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米国海賊党、2008年選挙の候補者、支援者を募集

冗談なようで本当にある、Piratesのための海賊党。ThePirateBayの母体Piratbyranの政治活動部隊とでもいったものかも知れませんが、本国スウェーデンでは、結構話題になった政党でもあります。そのアメリカ支部が再来年の選挙に向けて活動しているよというお話。これだけを聞くと、海賊野郎たちのお遊びに聞こえるかもしれないけれど、実際には本当に選挙戦を戦ったりしていたります。

原典:Slyck.com
原題:The Pirate Party Ramps up for 2008
著者:Steve Donaldson
日付:December 20, 2006
URL:http://www.slyck.com/story1366.html

スウェーデンのPiratpatietを基盤としたUS海賊党(The Pirate Party of United States:以後PPUS)は、2008年の選挙の候補者と草の根リーダーシップを捜している。2006年6月6日のPirateBay急襲によって引き起こされたPPUSの形成は、声明、またはUS海賊党のWebサイト上でのアナウンスによると、各地域の党の代表者を活発に捜している。

「2008年の選挙で全国区で、州内で、地域的に、いずれでもUS海賊党の『旗』の下で活動したい人たちは、委員会で承認されなければなりません。承認を得ることで、PPUSからの資金提供、運動の援助、投票の支援を受けることが出来ます。」

PPUS委員会は、David SigalとJoshua Cowlesによって構成されている。前者は、シカゴ大学コンピュータサイエンスの学生、後者はOshkosk大学の国際政治学部の学生である。

Brent AllisonとAlex Englishによって設立された海賊党アメリカ支部は、シンプルな哲学を持っている。「-政府は、抑圧するのではなく、創造力や自由を助成しなければならない」、そして、テレコミュニケーションと知的所有権を取り囲んでいる法律が政府によって打倒され、プライバシーを人々の手に取り戻すことを望む。

PPUSのWebサイトによると、正式な党員になるための登録には、2週から4週間ほどかかるという。そして本当のPPUSメンバーになるためには、(現時点では仮の)統一の目的を支持するという合意が必要になる。その目的とは、

・我々は、法律を破壊するのではなく、変えるために集う
・我々は、進歩を促進するために、著作権法を用いるよう努力する
・我々は、政府と私企業によるプライバシーの保護とその侵害の抑制に努める
・我々は、革新に報いる特許システムを目指す ・我々は、自らの所有するソフトウェアやデバイスのコントロールを失っている人たちに反対する
・必ずしも、各地域の支部によって行われる全ての活動が、全国海賊党の立ち位置を反映するものではない。

PPUSは設立後、1年とたってはいないけれど、組織化し、行動を起こすまでにはそれほど長い時間を必要としなかったようだ。Piratpatiet(海賊党本部)が成功したように、海賊党アメリカ支部もそうなるかどうかは非常に興味深い。現在スウェーデンでは、Piratpatietは緑の党と同じくらいの党員がいる。

PPUSは、2007年1月2日東部時間午後8時に、「大規模な」IRC会議を開催する予定だという。

で、ここが海賊党アメリカ支部のwebサイトです

まぁ、海賊党などというとおちゃらけた感じに聞こえますが、実のところ、結構本気で活動していたりもします。まぁ、主体は学生と言った感じもしないでもないですが、本国スウェーデンでは実際に全国選挙で善戦していたりもします。まぁ、善戦といっても総得票数の1%にも満たなかったのですが、選挙前の世論調査では4%ほどの支持も集まっており、党員数もスウェーデン緑の党に並ぶ9,000人に達しているそうです。なんともはや、彼らは本気で海賊をしているのですなぁ。

その背景としては、スウェーデンでは昨年、著作権侵害のダウンロードも違法にするという法改正を行っており、それに大反対するこの党が一躍注目されたとも言われています。まぁ、スウェーデンにおけるファイル共有ユーザはゆうに100万人をこえているとも言われ、そのうちの1割でも味方につけられれば、選挙でも勝ち目があったというわけです。ただ、実際の選挙では得票数は3万5千票あまり、総投票数の0.63%という結果に終わりました。さすがに実際の投票となるとまじめにもなるし、まじめな人が投票に行くわけだからね、世論調査とはわけが違うか。

ただこの結果は、海賊党の主張が、一部国民に支持されていたということから、他の少数野党が票を奪われることを危惧して、軒並み自分たちの政策を変え、海賊党の主張にあわせたものにした、ということもあったようです。また、当時の法務大臣は、ダウンロードも違法にするとした著作権法の改正や、ブロードバンドインターネットに対する新たな課税の見直しを協議する構えがあることを示したりと、海賊党の登場によって、少なからず政治に影響を及ぼしています。まぁ、その大臣の発言を許容できないと突っぱねたりもしたわけだけれど。

結果的には、議席を取ることも出来ず敗北したわけですが、設立後9ヶ月という短期間で(設立は2006年1月1日、選挙は9月20日)、党員数9,000人、得票数3万をこえるというは快挙だと自画自賛したり、P2Pファイル共有系のブログやサイトで賞賛されてたりもします。まぁ、確かにすごいよなぁ。

ちなみに察しのいい方は気づいているかもしれませんが、この政党はThePirateBayの母体であるPiratbyranと無関係というわけではないようです。創価学会と公明党みたいなものですかね。

で、その活動はスウェーデンのみならず、この記事にもあるように、世界中に広がっていきます。現在活動中の海賊党支部は世界15カ国にあるそうで、その大元が海賊党インターナショナルというそうです。

公式に認定されているのは、スペイン、オーストラリア、ドイツの支部であり、未認定ではあるけれどもアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ポーランド、イタリア、ロシアで活動が行われているとのことです。それ以外にも、オランダ、ブラジル、カナダ、スイス、ニュージーランド、セルビア、ルーマニア、アイルランドでの党の設立を議論しており、ペルーからも要請がきているそうです。

まぁ、そんな背景がありつつの、このアメリカでの総選挙を目指した活動をどうみますか?そして、海賊党日本支部を立ててみる気はありませんか?

参考リンク
The Pirate Party International
Wikipedia - パイレーツ党
Wikipedia - The Pirate Party(英語)
piratpartiet(スウェーデン海賊党)
The Pirate Party of US
TorrentFreak:Swedish Elections: The Pirate Party Sails On(実際の選挙戦の模様)

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