2009.11.10 Tue
デンマーク男性、違法にDRMを解除したと「自分」を著作権団体に通報
以下の文章は、TorrentFreakの「Anti-Piracy Group Responds to Media, Not DRM Breaker」という記事を翻訳したものである。
原典:TorrentFreak
原題:Anti-Piracy Group Responds to Media, Not DRM Breaker
著者:enigmax
日付:November 07, 2009
ライセンス:CC
by-sa
今週、とある男性が役立たずな著作権法への不満から、100本超の映画、テレビ番組のDRMを解除したとして、自らをアンチパイラシー団体に通報した。同団体はそれに対するコメントを公表したもののそれは問題の彼に対してではなく、メディアに対してであった。
怒れるデンマーク市民ヘンリーク・アンデルセンは、自分用のメディアセンターを構築するため、合法的に購入した100本超の映画、テレビ番組のDVDのDRMをを解除したとして、彼自身についてアンチパイラシー団体Antipiratgruppenに通報した
「今日の法律の下では、法を破らずにメディアセンターを構築することはできません。」と彼はTorrentFreakに話している。
「メディアセンターというのは、自分の所有するすべての映画、画像、音楽が1つに集約されている場所ですよね。それを構築するためには、映画のデジタルコピーは必須のものです。」
ヘンリークが彼がこうした行動をとった理由として、パーソナルユースのためのDVDのコピーは許されているのに、そうしようと思ってもDRMを解除することが禁じられている、という現在の法律に対する注目を高めることが目的だと語った。彼は送付した自白の中で、Antipiratgruppenに対し、彼に法的措置を講じる用意はあるのかどうかを12月1日までに回答するよう求めている。
Antipiratgruppenはヘンリークに対していずれ何らかの回答をすると公表した。が、ヘンリークがそれを知ったのは、メディアを介してであった。
「これは政治問題ですので、Association of Danish Videodistributors(デンマーク・ビデオディストリビューター協会)にも考慮してもらうよう、同協会宛に送付しております。それでも、ヘンリーク・アンデルセンさんには12月1日までに返答する予定ではおります。」とAntipiratgruppen弁護士のトマス・シュリーターはComonにコメントした。
シュリーターは、この種の侵害を証明することは一般的には不可能であるとした。
「本人が白状するのでもなければ、コピー保護装置を解除したことを証明できないでしょう。家々のドアをぶち破って、各家庭のメディア・サーバーにDRM破りのものがないかを調べるなんてことは不可能ですから。」と彼は言う。
Warner Bros Denmark代表で、Association of Danish Videodistributors会長のパウル・ダイロフは、来週にも会合を開き、この問題について警察に通報すべきかどうかを決定すると話した。
ダイロフはさらに、こうした出来事は初めてのことであり、この自白はメディアに注目されることを狙ってのものだとしている。それについてはヘンリークも認めている。
ヘンリークは「もちろん、これまで映画産業は法の意図にそぐわないことをしてましたし、だからといって文化相が法律を改正して(DRMを廃止してコピーをできるようにせよと)映画産業に強制することもないでしょう。だからこそ、メディアを通じてこの問題が認識されなければならないんです。」と説明した。
また彼は「文化大臣が法の解釈、法の意図するところに従わないというところに、この問題の本質があります。」ともいう。
12月1日までにはすべてが明らかになることだろう。
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怒れるデンマーク市民ヘンリーク・アンデルセンは、自分用のメディアセンターを構築するため、合法的に購入した100本超の映画、テレビ番組のDVDのDRMをを解除したとして、彼自身についてアンチパイラシー団体Antipiratgruppenに通報した




