損害賠償額も重要である。

「我々のコストと、ライセンサーに支払う金額をカバーするだけの額を算出しようとしていますが、大体は500ユーロ(700ドル)というところです。他の企業はより多額の金額を請求しているようですが、裁判官はそれを嫌っています。裁判官に強欲者だと思われてしまえば、有利な判決は得られないでしょう。」

まぁ、まさに読んでのとおり。損害賠償額は実際の損失をベースにしたものではなく、すべての利害関係者(もちろん、疑われた海賊ユーザを除いて)に最大限の利益を保証する額を入念に計算して出されているのだ。ここでの本当の泥棒というのは、一体誰なのだろうかと思わずにはいられない。

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Comment

匿名のPeerさん | URL | 2009.09.08 04:49
アニメ権利者とか、正規販売より、P2P使用者を訴えて賠償金得る方が儲かるんじゃないでしょうか?
風評を気にする大手はともかく、中小のアニメ・エロゲ企業とか、法的手段で回収っていうビジネスモデルで、
従来より高い利益が出せる気がします
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