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オランダ:The Pirate Bay、トレントファイルの削除命令に控訴せず

以下の文章は、TorrentFreakの「The Pirate Bay Will Not Appeal Order to Remove Torrents」という記事を翻訳したものである。

原典:TorrentFreak
原題:The Pirate Bay Will Not Appeal Order to Remove Torrents
著者:Ernesto
日付:December 08, 2009
ライセンス:CC by-sa

先月、裁判官はThe Pirate BayにMininova同様の判決、つまり、『著作権を侵害する』torrentをウェブサイトから削除し、オランダのユーザをブロックせよ、という命令を下した。以前The Pirate Bay側の弁護士は、TPBの3人は控訴を検討していると話していたが、アンチパイラシー団体BREINによると、控訴は無かったという。The Pirate Bayは現在、2010年3月1日までに命令に応じなければならない。

オランダ市民のThe Pirate Bayへのアクセスを阻止せんと、アンチパイラシー団体BREINは今夏、3名のTPBトラッカー設立者を法廷に引きずり出した。BREINはこの裁判に勝利し、フレドリク、ゴットフリード、ピーターはオランダユーザをブロックするよう命じられたが、この判決に対し、彼らは控訴するとしていた。

当初の申し立てに対する判決では、法廷はThe Pirate Bayは著作物にリンクしているTorrentをすべて削除しなければならないと命じていた。

この著作物のリストはBREINから提出されるものになっており、Mininovaの裁判において下された判決と類似している。3名の被告はこの判決に応じるために3ヶ月の猶予を与えられ、応じない場合には被告それぞれに1日3,000ユーロの罰金が科せられることになっている

Torrentの削除に加えて、被告たちは、オランダ人ユーザが著作物にリンクするTorrentをダウンロードできるページにアクセスできなくするよう命じられてもいた。

The Pirate Bay3名の弁護士アーンスト-ヤン・ロウワースは当初、TorrentFreakに対し、彼のクライアントたちはこの判決への控訴を検討していると話していたが、本日のBREINのプレスリリースによれば、それは起こらなそうだという。

BREINは、現在、3名の被告の所在は不明であり、3名の弁護士でもわからないのだという。そのため、BREINはこの判決について通知するために再びTwitterを利用した。これが最終的な通告となる。今年初め、BREINはTwitterを通じて被告に申し立てを伝えていたが、それらの通知はThe Pirate Bay側に気づかれることはなかった。

現在、被告側は2010年3月1日までに裁判所の判決に従わなければならなくなった。彼らが実際に、指定されたTorrentを削除するかどうかは不明である。これまで被告らは、彼らがウェブサイトを管理または所有してはいないと主張している。

The Pirate Bayの判決に先立って違法なコンテンツにリンクするTorrentをすべて削除するよう命じられていたMininovaは、一般のユーザからアップロードされたTorrentをすべて削除するという選択肢以外を取れず、合法化への道を進んだ

では、The Pirate Bayも同じ道を選択するのか、というと、そんなことはあり得ないだろうなぁと思ったりもする。これまでノーティス&テイクダウンを受け入れてきたMininovaと、それを全く受け付けないどころかわざわざ「削除なんてするかよ、へへーん」と挑発までしてきたThe Pirate Bayが同じスタンスであるとも思いがたい。じゃあいっそのことおとなしく閉鎖するかというと、それも考えにくい。

この判決の具体的な内容についてはほとんど読めていないのだが、TPBに課された義務が『Torrentの削除』にあるのであれば、現状の状態を維持しつつ、それに応じることも可能ではないかなとも思えるところもある。先日、TPBは、もはやBitTorrentにトラッカー機能は不要であるとして、自らが運営するトラッカーを停止し、DHTやPEXへの移行を推奨した。と同時に、彼らはサイトにマグネットリンクを導入した。これは、サイトからのTorrentファイルの提供なしにダウンロードが可能になる状況を作り出すための布石であるとも考えられる。

判決の内容次第であるのだが、Torrentファイルを削除しつつ、マグネットリンクのみを残すことで、サイトの役割としてはほとんど変わることなく、しかし判決に応じることが可能となるのかも知れない。もちろん、そうなればリンクの是非が問われることになるのだろうが。

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